名作ドラマを語りたい-『愛していると言ってくれ』-

このコロナの影響で、良かったことのひとつ。
それは…名作ドラマの再放送!

自称「ドラマー」の私には嬉しい限り。
先月は『愛していると言ってくれ』の全話再放送が良かった❤(たまってたビデオ、やっと観ました)

当時10代だった私……実家は、ラブストーリーを見られる雰囲気ではなく(汗)、一度再放送を見たことがあったかなぁ、くらいで、今回は楽しみにしてました!

特別編、とか言って再編集したものではなく、各話のオープニングまでしっかり放送。
おかげで1日3回×4週『Love Love Love』を聞き、もはや洗脳状態(笑)

今見ると、すれ違いとかfaxとか、時代を感じさせるものもたくさんあるんだけど……

トヨエツのかっこよさと言ったら!!

当時のトヨエツの年齢をとっくに超えた私が今見ても、オトナの色気がハンパない……

なんだろう、やっぱり一番はあの「手」ですかね?

流れるような手話は、まるで音楽を奏でているかのよう。

そして、やたら走っているのだが(笑)、足も速そうでよいのです✨

たまにイケメンの俳優さんでも、走るシーンががっかりな人って、いるんですよね。

体育は苦手で、いつもかけっこはビリから数えて何番目……という私だけれど、いや、だからこそ言わせてほしい!

走る姿がカッコいい俳優さん……好きだーーー!!

そして、常磐貴子もかわいい。

faxの手紙のやりとりも好きです。北川悦吏子のセンス爆発。

常磐貴子演じる紘子が、トヨエツ演じる晃次のことが好きすぎて、勝手に追いつめられていく感じ……
今見ると
「あ~、そこはそういう詰め方しない方が……」
とか
「なんでもさらけ出せばいいってもんじゃないのよ……」
とか
「ずーっと自分を好きでいてくれるオトコにフラフラ行っちゃう気持ちはわかる!わかるけれども、それは結局だれも幸せになれないんだよぉ~」
とか

言いたいことはいろいろ。

晃次は、誠実で才能もあっていいオトコなんだけど、ひとえに信じきれないっていう自分の弱さ。

わかる、わかるよ……

恋愛って、「何歳の時に出会うか」ってことが、けっこう重要な気がする。

若い時に知り合ってダメだった人でも、いろんな経験を重ねてオトナになってから出会えばうまくいったりとか。

だからこそラストで、安易に晃次とよりを戻すのではなく、まずはしっかりと自立した女性になる選択をした紘子が良かった。

再び出会った2人に余韻をもたせる終わり方も素敵でした。

ストーリーはベタなんだろうけど、いろんな条件が合わさって、時代を代表する、そして時代を超えて愛されるドラマになったんだと思います。

実は、私の大好きなドラマはほかにたくさんあって、これは一番じゃないのだけど(笑)、トヨエツのあまりの素敵さをどこかに書き残しておきたかったのでした。

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