ジェンダークリニック(初診)

こんにちは、あっくんです。
今回は、僕が受けたジェンダークリニックの初診の様子をお伝えしたいと思います。

僕が選んだクリニックは、関東でも有名なジェンダークリニックです。
今年の1月26日、電話予約にて最短で初診が受けられる日を伺いました。
初診日は、2022年2月15日に決まりました。

ちなみにですが、昨年12月16日、GID学会認定医が在籍しているクリニックの3件に、初診受付が可能か電話をしていました。2件は初診受付ができないほど満員で、1件は、初診日が、2022年3月29日に決まりました。

さて、初めてのジェンダークリニックにドキドキの僕でしたが、優しい看護師さんに穏やかな先生の対応で、リラックスして診察を受けることができました。

まず、住んでいるところや職業などたわいのない会話から始まり、家族構成やカミングアウトをしているのか、どこまで治療を行いたいか、などをざっくり聞かれました。

その後、GIDの診断と治療の流れ(日本精神学会のガイドラインの要約)を説明していただきました。診断が出るまでは、最短で半年、6~7回程度の面接が必要であることや、どこでどの順番でどんな検査を受けて、金額がいくらかなどを丁寧に教えていただきました。

また、次回の面接時に自分史を作成して持ってくるように伝えられました。
自分史の内容は、A4の用紙に3枚分で下の項目に沿って書くようにとお願いされました。
1.家族歴
  父、母、同胞:何歳、職業、性格
  (一人一行でざっくりと)
  本人:どこで生まれ、どこで育ったか
2.既往歴:大病をしたことがあるか
3.生活歴(GIDに関連したものだけを、文章で小説風に、どう思ったか、どう感じたかを!)
  物心ついたとき
 (色やテレビの好み、おもちゃの選び方)
  七五三、幼稚園(どんな遊び)
  小学校入学時、中学、高校、大学
  (友人関係、いじめ、不登校、など)
4.職歴:職場での辛かったことなど
5.性歴
  初恋(いつ、誰を)
  誰を好きになるのか
  初潮の時
  マスターベーション
  (その時のイメージ)(詳しく)
  パートナーとの性関係(詳しく)
6.自分の性別の不快感
  (いつから、どんな)(簡単に)
7.望みの性に近づくためにどんなことをしたか(簡単に)

そして、最後に血液検査(性染色体、ホルモン・生化学・血算)のための採血をしました。

注射が大苦手な僕。
何度も看護師さんが「寝なくて大丈夫?」と聞いてくださっていたものの、これくらいで横になってたら今後の治療もなぁ…と思い、「大丈夫です!」と答えましたが……

案の定、針が刺さった瞬間、血の気が引いてしまいました…
あれ、何なんですかね💦痛くないのに、血圧が下がってしまうんですよね汗
目の前が真っ白になってきて、ヤバいと思いつつも、「大丈夫です!」って言ってしまった手前、「気持ち悪いです。」とも言えず…

なんとか持ちこたえようと深呼吸してみたのですが、時すでに遅しで……
看護師さんに名前を呼ばれる声で目が覚めました💦

たった15㏄採るだけなんですけどね…
採血で初めて失神してました💧
案の定、看護師さんに今後の治療について心配されました……

顔色が戻ってから、寝たまま反対の腕で採血しましたが、その後は何ともありませんでした。最初から素直に寝てればよかった……

そんなこんなで、無事(⁉)初診を終えることができました。

自分史を作成し終え、次回の予約を入れました。
血液検査の結果もあるので、1ヶ月後の予約となりました。
ではまた次回、診察の様子をご報告したいと思います!

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