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前立腺生検を受けて

昨年、前立腺生検を受けた記録と受けたら変わったことをお話します。
先に結果をお伝えすると幸い検査クリアで2021年4月再診の予定です。

私が生検を受けるきっかけは2018、2019年10月の健康診断でPSAの数値が高いと指摘されたことで、グレーゾーンながら病院で検査するよう指示を受けました。

最初は近場の少し大きい総合病院、「PSA高いからって心配ないですよ、たまたまって事もありますから。3ヶ月後の検査しましょう、下がってますよ。」との医師言葉に安心感とともに面倒くさいなと正直なところ思いました。

3ヶ月後、再度PSA検査しましたが変わらず。この後はどうすればいいんですかと訊ねると「生検になりますが、うちでは出来ません。紹介状を書きます。」ウソーやん、たまたまだって言ったじゃないの〜と急な手のひら返しに気持ちもそぞろ

紹介状を手に2週間後、生検すべく病院へ
経緯説明とともに再検査も結果は当然変わらず。その日に生検検査の説明を受けました。生検方法とともにグレーゾーンだけれど年齢的には基準値はもう少し下げて考えた方がいい、発見されるのは3割ほどだと説明されながら、痛いだろうなとか恥ずかしくポーズだなとはぼんやり考えていましたが
「どうされますか?」と医師に質問されると「受けます」と即答しました。

2020年5月1日生検前検査を予定していましたがコロナ禍。
県を跨いでの移動は控えるようにとの知事の発言もあり、いま病院に行くのはとの家族の声もありキャンセル。正直、目の前から遠ざけられてホッとする気持ちも半分。

でも在宅の機会が増えたことで調べる時間は十分に
病院で医師は「がん」という言葉は言わないものの、グレーゾーンも3割程度発見されるという言葉が重くのしかかってきます。
ようやくコロナも収まりかけていた8月予約を取り、9月生検前検査、10月15日から3日間の検査入院をしました。

期末、期初ということもありスケジュール調整のために入院を説明すると、相手の反応で自分の置かれている状況を再度自覚する機会が多く早く結果が知りたいと思うようになっていました。先の見えない状況はストレスが一層強くなります。

冒頭でお話しした通り検査を無事終えましたが、時間が限られていることを実感して、気になっている長男のこと、親のことに向き合わないと思うようになりました。そのためには心身ともに元気でいないとと考えるようになりました。

これから私の気になることに取り組む様子を記録したいと思います。
また、生検検査についても参考にして頂けるならお知らせしたいと思います。


PSA検査(国立がん研究センター がん情報サービス)
『PSA検査は前立腺がんを早期発見するための最も有用な検査です。がんや炎症により前立腺組織が壊れると、PSAが血液中に漏れ出し、増加します。血液検査でPSA値を調べることによって前立腺がんの可能性を調べます。

PSAの基準値は一般的には0~4ng/mLとされています。ただし、年齢によって基準値を下げる場合もあります。PSA値が4~10ng/mLをいわゆる「グレーゾーン」といい、25~40%の割合でがんが発見されます。PSA値が10ng/mL以上の場合でも前立腺がんが発見されないこともあります。また、4ng/mL以下でも前立腺がんが発見されることもあります。100ng/mLを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、転移も疑われます。』 

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