1年半前、プロジェクト運営経験0女子大生がイベントを主催して大失敗した4つの原因。

こんにちは、Yuriです。
今は、ありがたいことに、優秀なメンバーが集まったスタートアップやベンチャーで働かせてもらっています。

ですが、1年半前はそれはそれは何もできないただの勉強しかしてこなかった人でした。
そんな人が、非営利目的のイベントを主催しようとしたらどうなるか。

その時のいわば黒歴史が、皆様の糧になったらいいなという気持ちで書きます。


もくじ

イベントが失敗した5つの原因
①そもそもイベントを開く目的が不明確
②リスクを考えず交渉に臨み、不的確な講演者を選んだ
③仲間に十分にメリットを提示してあげられなかった
④自分で仕事を溜め込みすぎた
おまけ:電話が苦手すぎた

結果、無事爆死

イベントが失敗した5つの原因


①そもそもイベントを開く目的が不明確

その頃、ビジネススクールに通っていた自分は、漠然と、何か行動しなければならないなと思っていました。その時は漠然と女性のキャリアに興味がある年頃だったので、女性のキャリアを応援するイベントを開こうと思いました。
これが最悪で、目的が不明確だったので、イベントの魅力はどこなのか?を考えることが難しく、作業が滞る原因となりました。

②リスクを考えず交渉に臨み、不的確な講演者を選んだ

自分が女性のキャリアについて数時間も話すなんてためになるはずもないので、有名な女性キャリアコンサルタントに複数アポを取り、ワークショップをお願いできないか聞いてみました。ワークショップ内容はこちらで考え自分なりによく考えて訪問しました。ありがたいことに、有名なフリー女性キャリアアドバイザーの藤井佐和子さんが無料で講演してくださることになりました。ここは成功点にみえるかもしれませんが、下手に有名な呼んでしまい、藤井さんが出てくださる条件「参加者約30人以上(?)」を満たすことができるか考えずお願いしてしまったことは大きな失態と言えます。

③仲間に十分にメリットを提示してあげられなかった

ありがたいことに、同じビジネススクールに通っている仲間5人が運営として参加してくれました。夜分に電話対応してくれたり、カフェに集まってくれたりする人もいました。ただ、皆忙しく自分で何かをしている人ばかりで自分が思ったよりコミットしてくれませんでした。これは完全に自分の不手際で、まず自分のプロジェクトで活躍するメリットを十分に相手に提示してあげられなかったこと、運営に入れるメンバーの選別を行わなかったことが原因でした。

④自分で仕事を溜め込みすぎた

仕事を任せることが壊滅的にヘタで、ほぼ自分でやっていました。イベントまでの1ヶ月はほとんどの時間をイベントに割いていました。(後日メンバーに聞いても、やっても良かったけど思ったより仕事が来なかったし、どういう状況下もわからなかったと言われました)息抜きできなかったし、なんでこんなことはじめたんだろうと次第に考え始めることもありました。

おまけ:電話が苦手すぎた

電話が苦手すぎて、カウンセラーの方や会場を準備してくださる方との事前打ち合わせがまともに機能していなかったと思います。もう切りたくて切りたくてたまりませんでした。今は治りました

結果、無事爆死

最後は頭を下げて各方面に集客のお願いをし、友達にも手伝ってもらいました。しかし時間が足りずお客さんの数が条件を満たさなかったため、イベントの中止を決意。お詫びのお電話をアドバイザーさんにしました。
電話を終えた瞬間、自分の無力さに耐えきれず号泣しました。藤井さんはその後メールでこれがあなたの経験になれば、といってくださいました。心の広さに泣きました。
お世話になった友達や運営メンバーに一人ひとり謝りました。優しい言葉や、厳しい言葉をもらいました。彼氏はずっとイベントにかかりきりで会ってあげられなかったのに電話で慰めてくれ、ご飯に連れて行ってくれたりしました。

このときの大失敗は確実に私の糧になっています。
自分で事を起こすということ、皆を巻き込んで協力して事を成すこと。
失敗を生かしつつ、これからもやっていきたいです。


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