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【#ProcriarFilms】Vol.18 「クリアソン新宿での気づき」 杉浦拓也

今年30歳になりました、杉浦拓也です。

クリアソン新宿に入って8年目、当初はここまで続けているとは思ってもいませんでした。
あまりこういうアウトプットはしたことがありませんが、良い機会を頂いたので、クリアソン新宿での"気づき"を記載したいと思います。

■サッカーの面白さ

小学生から始めたサッカー。
当時所属していたチームのコーチに、「FWは本能でプレーしろ。」そう教わっていた。
それもあって、あまり考える事なく本能だけでプレーをしていた。
それでも中学生の時には、県のセントラルトレセンに選ばれるまでには上達していたから不思議だ。
(本能でプレーをしていたからか、当時のプレーはほとんど覚えていない。)

高校でも特に考えてプレーはしていなかったが、周りのレベルが高かったので、とにかく走った。
馬鹿みたいにボールに向かって走っていたので、当時の部長には猪みたいだなと言われていたのを覚えている。

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そんな本能だけでサッカーをしてきた私が、クリアソン新宿で考えてプレーをするようになった。
(もちろん、今までも少しは考えてサッカーをしていたが、それは表面的な思考だったと思っている。)

プロクリ(クリアソン新宿プロクリアル)は、本当にみんなが考えてサッカーをしている。
その中には独特な考え方すぎて、私には理解しきれない人もいるが、その思考の深さと質にいつも圧倒されている。

そんな環境でサッカーをしているからか、自分も考えてプレーをするようになった。

でも、これがなかなか難しい。
リアルタイムで色々な変数をインプットして、どのプレーを選択するべきかを判断することになったからだ。
極端に言うと、今までは「見る⇨動く」だったのが、「見る⇨考える⇨動く」になった。

なぜ、みんなはこの処理(「見る⇨考える⇨動く」)をすぐでできるのか。

個人的な結論としては、今までの思考の賜物だと思っている。
過去の積み重ねた思考や経験から、この処理が「見る⇨考える⇨動く」から「見る⇨動く」になっていて、
思考を極端に短く、もしくは省略することができているのだと思う。

こう書くと、今までの私の本能でやっていた「見る⇨動く」と同じように聞こえるが、全然違う。
彼らは言語化ができる。
なぜそのプレーをしたかを明確に説明することができる。
しかし、本能でプレーをしていた私は言語化ができない。
これは圧倒的な違いだと思う。

サッカーはチームスポーツ。なぜそのプレーをしたのかを仲間に伝えられなければチームプレーはできない。

しかし、今までの思考の賜物は私にはない。今まで考えてサッカーをしてこなかった(と言うより、考えることから逃げていた)ツケが回ってきたんだと思っている。
ただ、そんなレベルの現状でも、考えたプレーが成功したり、その考えを仲間と共有できた瞬間がある。
そして、今までとは違ったプレーをすることが増え、この歳になってもサッカーの新たな面白さを感じている。

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■偉大な先輩達の凄さ

少し話は変わるが、
私がクリアソン新宿に入った理由は、「人に惹かれた」からだ。

最初に練習に参加したのは、大宮けんぽでの練習だった。
高校の先輩(高山さん)に誘ってもらい、草サッカーぐらいなのかなと勝手に思って参加したが、全く違った。
めちゃくちゃ走るし、めちゃくちゃ声出すし、めちゃくちゃ闘っていて、圧倒された。
結果、自分だけ練習の途中で足をつって、離脱していた。。

仕事と家族がありながらも、平日の夜にフィジカルトレーニングをして、
金曜日に接待があっても、土曜日の朝からこんな激しい練習をして、昇格に向けて必死に取り組んでいる姿を見て、
素直に凄いなと思ったし、こんな社会人になりたいなと思ったことを覚えている。

そして、今当時の先輩方と同じ世代になった。
同じような環境、年齢になって、また感じる先輩たちの凄さ。
今の自分はどうだろうか。あの時の先輩たちのような社会人になれているのだろうか。。

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そして、先輩達と成し遂げたかったが、成し遂げられなかった1部昇格。
それを7年も繰り返している。今年で東京都2部リーグ8年目。
また同じ1年を繰り返さないために、

闘います。
走ります。
声を出します。

応援よろしくお願いします。

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2022/06/05 杉浦 拓也

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