マレーシアの社会問題について

私は昨年の夏に1ヶ月間マレーシアに滞在してたのですが、そこで実際に見た社会問題についてSDGsの10である人や国の不平等をなくそうという目標に絡めて説明していきます。

まずマレーシアの概要です。
マレーシアは東南アジアに位置する国で首都はクアラルンプールです。面積は33万㎢と日本とほぼ同じです。言語はマレー語、英語、中国語と様々な言語が使われていて、宗教も同様にイスラム教、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教と様々な宗教の方がいます。

今回問題点として「貧富の格差」「環境問題」の2点をピックアップしました。

まず貧富の格差についてです。
先ほど述べたように、マレーシアは様々な人種の方がいます。グラフの通り60%がマレー系そして30%が中華系いわゆる華人と呼ばれる人、8%がインド系、となっています。この中でも華人である人は中国語を話せることや元々のルーツが中国なので中国・台湾からの収入源があります。そのためマレーシアでの裕福な層はほとんど華人の方なのです。
反対に人口の半分以上を占める人マレー系は華人の方の2/3以下のGDPで生活している方が多いです。

このような貧富の格差から様々な問題が生じます。
実際に私が滞在している間で、物乞いをしている子供やホームレスで外で生活している人や、スリを目にしました。スリでは実際に被害には合いませんでしたが、被害者の方はスられるだけでなく、暴行を加えられた方がいました。

次に環境問題についてです。
今回はマレーシアのヒンドゥー教の聖地である「バトゥ洞窟」を例に挙げて説明していきます。

この写真は私が実際に撮ったものです。
周りを見てもゴミ箱はここしかなく、ゴミ箱に入れられなく溢れていました。また全く分別もされていませんでした
有名な観光地でもあるにも関わらず、ゴミ箱が足りていませんでした。宗教的な場所なので、もっと綺麗にされるべきだなと感じました。


マレーシアなどの東南アジアは近代化が進み、発展してきている!と世界にも認識されています。しかし、それは表面だけにすぎないなと思いました。
都心部だけでなく人や環境に関わる部分にもっとフォーカスされるべきものがあるということが分かりました。
今回はマレーシアを紹介しましたが、これは一例に過ぎず、他にも東南アジアなど様々な地域で見られることだと思います。

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