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【写真】開放f値の為のNDフィルター

単焦点レンズを使用する場合、特に日中の晴天時などは明るすぎて、せっかく開放f値で撮りたいのに、白飛びしてしまう現象が起きます。単焦点のボケをいかした写真が撮りたいのに撮れないもどかしさ。特にf1.2などで撮りたい場合はなおさらです。シャッタースピードを1/8000にしても露出過多な写真が撮れてしまう。そんなときに便利というか、必要になるのがNDフィルター(減光フィルター)です。NDが何の略かは知らないので気になる方はググってみてください。今まではRF50mm F1.2L USMEF50mm F1.2L USMで撮影するときにNDフィルターをつけてました。最近買ったRF50mmのフィルター径は77mmになるので、他のレンズで使っていたND8とND16しか持ってなかったのです。ND8だと少し暗すぎるときがあるので、そこで今回、奮発してRF50mm F1.2L USMレンズのためにND4を購入しました。買ったのはKenko NDフィルターPRO1D Lotus ND4 77mmです。なんとなく暗くなるロータスのフィルターなので、ブラックロータスと呼んでます。因みにロータスは蓮(ハス)のことですね。蓮の葉が撥水する性質があるので、多分このネーミングになったのでしょう。

撥水 撥油とあります。高い。
Kenkoなので間違いはないでしょう
Neutral Density filterの略のようです
ND4とND8の二枚体制になりました

通常NDフィルターを使うのは滝とか川の流れを、長時間露光で撮影して、流れるような絵を撮りたいときに使うのがメインだと思いますが、開放f値で撮りたいからというのもNDフィルターを導入する十分な動機になると思います。単焦点レンズの開放f1.2にて撮影する場合に、NDフィルターが必要になるのはISO100でSS1/8000にしても白飛びしてしまう場合です。相当明るくないとそうはならないのではと思うかもしれませんが、日中などでは意外と普通にそうなります。今回購入したND4フィルターだと2(段)絞り分減光し光量1/4になります。つまりf1.2の2絞り分f1.2→f1.4→f2.0となり、f2.0で撮影する気分でf1.2で撮影できるということになります。f1.2からf1.4にすると光量は1/2になり、さらにf1.4からf2.0にすると光量は1/2になるので、f1.2からf2.0にすると光量は1/4になります。そして今までのND8フィルターだと3(段)絞り分減光し光量1/8になります。つまりf1.2の3絞り分f1.2→f1.4→f2.0→f2.8となり、f2.8で撮影する気分でf1.2で撮影できるということになります。これは一番、感覚的にわかりやすいかもしれませんが、少し暗くなるだけでISOが上がってしまったり、シャッタースピードが遅くなったりするのでやはりND4も必要かなと思います。※因みに今回、初めてAmazonアソシエイトリンクを貼ってみました。アフィカスですみません。めちゃくちゃ限定的ですが、RF50mm F1.2L USMをお持ちで、ちょうどND4フィルターが欲しかった方はポチってみておくんなまし。でもあいにく現在在庫切れのようなのでAmazonではポチれないようです。おとなしくヨドバシカメラで買いましょう。なんのこっちゃ。

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