medius(prototype)


ちょっと「人について書く」ということをする必要があって、練習として、その人について好きなところをものすごく勝手に書き散らかします。
(これを叩き台にいつか本稿を書けたらいいなと思っています。)



ディスクレイマー


ものすごく日の浅いそのわりに思い込みの激しいファンによるものであることをお詫びします。
解釈不一致だったり、何を根拠に?誰のこと?というところがあったりしたらごめんなさい。
また後述の財布のエピソードについて、拾った人が逆にトラブルに巻き込まれることも多いのでそれを警戒して特段交番に届けることはしないのが一般的、とする説も見られました。おそらく大丈夫だったであろうことを喜ばしく拝察しつつ引用させていただくものですが、そのようなリスクを回避するための逡巡もあったかと思うので、特に「自意識」のくだりはかなり主観的です。すいません。
ディスクレイマー終わります。








好きなところ


想像力があるところ。
耳がいいところ。
人の気持ちにものすごく敏いところ。
正義感が強いところ。
基本的に無防備なところ。
自分をごまかすことが壊滅的にできないところ。
簡単に決めないで時間をかけて考えるところ。
知ることが好きなところ。
言葉をたくさん持っているところ。
そのためにゆっくり言葉を選んで、ゆっくり話すところ。
そのために内輪のコンテンツですら話を早送りされてしまうケースがあるほど、なところ。




「誰がどう見ても財布で、しかもmiumiuで」

道に落ちている財布にも困っている人の影を想像するところ。なんとかしてあげたい、がいちばん最初にくるところ。でも「あぁこれ手に取ったら責任持たないと」って一回逡巡するところ。でも誤魔化したら引きずるの分かってるから無視できないところ。

何とかすると何もしないの中間をとって、財布をじっと見るところ。
あろうことかショーに出たブランドの姉妹ブランドであるという主人公力(ぢから)。

miumiu?プラダのショーに散々お世話になってるのに。

出勤前だ、タクシーも止まってくれた、下手したら遅刻かもしれない。でも結局タクシーのおじさんに謝って、交番に届けて、それを配信で話してくれるところ。お巡りさんもびっくりしてたよね、ピンクモリ男が財布持って駆け込んできてさ。って笑って話してくれるところ。

聞いた話の羅列になってしまったな。

色んな人の気持ちを受け取る想像力の豊かさ。「財布落ちてるの見てさ、とりあえずため息でるよね、だって拾ったら責任持たなきゃなのに」って一回逡巡する人間らしさ。でもやっぱ何とかしてあげずにいられない責任感の強さ。自分に対する嘘のつけなさ。
「どっからどう見ても財布で」「散々プラダにお世話になってる身で」と、どう見ても性善説的な行いになぜか理由を必要としまくっている、もしかしたら自意識が見え隠れしているところ。

そしてもしかしたらどこかで「(迷ったけど)信じた通りにできて安心した」「おれ、よくやったな」って思ってらっしゃるかもしれないところ。
それをファンが知る機会をくれるところ。




「苦情来るんじゃない?笑」

笑かしてなんぼ、世話焼いてなんぼと本能的に思っているところ。
それで誰かが笑ったり喜んだりするのを心底喜ぶところ。
その動機の中に、「自分が嬉しいことを相手にも喜んでもらいたい」が大いに含まれるところ。
それらのことが(見る人が見れば)火を見るより明らかであるところ。
「構ってほしがり」「甘えた」な部分がありそうなところ。
誰かを一人にさせないし、自分も一人になりたくないところ。
それらをひっくるめて老師ーーーもとい、じょんうぉんさんーーーをして「いちばんかわいい」と言わしめているのでは?と思しきところ。






中継点


いつも誰かのためであろうとするところ。
「分かち合われるべき」だから人を喜ばせたいんじゃなく、喜びや幸せはもともと不可分であり、別の人間であることすらもそれらに線を引くことができない。
そのような祈りのような何かがあるんだろうか?
というくらい、躊躇いなく誰かのためであろうとする、その信じる姿の無防備。


なんかずっと同じことを書いてる気がする。
ひとまず、そのような感じがするところが好きです。(放り投げ)








(その人にそこそこ似た)星

誰かの好きなところについて書いたら少しは自分のことがわかるかなと思って書いたけど案の定エピソードとポエムに負けました。
伝わってほしいことを伝わるような言葉で書く、ということが本当に病的に苦手だということがわかり、良い勉強になりました。


星を見上げるようにしか見られないし罷り間違っても何も差し上げられないけど、見ています。




ありがとうございました!












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?