2次元オタだったアラフォーが今更関ジャニ∞ファンになった訳

溢れる愛を垂れ流す

長い文章を書くには仕事以外では20年ぶり、卒論以来である。
プライベートの連絡はLINEで済み、私用でPCの前には座らなくなった。

何故にお金ももらえないのに文字を打っているかというと、一重に関ジャニへの愛が外で溢れそうで危険だからだ。
もう喉ま出てきてる。

ママ友達へのLINEに関ジャニのスタンプを押したい!
「ですし、お寿司」と言いたい
「ひなちゃん(村上君の愛称)がね」と言いたい!!

でも、私はしない。

何故なら私にも世間体があるからである。
いい年のアラフォーは外で押しへの愛を語ると気持ち悪がられるのである。
(周りの人は良い人たちなのでふんわり気を使った反応をしてくれると思ううが、気を使わせてしまうことが居たたまれない・・・)

Twitterは私の愛を語るには短すぎる。

掲示板はアンリーオタさんが怖い。

そこで愛をnoteに書き込むことにしたのだ。
だったら公開しなくてもいいんじゃないか?と思うのだが、
どうせ誰も見てないだろうという思いと、誰か共感してくれるんじゃないかというみみっちい承認欲求が私の中にまだあったのだ。

2次元オタ⇒ジャニオタ


それは世界がコロナの脅威にさらされている時だった。
何気なくつけたTVで、おじさん達は楽しそうにプレゼント交換していた。

そう、それが運命の出会いだった。
関ジャニクロニクルF。
大倉君が横山君にカラスのはく製を送ったあの回だ。

関ジャニ∞の事はもちろん知っていた。
仕分け∞も見ていた。

けれど、名前と顔が一致していたのは夜更かしに出ている村上君、太鼓の達人の大倉君、そしてもうその時いなかったけどドラマで見ていた錦戸君だけだった。

横山君は何となくわかるかも?という程度、丸山君と安田君に至っては顔も名前も知らなかった。

だって、ジャニーズ興味なかったんだもん。

高校時代友人たちがKinkiKids、V6に熱狂していた頃、私はコミケに薄い本(同人誌の事)を買いに走っていた。(しかも幽遊白書やスラムダンクのようなメジャー作品ではなく、南国少年パプワくんというちょっとマイナー作品のオタだった)

内心、所詮顔だけのお兄ちゃん軍団でしょってジャニーズを馬鹿にしていた。(ひなちゃんはマツコにいじられてるから別だった)
歌だって演技だって専門の人には適わないのに、ジャニーズだからってぶっこまれてきてなんやねん位思ってた。

どうせ付き合えやしないのに、友人たちはなんでお金と時間を使うのか?(この際2次元のキャラは付き合えるのか?という疑問は置いておく)

それがである、40歳をまわって同じジャニーズのCDを4形態も買うようになろうとは、高校時代の私に言っても信じないだろう。

話がそれたが、クロニクルである。

「あれ、この人たちってこんな感じの良い人たちだっけ?」

それが第一印象。
コロナで全ての物を消毒しまくる家族がいてメンタルにきていた私は、
大人の関ジャニ∞にほっとした。
わかった上でのいじり。上手いフォロー。おじさん達だからこその空気感。
そこにはかつて私が敬遠したキツイいじりの関ジャニ∞はいなかった。
(いまだに昔の丸山弄りは見ていて辛い。それが脚本であるにしても)

そこからはもう沼である。オタクの性(サガ)で調べだしたらもう止まらない。

安田章大君の病気。渋谷すばる君、錦戸亮君というフロントマンの脱退。

メインの二人が抜けた後、残された5人で関ジャニ∞はどうなるのか?
錦戸君の脱退には一体何があったのか?

それはもうドラマだった。

気が付いた時には丸山隆平に〇をつけてファンクラブの申し込みをしていた。



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