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涼し気で上品な花・ベニスジヤマユリ

ヤマユリの変異種で非常にまれながら花弁の模様が赤くなっているものがあるそうで、ベニスジヤマユリと呼ばれています。
このベニスジヤマユリが咲いているという大船フラワーセンター(県立の植物園)のインスタを見たので早速見に行ってみようと思い立ちました。

このインスタの記事では「ベニスジヤマユリの品種もの」と書かれていて、以前この植物園で見たベニスジヤマユリとちょっと違うように思えました。
それでも美しく咲いている写真だったので「品種もの」でもいいので見に行くことにしたのです。
植物園では今は蓮の花が咲いていてそこには人がけっこういたのですが、それ以外ではちらほらと見かける程度の人しかいません。
ということでかつて見た場所あたりをじっくりと探し回ったら、一株だけ咲いていました。

一株だけ咲いていたベニスジヤマユリ

周りにはもう終わったと思われる花や、まだ蕾の状態のものもありましたがきれいに咲いているのはこれだけでした。
よく見ると普通のヤマユリユリよりも上品に見えます。
美しくもあり、上品さを備えた花ですね。
さてさて、インスタに載っていた「ベニスジヤマユリの品種もの」というのはどこに咲いているのか。
あちこち探し回ったら全く違う場所に咲いていました。

ベニスジヤマユリの品種もの
木漏れ日が花弁に当たって妖しく美しい

ううん、やっぱり少し違うな。
こちらは上品というより妖しい美しさだな、なんて思いながら鑑賞しました。
ここのベニスジヤマユリは25年ほど前に横須賀で発見されたものから組織培養して開花させることに成功したということです。
突然変異などでできた植物を復元させるのはすごいことですね。
園内をぐるりと回って植物園のゲート近くで今度は鉢植えのベニスジヤマユリがありました。
鉢植えでも育てているんだ、と驚きました。

鉢植えで咲いているベニスジヤマユリ
豪華で上品な花ですね。

暑い中でも少し涼しく感じるいい花ですね。


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