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【#ProcriarFilms】Vol.6 「Stereotype」 佐々木太郎

クリアソンファミリーの皆様、はじめまして。
昨年度、CriacaoShinjukuProcriarに入団しました佐々木太郎です。
昨年は、オフィシャルの場における”入団の挨拶”なるものがなかったため、この場を借りてご挨拶させていただきます。

今回は”自分自身について掘り下げる企画”ということで、今考えていることについて書きたいと思います。よろしくお願い致します。

〜以下本文〜

”Stereotype”という言葉を聞いた事がある人は多いであろう。
意味は”固定概念・先入観・思い込み”である。
今回はこのステレオタイプについて一筆走らせて見ようと思う。

近年、最強のフットボールチームと言えばどこを思い浮かべるだろうか?
ペップ・グアルディオラが指揮を執る、マンチェスター・シティだろうか。前人未踏のブンデスリーガ10連覇を成し遂げたバイエルン・ミュンヘンだろうか。リオネル・メッシを加えて新銀河系軍団を形成しているパリ・サンジェルマンだろうか。
勿論、フットボールを愛する者なら誰しもが、自分が応援していて思い入れのあるチームこそが最強だと考えていることだろう。

だが、今季、明白に最強への道に挑戦しているスーパーなチームがいる。それは、プレミアリーグでマン・シティとしのぎを削るリバプールFCだ。
彼らは今季、カラバオカップ(日本で言うルヴァンカップ)を制し、プレミアリーグでは現在首位と勝ち点1差の2位。FAカップ(日本で言う天皇杯)では決勝進出、欧州CLでは準決勝進出と史上初の4冠へと向けて邁進している。直近の公式戦ではほとんど負けておらず、仮に4冠を達成しようものなら、名実ともに世界最強のフットボールチームとして認められるであろう。

リバプールの強さはどこにあるのか?
多くの有識者は分析する。

強固な守備?圧倒的な攻撃力?類まれなるスピード?異次元の運動量から生み出される高いインテンシティ?

有識者が言うように、これらの要素はすべて間違いなく今のリバプールを支えているであろう。

そのような中で、ひとつの興味深い分析記事を見つけた。
https://die-acht.theletter.jp/posts/98de89c0-b8cf-11ec-a4c1-a7582e9b97a1

この記事は、プレミアリーグにおいてミドルシュートのブロック数が2年連続最下位であるリバプールの守備について着目した記事である。

詳細については割愛させていただくが、簡単にまとめると、相手がシュートを打つ際には少しでも身体をボールに寄せてブロックを試みるというサッカー経験者であれば誰しもが知っているような原理原則に対して、相反するような守備戦術をリバプールは取っているのではないか?という問いに対して様々な角度から分析をしている記事である。
※興味がある方は無料で読めるのでリンクから飛んで是非読んでいただきたい

この記事をわざわざ取り上げた理由は1つだけ。Stereotypeは時に自分の進化・成長を阻害しうるということである。

リバプールは、守備における固定概念を破壊するような取り組みをし、先述したような偉業を成し遂げるまであと1歩のところまできている。

自分自身、ほぼ24年生きてきた中で、様々な経験をし自分なりの価値観を形成してきた。だが、そこからの変化を恐れた瞬間に、人の成長は止まってしまう。
正直な話、社会人1年目の自分は学生から社会人への環境の変化という今までの人生の中で1番大きい変化に対し、自分を変えることを無意識に拒んでいたかもしれない。

フットボールが中心ではなく、仕事が中心となる生活。好きなように好きなだけサッカーをやる時間はなく、仕事という責任を果たしてこそ自分が好きなことをやれる。
もしかしたら、”自分にはフットボールしかない”というStereotypeに囚われてしまっていたのかもしれない。

正しく、”成長が止まってしまった”と感じた1年であった。

この4月で社会人2年目。クリアソンでの活動も2年目を迎える。自分の”真価”を問われる年である。
新しい変化、感情、情報、思惑、概念を受け入れ、自分の力にできたとき、誰もが考えもしなかった進化を見せることができるかもしれない。

リバプールも未だ誰もが取り組みもしなかった戦い方で前人未踏の偉業を成し遂げようとしている。
リバプールのように、自分もStreotypeを壊して、進化を続けていこうと思う。

追記:
Amebaブログで日頃働いている私にとって、noteへの投稿は少々危ういですが、そんなStereotypeもぶっ壊して行こうと思います。

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