アイデアは数を出せなくてはならない
アイデアを出すことは軽視されがちだ。
出すことが得意な人が出せばいいのであって、自分は別のことをすれば良いと思っている人が存外多い。
「もっとアイデアを出して」と言うと、え、そんなに、と言われてしまう。そんなに出せることが重要なのだ。
アイデアはどんな場面で必要になるのだろうか
「アイデア」と言うと、何かクリエイティブなことをするときに特有な気がする。新しくポスターを作るとき、音楽やイラストを作るとき、「ブレストして」と強要されたとき、新しくプロジェクトを始めるとき。アイデア出しは大抵特殊な状況で、限られた場合にしか行われないように思う。
【デジタル大辞泉】
アイデア
1。思いつき。新奇な工夫。着想。
2。イデア。観念。理念。
まあここでは1の意味で使っている。場面は限定されていない。
今日のご飯は牛丼にしよう、も、
今日は卵トッピングしよう、も、
ちょっと寄り道して帰ろう、も、
どれもアイデアじゃないか。
アイデアはどんな些細なものもアイデアだ。
使えなくたってアイデアは出さなくてはならない
アイデアを数を出せても意味がない。使えなくては意味がない。と言う。
確かにその通りで、使えないアイデアや非現実的なアイデアはあっても意味がない。それでも、非現実的なものも含めて、数を出せることに意味がある。使えないアイデアも出し続けていれば、使えるアイデアを出す能力も伸びてくる。
アイデアが使えるかどうかは、出してみないとわからない。出してみたら意外に良いかもしれない。だからとにかく出さなくてはならない。
アイデアの出し方にもアイデアがいる
最初に、とにかくアイデアを出すことを求められると、手が止まる。どうやったら良いかわからないのだそうだ。何事も初めてで順調に進むことはない。初めてなら初めてなりの行動をとる必要がある。
ならどうしたら良いのか。
初めてなりってなんなのか
アイデアの出し方は練習次第である。だから初めてならアイデアの出し方を身につける必要がある。つまりはアイデアの出し方のアイデア。
でも、アイデアの出し方のアイデアなんてない?だったら仕方ないな、アイデアの出し方のアイデアの出し方のアイデアを出したら良いんじゃない?
それだと終わりがない?どこまでいってもどうしようもない?
じゃあ諦める?
アイデアは外注できる
どうしようもない時には鉄板の解決法がある。
google先生に尋ねることだ。
意外に身近に優秀な先生がいることを見逃している人が多い。
とりあえず調べる。とにかく調べる。
調べたことがないなら、「調べ方」とか調べたら良いんだよ。調べられるようになる。
アイデアは各所で必要になる。その中には、自分で到達するには困難極まるアイデアも無数に存在する。そんな時にはアイデアを外注したら良い。何も自分が思いついたものだけがアイデアではない。そもそも、99.9999%のアイデアはすでに他の人に考えられている。きにすることはない。今の時代は便利なのだ。どこにでもアイデアが転がっている。必要に応じて外注したら良い。
量が質に転化する
量が増えれば増えるほど、最終的に収束するものの質が高まる。
アイデアの数だけ、結果が磨かれるのだ。
理由を説明するのは難しい。経験則によるところが大きい。
それでも、なぜかといえば、
数があることで、考えるべき要素が漏れなく整理されるからだ。
だから、質が欲しければ数も自ずと必要になる。
とにかく、アイデアを出せることは重要だ
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