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【エンジニアブーツのシャフトを狭くカスタム/ナローカスタム】① WHITE'S Engineer Boots ”NOMAD”

ホワイツ(WHITE'S)のエンジニアブーツ

”NOMAD/ノマド”

大きいサイズ
確かUS11だったか…

シャフトが太くて、ダボつくという事で狭く(細く)とのご依頼。

シャフトの外周を計測すると
スリットを除くトップラインで約41cm

かなり太いです。
レッドウィングのエンジニアで同程度のサイズだと35cm前後。
ウエスコのストックBOSSで37~38cm程度。

話はそれますが…
エンジニアブーツの高さ(Height)の数値は各メーカーで違うというか、レッドウィングが違っていて、同じ11inch Height(11インチハイト)表記でもレッドウイングの方がサイズにもよりますが4cm強~5cmくらい低いです。

理由は…
通常のブーツのハイト表記は「ソールを除くカカトのボトムからトップライン」までの長さで表しますが、レッドウイングは「ソールも含む地面(Ground)からトップライン」の長さで表記しています。
従いまして、他のメーカー(当該のノマドやウエスコボス、チペワ等)のエンジニアブーツはソールがついている状態で比べると高さがあるように感じるワケです。

話を戻します…。
エンジニアブーツのシャフトを細くするには、バックステイを外してシャフトの縫い合わせを解いて、細くする長さ分カットするのですがフツーに考えると逆三角形にカットとなってしまいます。
もし、これを実施すると仕上がりのシャフトの形状が煙突の様に先細りになってしますのでカッコよくありません。

なので少し工夫をするのですが、これにも限界があってトップラインで3cm以上詰めるのは危険です。

ですが、今回のノマドは極端に太かったこともあり、4cm詰める事になりました。
ほぼ限界値になります。
というか、この数値もあまりお勧めは出来ず、免責を謳っての実施となります。

つづく…。


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