宇野維正先生考察第四十六段 宇野維正 X 柴那典 『緊急イベント 強行開催東京オリンピックと2021年音楽シーン』 トークショウの宇野先生編
今回の宇野維正先生考察は 宇野維正 X 柴那典 『緊急イベント 強行開催東京オリンピックと2021年音楽シーン』のトークショウの宇野先生の発言をピックアップしていきます。有料イベントなので気になっていた方も多いのではないでしょうか？今回の宇野先生の発言をピックアップしていきますがあくまでも部分部分なので全貌が気になる方はまだアーカイブがギリギリ間に合うので購入をお勧めします。
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では初めて行きます。
『宇野維正です。よろしくお願いします』
『このイベント僕が企画したんですけど、企画したのは渋谷陽一が茨城医師会にアジ文を書く前だったし、小山田圭吾、小林賢太郎が連続キャンセルされる前だったし、その頃、椎名林檎さんの仕事をしてて柴も亀田誠治さんの仕事してて前からオンでもオフでもオリンピックが日本の音楽にもたらす影響の話をしててオリンピックの開会式の翌日なら話すことあるよねって企画したんですけど』
『あとさ、俺が今年、YOASOBIのことを言ったらさ、俺の発言を解説するYouTube動画が7ぐらい出てたんだよ。よくわかんないミュージシャンとか音楽評論家みたいなのがさ「まあー」みたいなビックリですよ』
『柴もYOASOBI擁護してたからまあ話そうよみたいな感じで』
『柴は当たり障りのないことばかり言ってるなと思ってるけど、それは柴のキャラクターだから』
『ポンコツとはいえ、総理大臣がロッキンって言葉を出したり、官房長官が小山田圭吾っていってたり何が起こってるんだ？と』
『文春のモリスガコイケのオリンピック開会式口利きリスト。そのままですから』
『開会式は渡辺直美の件で排除された佐々木のプランそのまま』
『2013年に東京オリンピックが決まった時にジャニーさんが色めきたって自分の事務所のタレントを開会式に出そうとした。ジャニーズ事務所は権力に近いところにあって、警察にチケットをばら撒いている』
『キンプリは元々そのために作られたプロジェクトだった』
『2013年は忌々しいAKB全盛期だったから秋元康や蜷川実花とかが中核の委員会に入った』
『それとは別にLDHも食い組もうとしていた。ジャニーズ、AKB、LDHがオリンピックをロックオンしたが、旦那さんが電通でもあり内部の事情も分かってる椎名林檎は皆さん誤解しているが演者とか出るつもりはなかった。この三組を外そうとした。考え方によってはこの三組が出るよりはマシな開会式とも言える。』
『そんなの日本の2021年としても間違ってるじゃん。五年前の紅白の再放送みたいなもん』
『椎名林檎は日本の音事協的な芸能を排除したかった。そのためにヒロイックに動いた』
『椎名林檎はそれを潰したので役割を果たした』
『リオの閉会式もみんな覚えてないし、そもそも安倍マリオが良かったのか？って問題はあるけど、それを差し引いても東京オリンピックの開会式よりは明確に良かった』
『これは切り取られるとあれだけど森とか佐々木に対する怒りはあまり無い。特に森に関しては割と最後まで守った。森や佐々木にも問題はあって擁護するつもりはないけど森や佐々木より悪い奴らはいる』
『彼らはある種のスケープゴート』
『悪いのは電通の副社長の高田佳夫』
『全員が彼の手先として動き、その圧力がMIKIKOさんを排除し、』
『今回、いろんなことあったけど全て内ゲバでしょ。森以外は完全に内ゲバで佐々木のLINEの流出に関しては電通内の勢力争いでしかない。結局、内容は同じだ』
『小林賢太郎のキャンセルはジェームスガンで起きてる事と同じでそもそも内ゲバでもあるし、右の人間が騒いで、それに焚き付けられてリベラルが騒いでって同じなんだよね。行動原理が。開会式でも中止しろってハッシュタグと森さんありがとうってハッシュタグが一位、二位を争っていてやっていることは一緒ですから。もちろん俺も中止になって欲しいけど、このタイミングでハッシュタグ回してなんらかの満足を得るってどういう神経なのかさっぱり分からなくてまだ現場で言うならまだしも』
『基本的にキャンセルカルチャーの恐ろしいところはこうやって本来なら対立している物同士が一緒になること。それが今回、右にも左にも起こったよね。』
『ドミューンで俺のことめちゃめちゃディスってる奴がDJやってたよ、DJありがとう。まあまあ、いいや』
『けどさ、そんなこと言ったらすぎやまこういちが右翼な事も有名な話だしさ。だから、俺が本当にムカついてんのは宇多丸さんとかともそうだったけど、俺、ラジオ聴いてブチギレてたけど、やれる事は我々にもあったんじゃないか。同じ業界の人間として、凄く反省してますとか。ねーよ！少なくとも宇多丸さんにはねーよ！共演したことないし。俺にもなかったよ。もちろん、小山田くん取材もした事あるけど、スタッフも知り合いだけど、例えばスタッフと飲んだりすることがあったして、あの件結構まで燻ってますけど、そろそろ態度示した方が良いんじゃないですか？もうYMOとも、オノヨーコさんとも仕事してNHKでも仕事してるんですからねって。けど逆に言うとYMOとも、オノヨーコともNHKとも仕事出来てるしって、逆の安心にも繋がっている。そんなタイミングないんだよ。俺はともかく柴はこの本を作った事によってある種の責任を感じているって言うのはさっき楽屋で話を聞いてオリンピックでコーネリアスに声がかかる。もちろん、Bプラン、Cプランですけど、みんなが逃げっていった後の。その道筋を作った責任って言うなは俺わかったの。でも、ネットで見てロッキングオンジャパンにかつていたから、とか太田出版で仕事してるからとか言うから何を偽善者ぶってるんだと思って、俺はふーんって言ったけど。とにかくやれることはなかった』
『一つの問題は小山田くんがやったこと。もう一つの問題はロッキングオンジャパン、クイックジャパンで話したこと。あと、それをほっておいたこと、そして一番問題あるのはオリンピックの仕事を受けたこと。』
『もちろん酷いことだし、今回それを知った人が責めたい気持ちは全然分かりますけど。けど、こちとら、リアルタイムで発売日に一般人の時代にどっちも読んでそこそこショック受けてますので、だから、それを今回知った人と同じ気持ちにはなれないよ』
『もちろん抜粋したものを読んだ人と全文読んだ人も違うだろうし、抜粋に明確な悪意があるのは事実だから。でも、それを除いたとしても特にクイックジャパンに関しては酷いのは事実だし。これは分かりやすいインフォデミックが起きたわけですよ。汚染された情報が爆発的に拡散して、なにかキャンセルを巻き起こすっていう。元々の情報も酷いけど、それが更に汚染されていく。小山田は四千万のギャラを返さなくても良いらしいとか。四千万も貰えるわけ無い。業界人じゃなくても分かるだろって。あんな仕事でさえ。見ないなことが実しやかに囁かれている。五年前と違うのは明確になんの根拠もないことが囁かれている。根も葉もない。見る人が見れば嘘だって思う事が実しやかに拡散されていく様子を見ると、数年前にアメリカとかで起こってた事だなと』
『若いタレントに昔の曲歌わせるクソみたいなCMあんじゃん。あれのああいう現場が、これも1998年の宇多田ヒカルでもはっきり書いてるけどさ、なんらかのキャスティング権持ってる人間が渋谷系育ちだって言うのはあの文化の風土してはあった訳で、それが時間差で来たのが2010年代以降だから』
『俺は渋谷系の仕事は全部断るしオザケンの本書くときも渋谷系には一切触れないって言ってるし、サブカルって言葉は死んでも使わないって言ってるし、あの本書いた時に一番あった批判はなんでMISIAをいれないのか？だったけど俺は五年後に君が代を歌う絵が浮かんでたからね。全部、排除してきたら俺は小山田君に件に関して全く責任を感じていません。全く。こんなことになるの分かってたからやって来た事だしサブカルとか口にするのも嫌だったし。だって違うんだもん。俺が考えてた事と』
『俺は小山田くんのライブを全部自腹で言ってたもん。距離を置いてた。それはあの記事のこともあった。俺もあの記事気分悪かった。小山田くんのスタッフに言ってくれれば紹介しますと言われたけど、絶対、自分でチケット買ってた。それぐらい距離を置いてた』
『小山田くんと違ってRケリーは犯罪だよ。まあ小山田くんも立件されてないだけかも知れないけど』
『ジェームズガンは擁護したらキャンセルされるかも知れないのに役者仲間が声を上げた。でも、小山田くんはスタッフとか誰もやってない』.
『中くんとか近い人はその通りだなと思うことをインスタライブで、言ってたけど。俺、全部見てるからさ』
『他の人は宇多丸さんとか柴みたいな学級委員みたいなことしか言ってない。マジふざけんなって思う』
『みんな言って大丈夫な事しか言わない。リスクおかさないもん。近い人も。正直、俺は近く無いもん』
『ムカついてんの俺は』
『小山田マイロくんの最後のツイートってジェームズガンのリツイートなんだよ。俺はそれを見て泣いちゃってさ。マイロくんめちゃめちゃやられてるわけ。訳の分かんない奴らに。全く悪く無いよ彼は。それで最後のジェームズガンのやつをリツイートしてるわけよ。彼は。父ちゃん友達いなかったの？って事でしょ。俺さ、あんまり言いたく無いんだ。今回、あんまり小沢健二なんか言えよって流石にみんな言わないなと思ってたけど、逆に言うとそんなことも知らない知識も人たちがメインでは騒いでる訳じゃん。文春の件がなければもしかすると小沢健二が何らかの文章を出していたんじゃないか？と考えちゃうんだよね。あの二人全然仲良くないのも知ってるんだけど、仲良く無いけど全く交渉がないわけでは無いんです、それも知ってます。例えば、ピエール瀧が捕まった時も小山田くん(小沢くんの間違え？)は昔の友達とかメンションしてる訳。ピエール瀧ですら擁護してる。擁護というか彼のレトリックだからさ。あの記事がなければここで何か言ってたじゃないかな？と思う。本当にそれが悔しい』
『小沢健二が10年前にロッキングオンジャパンで昔のインタビューの再掲載を許して序文を寄せてる』
『ミュージシャンのインタビューなんて本当のこと言ってない。こう見られたいと思ってることを言ってるだけ。研究家が何かのアーティストを研究する時に発言を絶対的な事実として扱ってはダメ。特にポップミュージシャンは。一つの証拠ではあるけど、その時にどう見られたいかを言ってるだけ』
『山崎洋一郎がどれだけ盛ったか調査しろってリプが来たけど、山崎さんは、盛ってないですから。あの人のインタビューの凄いところってカットするところがほとんどない。』
『原稿チェック問題は別ね。ロッキングオンが原稿チェックをさせないのは事実ですよ。一時期擁護していたけど、流石にこういうことがあると無理』
『山崎洋一郎さんは盛ってない。それははっきり言える。俺も原稿チェックもしてるし。凄いのよ。超省エネの人だから。けど、それが記事になるのはインタビューアーとして凄い優秀って事だから』
『けど、原稿チェックはしなきゃな。俺が反省するのはそれだけだわ。けど、小山田くんは原稿チェックしてもOKしてたと思うよ』
『山崎洋一郎さん擁護するつもりはないけど内部の人間としてそれは事実です』
『文春のよくわかんない記事で小沢健二が、ってよく知ってるよPORINちゃんも』
『あんなことがなければ何か言ってもくれたかも知れないけど。何がダブルノックアウトコーポレーションだよ笑。二人ともノックアウトしちゃって笑』
『北尾さんの三つのやつは美談だと思うよ』
『ごめん。俺も、感情的になってしまったからさ』
『俺は小山田くんの謝罪文を読んで、加害事実はあるんだ！って言うのはそれなりの衝撃だったよ』
『10日前のロッキンの渋谷さんの文章。明確なアジ文だったね。あれは怒ってるね。何十年前の毎日新聞とかと喧嘩してる頃、以来だね。90年台初期の毎月どこかと喧嘩してる感じ』
『この間、伊賀大介さんと飲んでてさ。今の時期まずいのか？懇談してててさ。「宇野さんって弟子みたいな人っているんですか？」って聞かれたけど、いないなあって。でも、俺自身は渋谷さんの弟子なんだなって。文章のアジテーションの掛け方とかも含めて。やっぱり悪い意味でも影響を受けてる』
『批評家として守備範囲と対象に対する憑依的なスタンスは今野雄二さんがロールモデルだと思っている』
『渋谷さんと今野雄二さんは超仲悪かった。良く論争していた。でも、そのスタンスは今野雄二さん的な物を見てきて。キネ旬書いてる理由の一つは今野雄二さんが書いてたから。不思議なんだよ。文章に関してはリスペクトないんだけど、ああいうあり方があるんだなみたいな。それはバラカンさんとも萩原健太さんとも違うしさ。もちろん中村とうようとも違うしさ。スタンスは今野雄二さんだけど文章は渋谷さんの弟子なんだなと心温まってた。』
『音楽に政治を持ち込むななんてレベルが低すぎるわ』
『渋谷さんの茨城医師会の写真を撮ってあげた事に対する執着。いかに卑しい奴らかと言う事への印象付け。上手い！みんなあれで動いちゃって』
『音楽関係者はオリンピックに対して反対してるみたいなイメージがあるけど、オリンピックは音楽関係者の希望だったんだよね。フジロックやサマソニは言うまでもなくだけど、人いっぱい入って外国から人が来てと言う前例が出来れるわけじゃない。国内のエンターテイメントもそうだし、興行関係の人はオリンピックがうまく行くことを願っていた。』
『オリンピックだけ特別扱いして有観客が開催さらればそれを基準してその後のイベントが開催できると思っていたが、オリンピックは無観客で、他のイベントは入場制限をしつつやってる。あの流れを結果的に作ってしまったのはロッキン騒動』
『あのときはロッキングオンが嫌いな人まで酷い、酷いって。えっ！？なんだろう？って』
『普通にライブやってる人もいるし、オザケンみたいに全部、延期する人もいて良くわかんないじゃん。いろんな考えがあるんだろうけどこのマダラな感じが良くわかんないよね』
『流石に何とか宣言はさ。。。分かんないよね』
『風営法の夜中の停止が止まったのは実はオリンピックのおかげでもある』
『渋谷を夜のナイトタウンにしようしていたのもコロナで止まってしまった』
『全部、ぶっ壊れてる』
『2017年の対談でも、俺は常に椎名林檎あげだね。多分やってても褒めてたね』
『椎名林檎さんの清濁合わせ飲んでる感じも含めて凄えわ。見習いたい』
『あんまり言いたくないけど椎名林檎さんは子供に良いオリンピックを見せたかったんだと思う。小山田くんがあの仕事受けたのも子供の前でかっこいいお父さんになりたかったんだと思う。だから切ない。みんな結構そういう理由だっんたんだと思うんだよね』
『自分がやらなくても良いから今の若い子に酷いオリンピックに開会式を見せたくなかったんだと思う』
『みんな動機ってピュアなの』
タナソー「渋谷さんの文章とか感動とかしないもん。相変わらず汚いなあって」
『相変わらず汚いよ。あれはいろんな物隠蔽してるの分かってるよ』
タナソー「渋谷さんは色んな論争は全部本当は一ミリも怒ってない。あれは戦略ですから。あの手の文章とか今回の文章は批評家 渋谷陽一が書いてない。実業家 渋谷陽一が書いてる。だってさ批評家 渋谷陽一が音楽と人との繋がりとか言う訳ないじゃん。ずっとそれを否定して来た人でしょ。でも、経営者の渋谷陽一はあれを書かせる訳ですよ』
『昔ね。岩見吉朗くんと言う人気ライターさんが読者の投稿に対して批判原稿を書いた。あいては素人なのに。当時の編集長の増井さんと俺が流石にそれは掲載させるのをやめようと思ったけど、それについて岩見吉朗くんと渋谷さんが社内内線で話してるのを聞いてその時に渋谷さんが今までの論争について怒ってもないし、こっちが間違っていると思ったこともある。でも、論争を形にする事でオーディエンスをこっちにつくと。」
『なんかひろゆきみたいですね』
タナソー「おれはそれはめちゃくちゃ影響受けたの。なるほどなって。渋谷さんがエモーションになったことなんてないな。渋谷陽一がエモーションなフリをしたときは絶対に信用してはいけない」
『俺も分かってる。あの文章のヤバさ』
タナソー「でも、渋谷陽一のあの文章はやっぱりイケてる」
『あの文章イケてるでしょ。イケおじだよ』
『今野さん言いたくないけど最後自殺しちゃうじゃん』
『オリンピック映画撮ってる河瀬直美なんてクソだからね』
『国の仕事なんて気軽には出来ないよ』
『野宮マキさんとかカジくんがローカルのラジオとかで仕事してるのは。それで渋谷系で商売するのはそれはそれであるだと思う』
『渋谷系と言う事なら重要な人物が四人いる。小山田、小沢、小西、田島ですよ。けど、この四人は渋谷系にはコミットしてない。』
『小山田くんは違う形での。あれは僕は裏切りだと思ってますけど』
『渋谷系とはなんだったと言うと小西さんが明確に言葉にしてますけど、音楽業界が明確にYMOシンパばかりだった時代に音楽業界な入って明確にそれを変えようとした。YMOとそのシンパが明確な仮想敵だった。未だにいっぱい業界にいますけど、あの世代との世代交代をしようとしていた。小西さんと岡村靖幸とのブルータスのインタビューではっきり言ってる。結局、小山田くんって新作が作れなくなった時にYMOと近づき、オノヨーコさんと近づき。言いたいは悪いけど渋谷系の象徴が権威と近付いていった。』
『昨日の開会式のイマジンは意味がわからないと言う人がいるけどあの曲はオノヨーコのクレジットも入ってるから良いんですよ』
『だけど、結局、権威に近付くことの怖さ。小山田くんは三、四年前にオリンピックのプレイベントのプロジェクションマッピングもやってる。本当に問題にするならそのとき しろよとは思うけど』
『AKIRAの映像に音楽つけたのも小山田』
『小山田くんはどんどんそうやって権威に近付いていった。その時に大丈夫だったから大丈夫だろうと思ったのかも知らないけど』
『やっぱり権威に近付くことの怖さとかリスクっていうのはあるし、渋谷系ネイティブとしてはある種裏切りでもある。俺はなんで小山田圭吾はYMOの小間使いになってるんだってツイートしたけど、そんなこと言ってたの俺だけだからね。誰も言えないこと言ってたからね。7年ぐらい前に言ってたら嫌われること分かってて。』
『だけど、でもそうなんですよ。他の三人は渋谷系に関してコミットしない。俺が渋谷系に関して絡みたくないのは重要な四人がそういうスタンスなのにやってるのが嫌だからって言うのもある』
『日本代表とMr.Childrenでも書いたけど桜井和寿が何度、君が代を断ってる。Mr.Childrenと言う保守っぽいイメージのアーティストでも断ってる。クレバーなアーティストはそこは一線引く。もっと非政治的な存在のスピッツとかいっぱいいるけど。』
『もしかしたらB'zとかも断ってるかもしれない。だかMISIAとかは鼻で笑っちゃうよね』
『あぶねえぞとは思うよ。まあ、アメリカでもジョンレジェンドみたいなのはいるけどね。まさか昨日も出てくるとは思わなかったけど。もはや明確にそういう役割だよね』
『開会式にLDHが出てないのは椎名林檎が一回掃除したから』
質問コーナー
『宇多田ヒカルはインタビューではアルバムの話してるから』
『小袋くんって全体的に酷いじゃん』
『小袋くんの宇多田ヒカルの仕事は凄いと思うよ』
『ビューティフルワールドのダ・カーポバージョンは小袋くんの仕事でしょ、凄いと思うよ』
『庵野さん怒らせた話する？この間話だからいいか』
『上半期の半分YOASOBIでしょ？』
『宇多田ヒカルは無傷だよね。日本にいないのもあるけど』
『庵野さんの件、色んな情報聞いたけど映画業界で生きていけなくなるからやめておこう。シンウルトラマン、シン仮面ライダーは危ないと思うよ俺は。』
『100億のせるためにどこが買い占めたとか知ってるけど言わない』
『それがなくても102億行ったから100億超えたけどね』
『未だにカラーからリアルサウンドにプレスリリース来てないけど優れた編集者である神谷くんは俺のこと守ってくれてる』
『公開前にスチールを出さないことを批判したの俺だけだよ』
『日々闘ってます』
『YOASOBIの件は音圧と音色がショボいと言ったのは、音圧をコンプだと音楽の専門家とかは思うんだなと。これはコンプの話じゃなくてスネアの話。音圧と言う言葉が誤解を生んだのかな？と言う反省はあった。だってスッカスカじゃん。YOASOBIの表現は嫌いじゃないって言ってたけど』
『あの後もそれについて詳しく聞きたいと言う取材が二つ来たけど、松谷創一郎君からの取材の依頼は知り合いだし、あっちも記事を書く上で礼儀のつもりで取材依頼が来たから受けた』
『YOASOBIのことディスってるの日本で俺だけだったからね。信じられないよ。ディスれよ。もっと。あんかスカスカのさあ。』
『岡崎体育とヒャダインで思い出した。あいつら超酷かった！近田春夫さんも含めですよ。なんかさ、俺にやらせろって言ってた奴らゴミじゃない？小林賢太郎の代わりに金属バットの小林が名乗り出るとか、本当にダメだなと思った』
『本当に大変なことになっててタナソーさんが言ったように被害者の事とかもあるのにネタにしてさ。稼いでんじゃねえよ！って本当に醜悪なソーシャルのアレを見たよ。本当に岡崎体育クソだと思ったわ』
『ヒャダインだって間違えられたって大したことないじゃん。それを大袈裟に言ってるだけじゃん。』
『昨日のクリエイターと同姓同名の教授が本当に私じゃありませんって困ってたけどね。その人は分かるよ』
『前山田と小山田間違えるかよ！みたいな。どんな形でもバズりたいんだなこいつら。コンチータとか思って』
柴「事実としてAYASEはあの曲をパソコン一個で作り、ミックス、マスタリングの知識はかなりかけた状態であの曲を納品している、音質が良くない、音圧が足りないと言う宇野さんの指摘はその通り。あの曲に関しては」
『変なYouTuberの大体、そこは認めてたよ。でも、私は好きです。とか知らんがな。俺だって嫌いとは言ってないわ』
『俺、一番言いたいのはあの単調なビートなんだよ。』
『セカオワもデビュー当時はビートが単調だったけどメジャーにいって改善されたのにYOASOBIはメジャーのソニーがあえて放置していることが、えらい時代になったぞと言うのがあのツイートの真意です』
『俺、いま聴いてる音楽の七割がレゲトンなんだよ』
『ボカロはスピーカーで聴く音楽じゃないってことは分かって俺も言ってるんだけどね』
『メゾンデとか、KMとかボカロじゃなくても最高じゃん。いま大学生とかKMしか聴いてないって言うじゃん』
『エレキングのニキさんと磯部君のここ数年の日本のラップの対談でもKMもJPも出てこない。だれも語ってないのに広がってる』
『うっせいわのsyudouくんは音は全然違うのにマインドはサウンドクラウドラッパーだと言っていた』
『シックボーイは家の近所のヤンキーも聴いてるよ』
『原稿は常に遅れる』
『細田守監督の作品は良い所は良いし、悪いところは悪いじゃん』
『東京リベンジャーズの映画は割とサプライズヒット』
『中村佳穂とミレニアムパレードが組む意味が分からない。あんなのコールドプレイをバックにトムヨークが歌ってるようなもんじゃん』
『中村佳穂が良すぎるからあのぐらい大衆化しないと言うのはあるけど。まあ良いや、悪口しか言ってねえや』
『細田監督にボカロモチーフですよね？って聞いたら違うよ！って怒られた』
『幾田りら俺はそんなに歌上手いとは思わないけどね。技術的には上手いかも知れないけど俺、技術的に上手いのに何の興味もないもん』
『松本隆トリビュートアルバム酷いよ。ジャケットから何から。なんだあのB'z』
『ちょっと俺、おしっこして来ていい？』
『大変だよ。タマホーム、ワクチン打っちゃダメだって』
『Ado凄い勢いで消費されてるね。可哀想に』
『俺は水森亜土にインタビューしたことあるよ』
『柴はなんで福山雅治やいきものがかりのインタビューをやるの？とか聞きたいよ』
『あり方が全然違うよね。ダセえもんでもなんでも来い？って感じ。それともダサくないとでも思ってるの？』
『タナソーさんは逆にレフトウイングすぎるから。俺ぐらいがちょうど良いと思ってる』
タナソー「俺は世界市民だから」
『世界市民ってあれでしょ？United By emotionってことでしょ？』
『俺は10代の頃はヒットチャートをノートに取ったりしていたよ』
『柴が言う音楽がカルチャーの中心では無くなったのって数年前のことでしょ？ここニ、三年は返り咲いたじゃん』
『BTSは強すぎるから怖いけどね』
『タナソーさんは勝手にきたしギャラなんて払わないからね』
『松本隆さんのトリビュートアルバムはジャケットも参加メンバーも含めて酷いと思う。幾田りらちゃんはなんだこの上手いだけで味のない声は！？って思って聴いたけど』
『松本隆さんは素晴らしいよ。言うまでもないけど』
『創刊からずっとやってたGLOWの連載が終わる。ファッション雑誌とかペラペラになってる』
『オリンピックなんて途中で終わってくれって思ってるよ』
『最近は仕事は自分で作るようにしてる受けるだけじゃなくて』
『俺は基本ただで読める仕事しかしてない。キネ旬の星取もWEB読めるからやってる』
『このトークショーの値段だと思うと高いかも知らないけどたまに直接、対価を払って支えてほしいと言う意味も込めた有料イベントをやっている』
タナソー「この中で宇野維正は最悪だかや観に来てやったぜ。背中刺すために2500円みたいな人もいるかも知れない」
『ここにいるかは、分からないけど配信の先には必ずいるはずでありがたいことですよ。それはそれでね』
『この間の夏野なピアノの発表会発言にはカチンと来たけど俺、結構、角川近いなみたいな。』
『8月の頭に角川の結構大きな仕事の発表がありますから』
『夏野なんていつでも落とせるから首すり替えられているだけだから。それをソーシャルでいうほど馬鹿じゃないってだ結構』
『チャイルディッシュガンビーノとアラバマシェイクスのブリタニーの曲、ウルトラHDで聴くとなんじゃこれ？ってぐらい全然違う」
『東京はファッキンな感じだけど』
【総評】
有料イベントの宇野先生はキレキレの発言が多すぎて何をピックアップしてら良いのか分からなくなり結果的に今回は少なめにしようとしていたのに長くなりました。
YOASOBIは嫌いじゃないと言いながら終始ディスる宇野先生。
小山田圭吾関連の話は終始、俺とは直接の関りはない事を言い続ける宇野先生。たしかにあの時期にロッキングオンジャパンとＱＪの仕事をしていた訳でもないのに結構、元ロッキングオン勢のライターはだんまりだったことをネットに叩かれていたのは流石にそれはないでしょとは思ってました。もちろん山崎洋一郎氏には責任はありますが。
小沢健二が大好きで小山田圭吾はそこそこ好きという宇野先生と私はスタンスが同じですが、小山田圭吾の例の件に関しては何も言えませんね。
ロッキンジャパンの渋谷陽一文はかつてワールドロックナウを10年以上毎週聴いていた身としては色々と思う事がありました。タナソーの渋谷陽一評も面白かった。
福山雅治が大好きな私としては宇野先生が事あるごとにディスるのは面白いなあと思っております。
『東京はファッキンな感じだけど』って宇野先生語録に入れたいぐらい良いです。宇野先生の東京発言をまとめたいぐらいですね。
別に私は宇野先生のアンチではないと自分で思っていますがエゴサーチしたら宇野先生のアンチだと思われてた事がたまにあったのですが、仮にアンチだとしても有料配信に金を払って時点でありがたい客だそうです、宇野先生にとっては。
宇野先生が「俺のアンチ」と言及されていたDJありがとう氏にはこのnoteを紹介して頂いてアクセス数が急激に増えた経緯があるので感謝しております。
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