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UTAUでNNSVSモデルを使おう!(ENUNU)
ENUNU っていうUTAUプラグインを作りました。
UTAU音源としてNNSVSモデルを指定して、ノートを範囲選択してプラグイン起動すれば音声ファイルを合成できるプラグインです。
今回はそのENUNUの使い方を書いていきます。
自信を持って言います。UTAUユーザーなら簡単です。
① UTAUを起動
ふつうに起動しておきます。(色が違うのは気にしない)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40589816/picture_pc_b85e1ef7f34f31b6892d585630f1f776.png?width=1200)
② ENUNUをダウンロード
GitHubから最新バージョンのzipファイルをダウンロードします。(配布リンク)
記事執筆時の最新バージョンは 0.0.3 です。1GB以上あります。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40590443/picture_pc_59a3b68ee05afc17704d61741da8a12d.png?width=1200)
③ ENUNUをインストール
②でダウンロードしたzipファイルをUTAUにドラッグ&ドロップします。
メッセージが表示されるので、OKをクリックします。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40590829/picture_pc_640e4befd4bdd8ec740e0f5a9945bedd.png?width=1200)
④ 歌声モデルをダウンロード
UTAU音源の代わりになる、歌声モデルをダウンロードします。
執筆時点では2種類のモデルあるので、好きなほうを下記のリンクからダウンロードしてください。両方でもOKです。
おふとんP (ENUNU)
https://bowlroll.net/file/242052
バーチャルシンガー御丹宮くるみ (ENUNU)
v0.0.1 https://bowlroll.net/file/242496
v0.1.0 https://bowlroll.net/file/247489
⑤ 歌声モデルをインストール
④でダウンロードしたzipファイルをUTAUにドラッグ&ドロップします。
メッセージが表示されるので、OKをクリックします。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40592122/picture_pc_a3898e898f181cb4d46ae3b66953e54c.png?width=1200)
⑥ 歌ってもらう
UTAUのプロジェクト設定から、UTAU音源に「おふとんP (ENUNU)」または「御丹宮くるみ (ENUNU)」を指定します。エンジンは何でもいいです。
※画像準備中
単独音歌詞を入力して、USTを保存します。
ノートを選択してプラグインからENUNUを実行し、しばらく待つとwavファイルが生成されます。(USTと同じフォルダに保存されます)
注意
UTAU本体の機能で再生したり、UTAU本体の機能でwav生成した場合に歌ってくれるのは単独音の波音リツなので注意してください。
wavファイルを生成したいときはENUNUをプラグイン実行してね。
おわり
ENUNUを起動するたびにUSTを保存する必要はありませんが、USTファイルが存在しないと動作しないので1度は保存してください。
UTAU上で普通に再生すると単独音の波音リツが歌ってくれます。
促音(っ)は、直前のノートにまとめるのをお勧めします。
例)[が][っ][こ][う] → [がっ][こ][う]
追記(2022年5月22日):2022年以降は [が][っ][こ][う] のような形式を推奨しています。
おまけ
ENUNUのバージョンが 0.0.3 以降で、おふとんP (ENUNU) バージョンが 0.0.1 の場合、歌声モデルのフォルダにある enuconfig.yaml の gain_normalize: true の行を gain_normalize: false に変更することをおすすめします。出力ファイルの音量のばらつきが減ります。
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