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宇野維正先生考察第十八段 ぷらすと×アクトビラ最終回編

宇野先生考察の第十八段はぷらすとの最終回からの考察です。宇野先生が本音が出る番組はSpotify番組とぷらすとぐらいですのでこの番組が終わるのは宇野先生研究としては残念です。

リモートで前半、後半9人ずつで18人体制で宇野先生は後半に出演されていました。当然、出演者が多いので宇野先生の発言も少ないですがピックアップしていきます。
サムネイル画像の意味は読めば分かります。



これだけは観ておけ! 後半/ぷらすと×アクトビラ  #1376 **




『僕は会いに行くことが多いですね。気心しれた人なら良いけど知らない人とのメールの延長で会ったことない人たちZOOMとかでやりとりする物ではないな。』

『(コロナでもどんどん人に会う宇野先生)余り気にしないバカとして』

『ZOOMとかだとやった後の達成感がないんだよね。達成感のなさに耐えられなくなって6月からはぴょんぴょん行こうかなと』

『キムタクのギフトはバタフライナイフのせいでずっと再放送されなかった。最近ようやくソフトが出た』

『ドイツのブンデスから再開したから普段全然見ないのにめちゃくちゃ見たからね。』

『僕はZOOM慣れた上で飽きちゃってますから』

※くしゃみをしてミュートをする宇野先生


『僕が2010年代の映画を語る回で僕が必死に喋ってるのに二人がつまらなそうにしてる絵がサムネイルになって面白かった。ほとんど僕が喋ってた回』

『ただまああれですね。40過ぎるとなかなか友達って出来ないんですよ。郷太さんとか速水健朗さんとか結構割と歳とってから出来た友達が出来たのがぷらすとで一番大きくて』

『田中宗一郎さんとは最近本を出したりしてますけど以前は顔見知りなだけでこの番組で共演する中で一緒にやろうって話になったし本を書いたりキャリアにとってもプラスになった。歳とってからの友達みんなぷらすとがらみだなって思いました』

『僕はお酒あんまり飲まないし車で動くから。それでも打ち上げとか参加したりして楽しい思い出ばかりですよ。』

『あの印象深い回だとさっきYouTubeで見たら郷太さんと福永さんの音楽ジャーナリストとは?って回。その映像観ると割とイケてるんですよ。僕。五年で随分と劣化したな思います』
ご本人曰くイケてる時代


『笹木さんと僕は北関東のヤンキーカップルみたいな格好してる。ドンキにいそうな。』

『音楽ジャーナリズムとは?って回は見てください』

(2010sの書評を西寺郷太さんが書いたことについて)『しかもタナソーさんも僕もノーナリーブスのレビューってあんま書いてないもんね』

『試写とかもオンラインにシフトしてサンプルCDもなくなって音楽も映画も変わっていきそうですよね』

『いま東さんの話にもありましたけどとんでもないことが起きてるんですよ実は。ブラックライブズマターって2015年ぐらいからコロナ前からムーブメントは始まってるんですけど大統領選があるってことも含めて、あの警察の判決がどうなるか。判決次第ではとんでもない事になると思うんですけど。あと大統領選の結果次第でとんでもないことになると思うんですけど。良くも悪くもとんでもない事が起こる過程に入ったと思った方がいいです。前に郷太さんがぷらすとだったかな?イエスタディの話をした時にもしビートルズがいなかったらもっと黒人音楽ばかりになってるよって。あの映画の描写ってオアシスがいなくなるぐらいで、あとはあんまり変わらないじゃないですか。そんな訳ないだろと。』

話聞く態度が良くない宇野先生

『エンターテイメント業界の偉い人ってそもそも白人ばっかりじゃんっていう問題があるのでそんな簡単な話ではないですがビートルズがいたことによって何十年も続いていたバンドミュージックの全盛期みたいなものはだいぶ変わりましたけど日本だとまだそれが薄いって言うのを僕は何年も言ってきましたけどそれが本格的に変わっていくのかな?と思いますね。』

『何が言いたいかと言うとまだ音楽は良いんですよ。Spotifyとかアップルミュージックで聴きたいものを聴いて若い世代から変わっていくから。だけど、映画ってやっぱりコロナで止まってしまいましたけど宣伝があって配給があって字幕をつける作業があってそうやってパッケージしないと日本に来ないんですよ。勝手に観る人はごく限られた人で。英語が堪能な方だったりとか向こうのアカウントを持ってたりとかごく限られた。これ見てくださいって人に言えないような特別な環境じゃないと出来なかったりする。だからそういう意味では映画業界やコンテンツホルダーは変わらなきゃいけないと思ってて、黒人や有色人種が主人公だと日本公開されない映画がたくさんあるんですよ。全部の映画を公開するわけにはいかないけど。もしかしたらストリーミングが中心になることによって字幕とか吹き替えのクオリティの問題はあるけど日本で観れる作品が今後確実に増えていくだろうからこれまでの日本の海外文化の中心が白人至上主義なんですよ。あまりにも。そういうのが変わっていく凄い大きなタイミングになったとストリーミングも含めて感じているので。これは見とけって作品で言うんなら、僕も東さんに乗っかってムーンライト。』
『ぷらすとがこのタイミングで終わるのも意味があると思うし本当に面白いのはこれからだよって思います。』

『ロッキングオンつくった渋谷陽一さんって普段はブラックミュージックしか聴いてない人なんですよ。やっぱり好きなものと商売をみんな分けて考えた時に、商売に寄りすぎて歪な形になったのはここ数十年の話なんじゃないですかね。』

『けど中井さんのおっしゃることは重要で誰に向けて書こうかと考えてるんですけどいま中高生に向けたネットフリックス入門みたいな連載を始めた。上の世代をかえるのも重要なんだけど若い世代に働きかけるというか老害扱いされながらも若い世代に働きかけることの重要性をつくづく感じています。』

『絶望しないためにもね。絶望しちゃいがちだからカルチャーの面でもなんでも。だからそれは凄く考えますね。』
『あと映画だと昔の人月に一回映画に行った訳ですよ。それがいまは年に1.4とか1.5とかだから。結構の数が一回もいかないほとんどの人が一回した行かない』
『新作映画がオンラインで見れるようになるとコストが変わって映画を観る人が増えるように変わるかも知れないじゃん。結構僕は映画館も大事だけど世の中が変わるかもしれないじゃん』

【総評】

流石に最終回で出演者も多いので特に面白い話もないですが五年前の自分はなかなかイケてるらしい宇野先生。相変わらず自己愛が強いです。

良く宇野先生は「老害」扱いされています。伝説のジャネールモネイの「東京の女の子、どうした?」発言の際は自分の価値観を若い女の子に押し付ける老害おっさんの代表みたいな叩かれ方をしてますが、本人も自分が老害扱いされてることを自覚という自虐しているようです。



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