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動画生成AIの可能性

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動画を生成するAIの検証や最新動向をキャッチアップしていきます。現在は、Runway Gen-2を活用した映像制作を中心に試行錯誤しています。 コンシューマー向け動画生成は202…
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2024年3月の記事一覧

[速報]Runway Gen-2のリップシンク機能でラフなMVを作ってみる - Blog 2024/03/21

Runway Gen-2に実装されたリップシンク機能が利用可能になりましたので、早速試してみました。 先ほど、利用可能になったので、まだ数回しか実行していませんが、なかなか良いです。10秒を超えるビデオを生成しても一貫性を保ち、動画も破綻しません。 Lip Sync - Runway Gen-2 ラフなMV制作使用する画像は、Midjourney V6 (alpha) で生成。 楽曲は先週、Suno AIで作成したものを使用。 Runway Gen-2(1)「Gene

本日の勉強会・動画生成AIの必須プロセスになったクリエイティブアップスケール - Blog 2024/03/21

本日の動画生成AI勉強会のダイジェストレポートです。勉強会:動画生成AIによる映像制作で必須になったクリエイティブアップスケールを検証 Midjourney V6 (alpha) による生成画像を「アップスケール」と「生成詳細化」で精細画像にする手法が流行っているため、本日の勉強会では、動画生成でどこまで品質向上できるか試しました。 Midjourneyでは高精細な画像を生成できない 仮説:高精細化により動画生成の品質も向上するのでは? 検証:クリエイティブアップスケ

動画生成AIの技術進化が速すぎる! - Blog 2024/03/11

毎週、新しい生成AIソリューションが公開され、今まで不可能だったことが可能になったり、より効率的なワークフローが実現するなど、蓄積したノウハウもあっという間にリセットされてしまいます。 研究会のドキュメントや講演スライドは、1か月程度で内容が古くなるため、主要ページには必ず「2024年3月11日現在」などと記載しています。 書籍の寿命は数か月、Udemyなどのオンライン講座も頻繁にアップデートが必要になります。生成AI関連のアプリ・サービス解説本などは、発売されたら「すぐ買

Pika1.0とRunway Gen-2の比較/[1]映像クリエーターのための生成AI - Blog 2024/03/09

映像クリエーターのための生成AI[1]・ダイジェスト版毎月開催している報告会からの抜粋シリーズ「映像クリエーターのための生成AI」の第1回は、現時点で推奨できる動画生成AI「Pika 1.0」と「Runway Gne-2」の概要についてのダイジェスト版です。 ※報告会セレクトシリーズは、誰でも容易に利用できるサービス化された動画生成AIを対象としています。OpenAIのSoraなど、論文やデモ映像しか公開されていない技術は含まれません。 生成AIのサービスは頻繁にアップデ

コンセプトワークとストーリーボードのプロセスを紹介します[14] 動画生成AIで自主映画制作は可能か? - Blog 2024/03/05

「動画生成AIで自主映画制作は可能か?」シリーズの第14回目です。 [1] 動画生成AIで自主映画制作は可能か?(2023/11/17) [2] 動画生成AIで自主映画制作は可能か?(2023/11/23) [3] 動画生成AIで自主映画制作は可能か?(2023/11/28) [4] 動画生成AIで自主映画制作は可能か?(2023/12/06) [5] 動画生成AIで自主映画制作は可能か?(2023/12/08) 2週間後の東京の街並みを生成してみる -[6]動画