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日本におけるフードロスについて

はじめまして!私は、SDGs目標12である「つくる責任つかう責任」に注目し、「日本におけるフードロス」をテーマに日本と海外の現状の違いや、企業や私が所属しているサークル、SHANTI SHANTI内での取り組みについてお話していきます!🍚


なぜフードロス削減は必要?


近年、世間では「フードロス」「食品ロス」といったキーワードが広く使用されています。このようなフードロスを削減するための大きな理由とは何なのでしょうか?
フードロスを放置してしまうと、大量の食べ物が無駄になるだけではなく、環境悪化や将来的な人口増加による食料危機にも適切に対応できない」ということが理由のひとつとして挙げられます。日本は先進国であり、基本的に食べ物には困っていないように思われますが、途上国を中心に8億人以上の人々が十分な量の食料を口にできず、栄養失調で苦しんでいます。

日本ではどのくらいのフードロスがあるの?


FAO(国際連合食糧農業機関)の報告書によると、世界では食料生産量の3分の1に当たる約13億トンの食料が毎年廃棄されています。日本でも1年間に約612万トン(2017年度推計値)もの食料が捨てられており、これは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量。日本人1人当たり、お茶碗1杯分のごはんの量が毎日捨てられている計算になります。

食品ロスの現状を知る:農林水産省 (maff.go.jp)

「日本人1人当たり、お茶碗1杯分のごはんの量が毎日廃棄されている」と言われると、日本におけるフードロスの量が実感を持ってわかるような気がしませんか?あなたの家においては、どのくらい食料を毎日廃棄していますか?適切な量を購入し、食料の消費期限などを管理し、適切な量を摂取していくことがまずフードロス削減における一歩であるということがわかるかと思います。

取り組み

企業

・良品計画「フードドライブ」

食品ロス削減のため、無印良品では各地域の自治体と提携し「フードドライブ」の活動をはじめています。家庭で余っている賞味期限間近の食品(缶詰・レトルト食品・乾物・乾麺・飲料・調味料等)を店舗で回収し、フードバンク団体を通じて、地域の福祉団体や施設などへ提供する取り組みです。2020年12月にオープンした無印良品 東京有明にて開始し、2023年8月末時点では実施店舗数が91店舗に拡大しています。

数字で見るサステナビリティ | 株式会社良品計画 (ryohin-keikaku.jp)

・セブンイレブン「エシカルプロジェクト」

販売期限が迫ったおにぎりやお弁当などに、緑色のシールを貼っています。
すぐ食べるなら手前から商品を取って頂くことで、いつもの商品が「環境に配慮した選択ができる」商品に。

食品ロス削減のためエシカルプロジェクトを推進しています!|セブン‐イレブン~近くて便利~ (sej.co.jp)

セブンイレブン店頭で、緑色のシールが貼られている商品を電子マネーnanacoで購入すると、セブンイレブン店頭価格(税抜)に対して、5%のnanacoポイントが付与されるというような取り組みであり、フードロスに対応していきながらも、自社の電子マネーであるnanacoの普及を狙ったプロジェクトであり、顧客、企業ともにメリットのある取り組みであると考えられます。

企業は社会的に問題視されているフードロスという問題に取り組んでいくような姿勢が、世間から求められていく立場であり、自社の強みを生かしながらそのような声に対応していく必要があります。

SHANTI SHANTI

私が所属しているSHANTI SHANTIにおいてもこのような「フードロス削減」に関連した取り組みを過去に行っているため紹介させていただきます!

・はらぺこかなむし

「はらぺこかなむし」とは2020年度の春チームとして半年間活動していたチームであり、食に関するボランティアやMTGを通して、食に対する関心を高め、フードロスについて考えていました!
コロナ禍において活動は制限されながらも、フードロスに関連したサラダなどの食事の付け合わせがいらない時は必要がないというような旨を伝えるといった「NO THANK YOU」運動などを取り上げ、フードロスに対する問題意識を大学生の目線から発信していました。

・ぷらいむ

「ぷらいむ」とは2021年度の春チームとして半年間活動していたチームであり、廃棄物を分解・融解などをして原料や燃料として有効活用する「リサイクル」とは違った、廃棄物や不用品をそのまま生かし新しい価値をつけた製品にするという「アップサイクル」の一環として、コーヒー豆の搾りかすからコーヒー石鹸づくりを行うワークショップの開催などをしていました!カフェバイトをしているときにコーヒー豆の搾りかすを見ていて問題意識を持ち、このような活動に至ったそうです。

大学生というSNSを利用している人が多い層がこのように活動を発信していくことは、フードロス削減の意識を高めていく効果的な活動のひとつであると感じました。

まとめ

稚拙な文章ながら、ここまでご覧いただきありがとうございました!😊
自分自身、フードロスに対して現状やそれに対する取り組みについてまだまだ知らないことも多かったのですが、フードロス削減に対して社会全体での問題意識が必要になってくる今、このようにフードロスにたいしてまとめていくことは、大学生の私にとって何をすべきか考え直す良いきっかけとなりました!
この記事がみなさんにとってもそのようなきっかけになれば、と思います。ありがとうございました!!

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