期待する、ということ

期待してもいいことはないと思っていた。期待をすると、期待に応えてもらっても当たり前、裏切られたら嫌な気分になる。期待をしなければ、何かしたり成し遂げたらいい気分に射せてもらえる、裏切られてもそれがもともと。期待しないと生きやすい。

最近気付いたんだけど、どうやら自分は他人の期待に応えたいと思うことがあるらしい。それがどんな期待でも。「どうせこんなだろ」と言われればそんなもんで仕上げる。実際はそうじゃなくても、その人がそう思ってるならそのままにしておこうと考える。逆にどんなに無茶な期待でも、かけてもらったらついやってみたくなる。

とはいえ、そこまで自分が他人の期待に敏感だとは思えない。したくないことは割りとしないし、期待なんてなくても勝手にやることもある。もう少しだけ期待を気にしてみよう。そしたら本当に期待に応えたいと思ってるのか分かるだろう。

さてさて、負の期待に応える癖も来週のゴミの日に出しておこう。期待を裏切ることの楽しみを覚えたら景色が明るくなりそうじゃないか。そしたら良い期待もふりかかってくるかもしれない。

本題はここから。
期待されないで能力が発揮されてない人もいる気がする。能力が余ってるならなおさらのこと。これからはそんな人に期待をかけてみようと思う。というかそんな人かどうかなんて分かる訳無いんだからとりあえず、期待をかけてみよう。

忘れてはならないことがある。期待するといいことがない。だから、真の期待はしないでおこう。抱いてる期待よりも一回りも二回りも大きい期待をしよう。そんでもって期待の中身はどこかのコインロッカーにでも預けよう。

はて、どうなるのだろうか。じっくり様子を見てみることにする。何か体感したらまた「期待」について考えよう。

あなたは、どんな期待をしてますか?

ではでは

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