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【Sole Customized/リソール】Red Wing#8280ナイフポケットエンジニアブーツのソールカスタム

前々回バックル交換のポストをした
Red Wing#8280 Engineer Boots
通称;ナイフポケットエンジニアと呼ばれているブーツ

この「ナイフポケット」と呼ばれるエンジニアブーツ
2種類あります。

ひとつは”#8270”という品番のブーツ
これはレッドウィングの代表的なエンジニアブーツ#2268のシャフトにポケットを取り付けたブーツ
ソールのつくりは#2268と全く一緒のブーツ

もうひとつは今回ソールカスタムした”8280”という品番のブーツです

コチラのブーツはアッパーは前述の#8270と同様ですが、ボトム(ウェルトからした)のつくりが違います。

アウトソールはレッドウィングのロガーと同じvibram#109というソールを採用
この時点でかなり雰囲気は変わりますが…
ウェルトの形状もロガーと同様で

ストームウェルトのフルウェルト

フルウェルトとは、ウェルトがブーツの周りを一周取り囲んだ作りで、#2268や#8270は通常のフラットウェルト(平ウェルト)でヒール周りにはウェルトがありません

と、限りなくロガーのボトムにエンジニアブーツをのせて、ナイフポケットを縫いつけたというブーツですが、ちょっとだけ違うのが…
ストームウェルトが樹脂製だという事…

そして今回のブーツは…

がっつりウェルトが逝ってしまってます…
リウェルト必須です

という事でリウェルトからのソールカスタムを実施しました

アウトソールはvibram#100

今回レザーミッドソールをダブルにしたので、ボトムまでアウトステッチをかけられないので、交換したバックルと同色の真鍮でビス止め…

横から見るとソールが極厚なのが判ります

リウェルトは…

平ウェル/フラットウェルトで実施
アウトステッチはダブル/Double Low(2列)のご要望

そしてフルウェルト/全周ウェルトですが…

アウトステッチをヒールの始まりの部分(ヒールブレスト)までかけて、ヒール周りにはステッチを入れない仕様にしました
これによって、エンジニア特有のヒールのカーブシェイプが強めに入れる事が出来ます

※フルウェルト/全周ウェルトでも可能ですが…
あまり強くカーブシェイプするとアウトステッチに到達してしまうので緩めなカーブシェイプになります

あとはSchott Perfectoの全容になりますw


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