2020年エンジニア採用を振り返る

POLプロダクト部 Advent Calendar 2020 最終日の記事です。

株式会社POLプロダクト部のエンジニアマネージャ前野です。
@strelka0219さんからバトンを受け取りました。

本日の話題は、エンジニア採用についてです。


ここで書いていること

2020年エンジニア採用をやることになりました。

それまでも、面接という形では携わっていたものの、正直エンジニアはコーディングしてればいいよね。そんな考えでいました。
面接も、やるけどめんどくさい・時間が取られる、よくわからん。ってね。

だけど、いい人が入らないって文句言ってるのも違う。
うちらエンジニアがワイワイ言ってるだけでは、人事が良い感じで採用してくれるわけもなく。
そんな当たり前のことを思い、採用推進するか。
重い腰を上げて、2020年エンジニア採用をしてきました。

採用活動ぺーぺーのわたしがその中で、

− どんなことを頭にいれてきたのか?
− どんなことを学びんだのか?
− どんなことを実行したのか?

そんな話をちょっとだけ書いていみようと思います。



まず、最初に。

知恵を得るには、故人を偲ぶ

どんな世界でも、偉いと言われている人がいて、言い伝えになるような人がいます。
そんな人は書籍を書いてくれているので、手っ取り早く知識を得ることができるわけで。あくまで知識のみだけど。

全然採用活動をやったことがない私が、最初に見たのが、こちらの古典。
ソフトウェア開発者採用ガイド

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正直いろいろやることあるな。そんな感想が最初。とはいっても、やるべきことをやるしかない。



スカウトを送る

どの会社でも採用ツールを使って送っていると思います。
なので、その慣例に従うことにしました。

・毎週曜日時間固定で、カレンダーブロックする 
・エンジニア参加必須 老若男女関係なし
・その時間で打ち切る件数を打ち切る(打ち切るまで終わらない)

よし、これでアクセスする件数は担保できた。


次なにするか?

顧問で採用の相談をさせて頂いている方から頂いた言葉として、「採用は営業と同じ。数字管理をしましょう」ということ。

そこで管理したのが、アクション数と各ファネルの遷移率の管理。

エントリー:各採用ツール、リファラル、自社、エージェントの流入数

カジュアル面談〜内定まで:各工程の遷移数・率

これらをやると、数字の変動をみて、
・何があったけ?
・じゃ対応なにしようか?
ってことが、振り返り・対策を打つことができます。

例えば、6月頃のこと。
エントリーの数が倍増している月がありました。
そして、書類選考・1次面談・カジュアル面談の数が増えた。
が、2次面談に流れない。
なんでだろ?面談結果をみてみると、

そう、初心者の応募が増えていたのです。

現状のエンジニアを育てながらという余裕がまだ無い状態。残念ながら受け入れられないのです。


なので、募集内容を修正・フィルターすることで、候補対象を絞ることにしました。

募集内容の変更

さて、応募内容の修正です。言語化難しい。。。

直すポイントとして、

組織として押したいポイントは?
今までの募集内容は、業務領域の押しが強い応募になってました。
それは、それでいいのですが、いかんせんバランスが悪い。
- どんなことを重要視しているのか?
- どんなことを思って、みんな仕事をしているのか?
- どんな環境を会社は用意しているのか?
などなど
業務内容がイメージできるか?
募集内容を見るのは当たり前だけど、候補となるエンジニアさんです。
その人達が現場がイメージできることが大切。
- どんな風に日々仕事してるのか?
- どんなことを依頼したいのか?
などなど

を意識してみました。

ちなみに、6ヶ月単位で直した方がいいよ〜ってのが、顧問の方のアドバイスです。(そろろそ直さないとね)



こんな感じで、細々直し、淡々と繰り返し作業のようにしているある日、こんなことがフッと頭をよぎったのです。

そもそも、面接ってなんだろう?

私は面接が嫌いです。誰でもそうですよね、品定めをされるようなのは嫌いだろうと思ってますが。
面接ってなると、受ける方・面接する方もそんなことが思ってしまいます。

自身が面接をする立場になって、一番大切だなって思うことは、

面接はお互いの想いを確認する場

だろうなって想いを強くするようになりました。

POLという組織の立ち位置からは、自分たちの事業を一緒に達成を目指してくれる人であり、そのためにエンジニアの技術を使っていきたいと思ってもらえる人を採用したい。

私も通過判断でメンバーが迷ったらこんなことを都度いいます。

- 一緒に働きたい?
- 一緒に成長していきたい?
- 上の立場の人だったら、この人に付いていきたいと思う?


これが、究極の採用基準じゃなかろうかな。
そんなことを思った2020年でした。



最後に・・・

POLに入社してから、1年半。色々経験させてきただき、また新たに挑戦できた2020年でした。

ありがたいことに、今年は目標とする採用数を達成し、来年新しいメンバーも迎え走り出す準備もできました。
これもそれも、人事・プロダクト部の各メンバーのおかげだなと思ってます。


さて、我らがPOLプロダクト部のアドベントカレンダーいかがでしたでしょうか?
選りすぐりのエンジニア、デザイナ、プロダクトマネージャーの日々の取り組み・ノウハウ・ナレッジお楽しみいただけたら幸いです。



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