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ワイドな景色が相応しい上高地

5月31日、6月1日の二日間歩き回った上高地で、ガイドブックや案内冊子などでよく出てくる場所をiPhoneのパノラマ機能を使って撮影しました。
写真をクリックして少し大きめで見ていただくと美しさもほんの少し増加すると思います。

① まずは上高地に着いたら必ず通る場所、河童橋の手前からのパノラマです。
誰でも見たことのある景色ですよね。

5月31日午前9時前の河童橋
まだ人が少なくてどこから写真を撮ってもそれほど人が邪魔にならない時間帯です。

② 河童橋から2時間ほど歩き、もう間もなく徳沢に到着するという直前の梓川が広がった場所です。
明神岳と前穂高岳の険しい岩稜が正面に見える迫力のある場所です。

前穂高岳と明神岳の岩稜が目の前に見える梓川河畔です。
徳沢へはあと少し。

③ 徳沢の新緑です。徳沢はニリンソウの大群落が広がるかつての牧草地です。大変残念なことに、今回はニリンソウがほぼ終わってました。
昨年や一昨年はまさにこの時期がピークだったんですが。

徳沢の新緑。眩しいほどの緑が広がります。
左に見えるのは徳沢ロッジで徳沢にある2件の宿泊施設の一つです。
いつもこの時期はニリンソウの大群落が広がり大変感動するのですが、今年はニリンソウの開花も早かったようですでに群落は見られませんでした。

④ 早朝のの田代湿原です。
私はこの場所が好きで、上高地に行ったらまずは間違いなくここへ行きます。梅雨の最中の晴れた日などは最高で、レンゲツツジやミツガシワなどが咲き、きれいな湿原がさらに美しくなる場所です。
また、穂高連峰はここから見る方が河童橋周辺よりも私は好きです。

穂高連峰を背景に美しい湿原が広がる田代湿原
大変気持ちのいい場所です。ここも観光客がガイドブックを見ながら来るところなので、早朝の人のいない時間帯が最高です。

⑤ 田代池は、沢の水がせき止められて池になったということですが、池というよりも大きな水溜まりみたいに浅い池です。ただ、透明感抜群。
田代湿原から池に向かうと背景に霞沢岳が壁のようにそびえ、池や湿原の美しさを引き立ててくれます。私はここも好きです。

田代池は浅く、沢の水がゆったりと広がった場所です。
早朝は鳥の鳴き声もにぎやかで、癒される場所です。

⑥ 岳沢湿原は、河童橋から10分程度歩くと到着する場所です。
ここは前穂高岳の直登ルート、岳沢登山道がありますが、岳沢の水が緩やかに広がり、鳥の憩いの場所となっているようです。
今回は河童橋から近いこともあってか、観光客が多くいて、写真を撮るのもたいへんでした。

岳沢湿原は独特の雰囲気を持った鳥の多い場所です。

⑦ 梓川が大きく見える場所です。 
河童橋から大正池方向に向かって梓川沿いを歩いていくと、梓川が大きく曲がる場所があります。その位置から穂高連峰を見ると前面に梓川が大きく広がるように見えて、変化した景色となります。
多くの人が歩いているのですが、意外に立ち止まらず過ぎ去っていきます。
私はここの景色もお好みの景色の一つです。

梓川が大きく曲がる場所。梓川が広がって見えるちょっと変化ある場所です。

どこで立ち止まっても上高地は素晴らしい景色なのですが、特にこの場所はパノラマにいいのではないかと思う場所で撮影してみました。


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