アプリな人々
さて。
基本的にわたしはオンラインで知り合った人に職業は聞かない。
学生でも気にしないし、性別もたいして意味はないと思っている。
ただ、マッチングアプリは別である。
1年間いろいろなアプリを使用して気づいたことは、『職業はいくらでも言い換えようがある』ということだ。
気づいたと言っても、正確には先輩方にいわれて学んだことが多い。加えて、愛読書のひとつであるとある漫画の影響もある。以下、その一例であるが、だいたい20代後半〜40代前半に適応される。(個人的な偏見に基づく)
コンサル→ホストの副業として多い。ホントのコンサルのひとは胡散臭く感じるからか、隠したりするか、◯◯系のコンサルタントを担当してるっていう。
SE→本来の意味はどこ行った。
IT系→ピンキリ。なんの判断材料にもならない。
自由業→無職。もしくは反社会的組織。
ニート→だいたい年齢を超えてるので、本来はニートではない。
整体師、マッサージ師、セラピスト→そんな訳あるか
上記資格持ってます→身体を触る口実
外資→金持ち振りたいだけ。実際外資は退職金が出ない分手取りが多い。
自営→自由業に近い。簡単に起業できるようになった分、不安定な職業のひとつ。
経営者→従業員が自分一人でも経営者。起業して社員が10人以上いるって結構いい会社らしい。
ベンチャー、スタートアップ→これも不安定であることには変わりないが、最近は地位を確立しつつあるので、当たれば自営より信用ができる。
カメラマン、映像関係→AV
イベント→謎
フリーランス→(手に職がある)フリーター。個人事業主登録をしていれば経営者?
サラリーマン→と言っておけば痛い腹は探られにくい
公務員→公務員だけど〜みたいな。所属、区分で給料の格差が激しい。たまに予備自衛官とかいるから、自衛官を自称してる人は注意。ちなみに自衛官は特別職国家公務員であり、国家公務員ではない。
帰国子女→ふぅん
出張多め→突然音信不通になったときの保険。
職業じゃないけど、駅指定で会いたがる→家連れ込み型
教員→まず学校関係の教員は書かない。塾とかそういうひとは結構書く。
既→既婚者。なにしとん。
医者→勤務医じゃないとフリーランスと一緒。勤務地探すの大変な人もいる。専門医、医師、研修医、歯科医全部医者。
士業→メジャーどころは弁護士だけど、どっかの法律事務所に所属してたり、企業ないし個人に雇われてないと個人事業主。なんか派閥があるっぽいけど、詳しくはしらない。医者も弁護士もなるのも大変だけどなったあとも大変。
コロナ禍をとりあえず生き抜いてきたひとびとの意識に、『自己裁量で仕事ができる』環境にいる人が増えたため、『平日昼間』を指定してきても全然怪しくなくなった。ここまでの話はすべて性別に関係なく当てはまる。ほかにもアプリの話はいろいろあるが、今回は『既婚』でアプリに走る人(前編)である。
既婚者といえば、不倫である。『不倫は違法行為』ではないか、といわれることもあるが、厳密には多分違う。そもそも不倫の定義が曖昧なのだが、性的関係を持つことを不貞といい、民法上では『裁判で離婚をしたいと訴えを起こすことができる』事案のひとつである。(はず)
(裁判上の離婚)
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
四項も昨今見逃せない事案ですね。ドキドキしちゃう。
でも、上記事項はすべて『訴えを起こすことができる』だけで、即離婚ではないし、訴えなければそもそも裁判沙汰にもならない。だいたい、不倫関係にあった相手方に対して起こされるのは『精神的苦痛に対しての慰謝料請求』なのではないだろうか。調べてないからしらんけど。
つまり、アプリで既婚者と会うときに気をつけなければならないのは、『身体の関係を持つことではなく、相手の配偶者もろもろに精神的苦痛を与えていないかどうか』である。
隠れてコソコソ会ってた(´ . .̫ . `)で、ショックを受けて精神的苦痛を訴えたいひともいるだろう。まあそうなったときに闘う意思があるひとは既婚者を遊んだらいいと思います。個人的には間に入って自分の尻拭いも出来ないひととは遊ばないほうがいいと思いますけど。秘密厳守ってなんだ。確実に尻拭い出来ないひとの言い分だと思う。
じゃあなんで既婚なのに『セカンドパートナー』とか言ったりして相手を求めるのか。
これだけでヒト記事書けちゃうのでまた今度。
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