見出し画像

【トップリフト交換】ブーツのカカト修理

カジュアルブーツのカカト修理

トップリフト(ゴムの部分)を交換しました。

画像を撮り忘れていますが、今回リペア前は積上げ(リフト)も少し削れていました。
積上げとは…
「リフト」とも呼ばれますが、ヒールの高さを出すために今回交換している「トップリフト」というヒールを形成している部位の地面に接地する部分とソール部分の間に挟まるパーツを言います。
今回のブーツでは茶色の部分を指していて「ナンポウ」と呼ばれる集成材ですが、「リフト」の素材は「革」、「ナンポウ」「木材」その他と色々あります。

コチラのブーツの場合では、オリジナル(修理前についていた)のトップリフトは4mm厚程度しかなく、「リフト」も少し2~3mmほど削れていたので…

その部分を平らに削って、7mm厚のトップリフトを採用しました。
この厚みのトップリフトを使用しているので高さの変化はありません。

もし、更に削れていた場合(よくあります)は、現行の「リフト」を形成している素材に近い材料を使用して「ウェッジ(くさび)」加工という削れ過ぎている部分を補ってトップリフトをつけるか、ヒール全体を交換するといった修理方法もあります。

料金的には
修理する前の状態や素材、ヒールの大きさ、リペア材の選定、リペア方法等で大きく変わりますが3,300円(税込)~となります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?