勝共連合と深く関わりのある八尾のおっさんの定例会見2022年7月28日(文字起こし)
大阪市の松井一郎市長は28日午後、定例会見を行った。
【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。
基本的な感染防止対策のさらなる徹底を
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。
市長、よろしくお願いします。
松井:私からはまず新型コロナウイルス感染症についてのお願いです。
大阪では新規感染者数が過去最多を更新し、昨日、非常事態を示す赤信号に引き上げられました。
高齢者や基礎疾患のある方など重症化リスクの高い方は、自らの命、健康を守るために不要不急の外出を控えてください。
また、同居家族など、日常的に高齢者等と接する方は感染リスクが高い行動を控えていただきたいと思います。
市民の皆さまにおかれましては熱中症に気を付けながら、小まめな換気などの基本的な感染防止対策のさらなる徹底をあらためてお願いいたします。
次に若年層へのワクチンの3回目接種についてです。
新型コロナウイルス感染症患者数が全国的に上昇しており、10代から30代の若い世代を中心に感染者が急増しています。
一方、大阪市の若い世代のワクチン3回目接種率は伸び悩む状況にあります。
1、2回目の接種の効果は時間の経過とともに著しく低下しますが、3回目接種により回復をします。
また、コロナに感染すると若い方であっても重症化をしたり、倦怠感などの後遺症が続く場合があります。
8月1日からファミリーシップ制度を開始
ワクチン接種は皆さん自身を守るだけではなく、家族、友人、高齢者など、大切な方を守ることにもつながります。
感染拡大や重症化を防ぐためにもこの夏休みなどの機会に、若い世代をはじめ多くの市民の皆さんにできる限りの3回目接種をお願いいたします。
次にファミリーシップ制度についてです。
大阪市では平成25年9月に淀川区役所が全国に先駆けてLBGTの支援宣言を行ったことを機に、性的マイノリティーへの理解を深める取り組みを推進しており、平成30年7月からパートナーシップ宣誓証明制度を開始し、全国の自治体の中で最も多くの方に宣誓をいただいています。
このたびパートナーシップ宣誓者の子、または親も含め、日常生活においてお互いに協力し合うファミリーシップ関係であることを宣誓した事実を公的に証明するファミリーシップ制度に改め、令和4年8月1日から開始をします。
本制度はパートナーシップの方が亡くなった場合でも、残された方が希望する場合は引き続きファミリーシップ関係を維持することができ、また、子が成年となったときに自動的にファミリーシップ関係が解消されるのではなく、選択できることが特徴です。
本宣誓の受領書は携帯可能なクレジットカードサイズで、宣誓書とともに複数のデザインから選択をすることができます。
なお、事前予約をしていただいてから人権啓発・相談センターにて、プライバシーに配慮した環境で安心して宣誓をしていただけます。
本制度に法的な効力はありませんが、本市がファミリーシップ制度を推進することで性的マイノリティーの方に対する社会的な理解を促進し、医療機関をはじめとする民間サービスへの波及を期待しています。
僕からは以上です。
司会:それでは質問をお受けいたします。
必ずマイクを通しまして社名、氏名をお名乗りの上、質問をお願いします。
質問については市政関連のみでお願いします。
では幹事社の読売テレビさん、よろしくお願いします
ファミリーシップ制度の効果は
読売テレビ:読売テレビ、【岡村 00:04:23】です。
お願いします。
今、発表されましたファミリーシップ制度についてお伺いいたします。
これまで進めてこられたパートナーシップ制度と比較して具体的にどういった効果が考えられるのかという点と、宣誓書の受領証については、実際に使用というか、使う場面というか、どういったシーンがあるのかというのを教えていただけますでしょうか。
松井:まず性的マイノリティーの方々から、公的に家族として認められるように、精神的な安心感につながるといった意見をいただいています。
また、パートナーシップ宣誓者の数が全国で最も多い大阪市が積極的に支援をしているということを全面的に打ち出すことで、医療機関はじめ民間事業者の取り組みをいっそう促す契機となり、社会の理解促進につながると期待をしています。
これまで、パートナーシップ宣誓証明制度と同様、市営住宅の同居や新婚家賃補助、犯罪被害者等支援などを利用する際に使用していただけます。
また、一部の生命保険や携帯電話サービスの利用では、公的に家族として認められている証明書として使用いただけるものと考えています。
司会:次の質問をお受けいたします。
共同通信さん。
高齢者への外出自粛要請をどう考えているのか
共同通信:共同通信の河添です。
冒頭、市長も触れていらっしゃいましたコロナの、府の、きのう決まりました対策についてなんですけれども、重症化のリスクの高い高齢者に不要不急の外出自粛を求めるということですが、高齢者に限定した対策であるということと強制力がないというところで、どういうふうに考えていらっしゃるかをお願いします。
松井:これは医学的に今回の第7波の症状を検証したところ、高齢者、特に70歳以上の方なんですけどね、の重症化率がもう圧倒的に高いと。
逆に言うとそれ以下の人は、ほぼ重症化していないと。
そういう中で、やはり命を守っていくというのが、これはわれわれ行政の責務でもありますから、命に関わる可能性のある方々に対しては、やはり感染リスクをいかにヘッジしていくかというところで高齢者の皆さんに、強制力はないですけども、今、感染された方の病状はこういうことですよってことを正確に伝えて、高齢者の皆さんが感染しないようにするためには、申し訳ないけども高齢者の皆さんに、外へ出ると、やっぱり若い人たちはもう普通に活動されてますんでね。
そこの接触をできるだけ避けることが、高齢者の皆さんの感染を防ぐ対策としてお願いをしているというところです。
共同通信:一方で、今回は飲食店への営業の時短要請や政府へのまん延防止措置の要請はしないという判断になりましたけれども、これについてはどうお考えになりますか。
松井:これは、もうコロナとの闘いも3年が経過する中で、飲食店を狙い撃ちして、飲食店の皆さん方、それは協力金とかそういう制度はありますけど、もう長い間の休業、時短営業で、そもそもの経営モチベーションがもう低下していると。
この際もうお店を閉めようかなという声もたくさん聞いています。
食文化を守るためには、やはりその人たちのやる気をしっかり維持していく、モチベーションを維持していくことが重要でありますんで、飲食店を狙い撃ちするような対応は、まさに今は、もうワクチンも開発をされ、海外の経口薬もある中で、重症化率、死亡率も低下してきてるわけですから、飲食店だけを特別な形で対処するというのはもうやっぱりやめるべきだと、こう考えています。
飲食店の時短要請をしないのはなぜか
共同通信:流れとしては国の方針に従ったっていうことにもなるかな、とも受け止めるかなと思うんですけれども、飲食店の時短要請をしないということがコロナの感染拡大防止にどう結び付くかっていうところ、もうちょっと伺えればと思うんですけども。
飲食店の時短制限をすること自体にあんまり効果がないっていうこともあるんでしょうか。
松井:時短要請っていうのは、できるだけ短時間で飲食を済ましてもらうというようなことだと思うんですけど、飲食店が圧倒的に感染拡大の原因となっているというエビデンスもないわけですから、今。
そういう中で飲食店だけを狙い撃ちする必要はないと、こう思っています。
共同通信:ありがとうございます。
司会:次の質問をお受けします。
関西テレビさん。
ファミリーシップ制度関連で、国に法整備を働き掛ける予定は
関西テレビ放送:関西テレビの松浦です。
すいません、ファミリーシップ制度についてお伺いしたいんですけども。
市長がおっしゃられているように、大阪市が全国に先駆けてこういう性的マイノリティーの方への理解を深める制度を進められていて、今回も、パートナーシップ制度で生命保険だったり携帯だったりっていうところのサービスが、パートナーの方が、ファミリーの方だったら使えるということだと思うんですけれども、なかなか当事者の方に話を聞くと、この制度があったほうがもちろんいいというのはあるんですけれども、やっぱりそれ以上に法的な壁が非常に大きいと。
この少数、性的マイノリティーの方が大阪では多いということなんですけど、これから国に対してそういう、なんですかね、法整備だったり、そういうのを働き掛ける予定っていうのはあるんですか。
松井:これはわれわれ大阪で、ファミリーシップ制度というのは、要は性差によって婚姻ができん、要は家族として認められないと。
婚姻の自由ということで、これ、裁判でも訴えられてますけど、なかなかそれは法的な壁で認められていないのが現状なんで。
であれば、やっぱり法律改正というのは、僕は必要なことだと思っております。
これは維新の会としても、それを、向けて、やっぱり法的に家族として認められるようなものは提案をしていくべきだと思いますけども。
もうこれは今までの長年の議論の経過を見てくる中では、やっぱり自民党がそこを、もう、なんて言うかな、やっぱり考え方をちょっと変えてもらわないと、なかなか法改正には、実現するところはなかなか厳しいなというふうには思います。
関西テレビ放送:ありがとうございます。
司会:次の質問をお受けいたします。
大阪日日新聞さん。
自宅療養者へのアクセスが懸念されるが
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。
コロナ関連で伺います。
きのうの本部会議の中でもちょっと議論に、議論といいますか、専門家の中からも出てたんですけども、ちょっと今、入院の状況からして、全ての皆さまを入院というのは難しいということでだいぶ絞っていて、重症化リスクのある人に絞っていってると。
これはそうせざるを得ないと思うんですけども、一方で、アクセスですね。
自宅療養者の中で重症化する方、重症化するリスクの高い方とか、基礎疾患のある方の中でも、自宅療養というところが増えざるを得ないという状況になっていると思います。
その中で医療、そういった方々へのアクセスっていうところがちょっと懸念材料として出てきていると思うんですけれども、大阪市の対策としてこういったふうにやるっていうお考えがあればお願いします。
松井:アクセスっていうのは連絡をどう取るかっていうこと?
あ、それは、大阪市のほうでは、まず高齢者と基礎疾患のある方は、これは保健所から引き続き電話による現状の、現状把握を、これは継続して、これからもやっていきます。
ただ、そういうリスクの低い方に対してはメールによる調査、疫学調査は、これ、ずっと継続していきますけども、重症化リスクの低い方に対しては、こちらから積極的な、保健所業務のやっぱり逼迫をなんとか抑えるために、こちらからの積極的な連絡はちょっといったん停止させていただく。
ただし65歳以上の方で、従来、軽症であっても、ちょっと不安になる方々。
例えば症状が改善して、あと何日間自宅療養すれば自由にっていうか、そういう隔離期間が終わるのかというような問い合わせ等は、これは専用の、高齢者の専用ダイヤルを、設置を28日からやりまして、全面的な設置は8月の1日からですけど。
そういう形でコロナ感染者の皆さんに寄り添う対応をしていきたいと、こう思ってます。
子供たちを対象とした対策は
大阪日日新聞:もう、おっしゃるとおり保健所の業務っていうのはやはり逼迫してて、メールに、やることでだいぶ緩和されると思うんですけど。
一番大変なのはやっぱり電話での対応というふうに伺ってますので。
もう1つ、今クリニックのほうで、いろんなクリニックでちょっと問題といいますか、懸念されてるのが、高齢者とともに小児、子供たちの発熱で外来に来られるということが非常に増えるということで、きのうの本部会議でも高齢者のほうへの呼び掛けとかはあったと思うんですけども、子供たちに対して何か対策等はございますでしょうか。
松井:これはやっぱりそもそもの小児科医っていうのが、小児科を扱っているクリニック、病院が、これはもう絶対数、少ないわけなんですね。
それで小児科の先生のいろんな意見の中では、これ、感染症、2類という位置付けなんで、普段のインフルエンザの診療時間の3倍ほど掛かると、コロナの可能性があれば。
今、コロナだけじゃなくて、子供の中では、子供ってしょっちゅう熱出したり、それからRSウイルスかなんかいうのもあって、初診で診療したときはどのウイルスなのか分からないと。
病気名が。
症状がよく似てるもんだから。
実際、僕の孫もそれ、熱出したんで病院行ったんですけど、これはコロナじゃなくてRSっていうウイルスで。
これ、大人には感染しないと。
で、もう時間たてば治りますよっていうウイルスなんですけどね。
結局、やはりこのコロナの感染症を第2分類ってしてるところで、もともとマンパワーの少ない小児科の負担が非常に増えてると。
あまりにもインフルエンザ等と比べて、さまざまな規制の中で治療するから、結局1日の診療所がオープンしている時間内に診れる子供たちの数がやっぱり抑えられると。
ここをやっぱりもう改善しないと、今の日本の医療資源というのは一挙に増やせるわけじゃありませんから。
小児科が足りないから1週間後にその倍の小児科ができるなんていうのは、あり得ない話なんで。
そこをやっぱり、これ、国で基準をしっかり見直すべきだと思います。
大阪日日新聞:あともう1点。
医療機関の中でちょっと困ってるのは検査キットです。
国から配布という話もあるようですけども、これ、医療機関に行かずに配布されても、医療機関側としては、やり方が困るという話もありまして。
例えば無料のPCR検査、各所でやってると思うんですけども、結果、ここで出ても、そこから届け出がいかないために、結局医療機関に来てっていう二度手間になったりもしてるようです。
検査キットの使い方とか医療機関への供給っていうお考えがありましたらお願いします。
感染症分類そろそろ見直さないと
松井:これも、大阪市としてその考えがあっても、供給元が、国が全部これ仕切りやってますんでね。
だからやっぱり何度も言うように、検査体制含めて、いつまでも第2分類の検査体制っていうことでやり続けるというのも、これはもう無理があるんではないかなと思ってます。
だから国の専門家会議の中で何度も言ってますけども、やはりこの感染症分類そろそろ見直さないと、医療の現場も、他の、インフルエンザと比べて圧倒的なマンパワーと、それから装備、負担が増えてますんで。
もう2年半以上こういう形の中でなかなかやっぱり、現場の疲弊っていうのはさらに進行するんではないかなというふうに思ってます。
大阪日日新聞:ありがとうございます。
司会:次の質問をお受けいたします。
ほか。
共同通信さん。
安倍元首相の国葬中止を求める脅迫メールへの対応は
共同通信:すいません、今週の25日月曜日に、あ、共同通信の河添です。
25日の月曜日に安倍元総理の国葬を巡っていろんな全国の自治体に脅迫メールのようなものが届いていて、大阪市さんも25日に。
松井:うん、来てる来てる。
共同通信:はい、来てるってことですけど、それについて受け止めと、市としての対応があれば教えてください。
松井:いや、受け止めってもう、本当こういうことをするやからが残念で仕方がないなと思いますね。
脅したところで何か、なんて言うかな、前向きな、そういう答えが出るわけでもなんでもありません。それは国葬に反対されるという人もいるし、そういう、それはもう内心の自由ですから、その人がそういうふうに考えるのは自由ですけども、そのことをもって子供たちに危害を加えるとか、それから国葬をつぶすために暴力的行為に及ぶとか、本当に、なんて言うかな、抗議の仕方がもう大間違いやなと思います。
その人たちに無理やり、なんて言うかな、弔意を持って国葬に参加しろなんて誰も言ってないんだから。
参加したくない人は参加しなくていいんですよ。
だからそのことでそういう脅迫する行為は、これはもう大阪府警に、全国警察に徹底的に取り締まってもらいたいと思いますし、われわれも府警に対してはそういう要請してます。
司会:次の質問をお受けいたします。
朝日放送テレビさん。
人々の移動について何かメッセージを発するのか
朝日放送テレビ:ABCテレビの尾崎です。
これから子供たちが夏休みに入って、お盆も近づきますし、かなり県境を越えた移動がまた出てくると思います。
今のコロナの状況で言いますと、行動抑制はしないということですが、何か市長としてメッセージを出したりとか呼び掛けられるようなお考えというのはありますでしょうか。
松井:これ、おじいちゃん、おばあちゃんと会うとき気付けてよということだけです。
今、事実として子供は重症になってないんでね。
基礎疾患が、すごい大きな基礎疾患、重篤なそういう重い病気のある方は別にして。
これ、事実そうなってないんで、子供同士が夏休み楽しむ分に対しては、そんなに大きな問題はないと思います。
ただやっぱり高齢の、里帰りをして、高齢者に近い場合は、せめて症状がある、せき、熱ある場合は、そういう高齢者との接触というのはちょっと控えてもらいたいなというふうには思います。
朝日放送テレビ:特に帰省が始まったときとかに、例えば何か検査をするとか、当事者の側で何か気を付けたほうがいいというような、そんなお考えってありますか。
松井:できれば、今無料のPCR検査もやってますんでね。
これ、なかなか、でも非常にニーズが高くて、検査を受けるまでの手続きが煩雑になるというか、時間掛かるかもしれないけども、例えば前もって抗原検査キット等で調べてから行っていただきたいなとは思っています。
土地課題対策工事費の透明化に向けた取り組みは
司会:次の質問をお受けいたします。
ほか、ございますでしょうか。
大阪日日新聞さん。
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。
IRについて伺います。
住民投票の可否、今度、府議会のほうで決められると思いますけども、その前の段階として監査請求が大阪市のほうにありまして、結局、結果としては合議に至らずに不調に終わったということでした。
ですから監査の結果として、それ以上出てくることはないと思うんですけども、一方で付言として呈されているものがありまして、それぞれ意見が分かれたわけなものですから、大阪市の支出執行の適正確保に係る課題や負担の軽減を図るために、早期にSPCとの間で土地課題対策工事に係る費用のいっそうの透明化を図る仕組みを構築、導入できないか協議することも検討されたいという、そういった付言が呈されています。
これについて何かアクションといいますか、起こされるお考えはありますでしょうか。
松井:いや、だから工事のさまざまな調査はやってますし、やった結果、液状化現象でだいたいこのぐらいの金額が必要になる、それから土壌汚染対策としてこの程度の金額が必要になるということが分かってきたわけですから。
だからそれが多大な負担かどうかというところの判断だと思うけども、われわれとすると、それは投資、十分回収が見込まれる投資だというふうに判断してますんで大きなマイナスの負担とは思ってません。
プラスに変わると思ってますから。
そもそもよく考えてもらいたいのは、皆さん、メディアの皆さんもよくご存じのように、大きな負の遺産だったわけです。
そもそもマイナスなんですよ、夢洲は、つくったときから。
それを今、有効な資産につくり替えるために、いろんなこれまで議論をしてきて、このIRについても、これは法律まで、議員立法で基本法を作り、閣法で実施法を作って、エンタメの拠点としてIRをやろうということを決めたわけです。
IRにはカジノという、そういうネガティブな捉え方をされるエリアありますけど、先進国の中ではほとんど全て、IRは各国でエンタメの拠点として整備されているものですから、われわれはそういうリスク、依存症リスクに対して対応策をきちっとつくる中で、リスクヘッジしながら夢洲を負の遺産から有効な資産につくり替えていくということですから、大きな負担という文言ありますけども、これはそもそもが、われわれは十分、回収の見合う投資だと思ってますから。
それに対して必要な調査はしてきてますんで。
そのことをもって、監査のおっしゃってることをないがしろにしてるとか、そういうことは一切ないつもりです。
あとあと検証できる仕組みが必要では?
大阪日日新聞:おっしゃるとおり依存症のリスクとか、吉村知事のほうでも依存症対策については力を入れていかれるっていう話を再三されてます。
この監査の中でもう1個出てきてるのは、SPCとの間、あるいは事業者との間で、どこが上限なんだと。
何遍か会見でもお聞きしましたけども、土壌汚染対策の上限の問題なんかで、掛かる費用の上限の問題ですね。
その辺りを監査のほうでおっしゃっているんだと理解してます。
それと、ちょっとこの件は意見が分かれるところだと思うんで、監査の中でも意見が分かれてると思ってまして、1つ言ってるのが検証。
松井市長も、これは党のほうになるかもしれませんけど、選挙の中で政策の検証っていうのが非常に重要だということを再三おっしゃっておられたと思うんですけども、このIR、それから今1つ問題になってるのは東京オリンピックですね。
これも1つは公益財団法人という仕組みの中でなかなか検証しづらいっていうところが問題になってると思うんですけども、博覧会協会で今何か起こってるっていうわけではないんですが、あとあと検証できる仕組みが必要なんじゃないかなと思います。
それについて、公益財団法人という形態はあるんですけども、大阪市、大阪府が税金を投入する中で、この辺の検証をしていく仕組みについてなんかお考えはありますでしょうか。
松井:これは博覧会協会の話ですか。
博覧会協会?
大阪日日新聞:検証という意味です。
博覧会。
意思決定過程を検証していただければ
松井:博覧会協会の?
それはもう検証はできる限りフルオープンで議論するというところだと思いますよ。
それからやっぱり議事録を全て残しとくと。
協会のほうはわれわれが運営しているわけではありませんので、これは協会という財団法人の運営なんで、大阪市と大阪府の同等のように、さまざまな会議公開せよとまで、僕らが指示、命令できるわけではないですけれども。
せめてさまざまな議論をした中で、その議事録等は、やっぱり終了して、検証できる体制をつくっとくべきだと思ってます。
これはもう大阪府の、大阪府、大阪市のそういう事業に対しての検証はこれまでからずっとやってますけども、もう意思決定過程は全てメディアの皆さんにもフルオープンでやってきてるわけなんで。
だからそこで検証していただければと思います。
さっきの夢洲の件だけど、これ結局、検証できませんから。
誰が指示して、本来、夢洲は液状化が起こらないというのが港湾局の意見でした。
これ、要は粘土層の浚渫土で埋め立ててるからと。
これ、もともと、そういう事業者と話をする中で、土地所有者である港湾局側は、もともと粘土層で埋め立てたんで液状化のリスクは低いという、それを基に事業者のほうで土地調査をした結果が、いやいや、液状化すごくリスク高い土地じゃないですかと。
だからそれをもって僕も港湾局、役所の中で、なぜもともと粘土層でって言ってたのが違うような形になってるのかっていうのを調べましたけど、これは当時の大阪市の出資法人が埋め立て事業を担ってて、その出資法人はもう解散してるし、そこの幹部の皆さんももう人生を終えられてると。
それから議事録がないと。
だから誰がどういうふうに指示したかって一切分かりません。
だから、今、夢洲がなぜあのように、本来われわれが求めていた品質のものと違う土地になってるのかっていうのは、もうやぶの中ですよ。
だからそういうことが、ならないように、今の大阪市では、そういう意思決定に関しては全て書類で残してますし、意思決定プロセスシートっていうのも作ってますから。
それはその時々の意思決定に参加をする市長と副市長が、それから部局長かな、そういう者がサインをして、これをずっと残していっております。
だからそう考えれば、大阪市も大阪府もそうですけど、今の役所、大阪府、大阪市の役所組織というのは全国の中でもトップレベルで、そういう意思決定の公開と、それから将来への検証ができる、そういう仕組みは日本の役所の中でトップクラスの制度を作ってるんじゃないかなと思います。
大阪日日新聞:ありがとうございます。
足立議員の代表選に関する指摘をどう思うか
司会:次の質問をお受けいたします。
質問ございますでしょうか。
それでは終了いたします。
ありがとうございました。
読売テレビ:すいません。
続きまして政務の質問を受けたいと思います。
ご質問ある方は挙手をお願いいたします。
関西テレビさん。
関西テレビ放送:関西テレビの松浦です。
代表選についてお伺いしたいんですけれども。
今日も代表が足立議員とちょっとやりとりをされたかと思うんですけれども。
松井:やりとりって、絡んでくるから、もう。
ややこしい。
関西テレビ放送:足立議員が指摘されてた、代表、以前から後継については指名されないというお考えを示されてたと思うんですけど、内々で馬場共同代表について後継指名しているんじゃないかという指摘を足立議員がされていたんですが、その辺りについてどうですか。
松井:後継指名はしていません。
これ、やっぱり立候補をしたときに、僕は誰を応援するかは決めます。
党の一員ですから。
今、馬場議員もまだ立候補してないわけで。
ただ、馬場議員を共同代表に指名したのは、これは事実、僕です。
これは信頼したから指名してるわけで。
足立議員が、なんて言うかな、さまざまな形で今、みんな推薦人集めに走ってますよ。
それは当たり前のことですよ。
代表選挙があるわけだから。
それが、なんて言うかな、勇み足だとか、それに対して、なんて言うかな、影響力のある者が声を上げるのはおかしいとかね。
ままごとをやってるんじゃないんだからね。
これ、みんな代表選挙というものをやる限りは、自分が代表に選ばれるために必死で動くわけで。
足立議員ももっと必死で動かないと
だから足立議員も、もうやりたいならもっと必死で動かないと。
何も、なんて言うかな、金銭やりとりするとか、そういうことは駄目やと思いますよ。
ただ、でも今のところ、これ公職選挙法、関係ないんだから。
本当、自民党の総裁選挙なんてなってくるともう本当に、ありとあらゆる手段でいろんなものが出てくるわけだからね。
いろんな手法を使うわけだから。
でも政党、政治の世界っていうのは、最後はやっぱり党内でも、それは選挙というものでやると、もう戦いですよ。
そのぐらい、普通に国政選挙、地方選挙、もう選挙になったら、これは他党と争ってるわけだけど、これはもう大戦やってるわけですよ。
命取られることはないけど。
でも政治生命っていうのは、もうなくすわけで。
そのぐらいの、やっぱり戦っていう意識を持ってね。
本気で代表狙うなら、もうなりふり構わずもっと自分で頑張れと思いますね。
人が、松井がどう動いてる、こう動いてると、人のことを気にしてる場合かと。
自分でもっと動けよと。
それはもう危機感が足りないし、僕から言わせたら、なんて言うかな、やっぱり官僚の思い上がりの中での甘い考えだなと思います。
政治の中でも、要は役選とか、中でのやっぱり主導権争いというのは、これはもう、もっと、なんて言うかな、厳しいもんですよ。
だから自民党の選挙でも、それはもう負けたほうは冷や飯と。
その冷や飯を食うのは、もうそんなもん覚悟の上でみんな戦に突入するんだから。
ただ、なんて言うかな、武器は言論ですよ。
そういう暴力的な武器は一切ないけど。
でも、これ戦だから、やっぱりやるかやられるか、真剣勝負と。
もうそのぐらいの気概で、代表選にチャレンジするならしないと。
今みたいにTwitterでねちねち、これは不正があるとか、これがおかしいとかね。
君は、本当に小学校の学級選挙やってるようなもんですね、足立のやり方は。
そんなもんじゃ本当の政治の世界の権力争いなんていうのに勝てることはないと思います。
彼がそうやって人を引き付けるようなことはできないと思う。
もっと血みどろの争いをやっぱりやれよと思いますね。
関西テレビ放送:一部で、党内でもめるぐらいであれば代表が後継指名したほうがいいんじゃないかという声も上がっているんですけれども、それについては。
ただし決まったら1つにまとまれ
松井:だからそれは何回も言ってるけど、選挙になったらもう戦だから、本気でやり合いしないと、選挙は。
ただし決まったら、決まったら従うんよと。
1つにまとまれよというのはずっと言うてきてるんで、僕は。
僕は自民党時代に、それは骨肉の選挙戦をやってきましたよ、何度も。
でも決まって、勝とうが負けようが、そこで多数で決まったことには従ってきました。
何度も言うけど、維新の会いうのがなぜできたかいうのは、これは多数で勝ったのにわれわれを排除したから。
われわれが決めたことに自民党の長老の皆さん、先輩方が、他党とアンダーテーブルで手を握って、本当にひきょうな手段でその決定を覆したから僕は自民党というところの、ここでは民主主義は成り立たんと思って出たわけですよ。
だからこれは維新の結党そのものなんでね。
だから党内選挙は本当にもう血みどろになる争いやったらいいと思います、それぞれ。
その代わり決まったら従う。
従われへんかったら出ていく。
もうそれしかないですよ、政治の世界は。
関西テレビ放送:先ほど、立候補を表明されてる方の中で自分が誰を応援するかっていうのは表明されるっておっしゃってたんですけど。
松井:それはそうです。
関西テレビ放送:それは8月以降で、この人を推します。
松井:それは告知されて候補者が出そろった時点で決めます。
関西テレビ放送:それは公表される形でこの人ですっていうのを選ぶんですか。
松井:君ら聞けへんの?
関西テレビ放送:いや、聞くと思いますけど。
松井:聞かれたら正直に言うよ。
事実上の後継指名に近いのでは
関西テレビ放送:事実上それって後継指名にちょっと近いのかなというふうに思うんですけど。
松井:それは違うでしょう。
2万人、3万ぐらいかな、今、党員がいて、有資格者2万人ぐらいがいる中でね。
それは僕が、誰々が適任や思うって言って、それもそういう形で1つの意見として、党員の皆さんも意見として考えてはくれるかもしれないけど、党員集めてきてるのは、特別党員がみんな集めてるんだから。
だからもう特別党員がまた中で2万という得票を、それぞれPRしながら投票箱が閉まるまで取り合いすればいいじゃない。
でも1つの参考意見として松井がこうやと。
例えば違う人は誰々を、推薦人制度っていうのはそういうことだから。
僕は推薦人にはならないけど、候補者が決まったときは、党員として誰を応援するかは、それは言いますよ。
その候補者の中で。
これも、僕も含めて、選挙に出るもんで100点満点支持してもらえる人は誰もいないんだから。
誰もね。
もちろん僕も含めて。
みんな出てきた人の中で、よりましな人を選んでるんでしょう、選挙っちゅうのは。
だから維新の中でも何人か出てくる中で、全てが0点の人もいないし100点の人もいないと思います。
だからその中で、みんなで誰を選ぶと、誰がましやというのを、みんな判断すればいいと思います。
関西テレビ放送:代表が、代表の、そのときたぶん辞任されてるんで、ちょっと。そのときもたぶん代表だと思うんですけど。
参考意見だったとしても、代表のお言葉というのはたぶんすごい影響力があると思うんですけど、それでも発信はやめないですか。
松井:それは選挙だから。
さっきから言ってるように党の運営をこれから託す人を決めるわけでしょう。
託す人。
それは、僕は後継は誰って指名しないけども、そのときに、自分がここまでトップとして率いてきた、だからそのあとをまとめられる人をやっぱり選んでいくというのは当たり前の話だと思うし、一党員として誰がいいかは言いますよ。
関西テレビ放送:ありがとうございます。
読売テレビ:一番前の。
告示後、代表に適していると思う候補者を支援するのか
読売新聞:読売新聞の【梅本 00:45:19】です。代表戦の関連なんですけれども、実際、告示されたら、この人がいいというのを一党員としておっしゃるということだったんですけど、実際、選挙の支援とかもされるご予定でしょうか。
松井:選挙の支援?
読売新聞:はい。
松井:支援っていうのはどういうこと。
読売新聞:なんか呼び掛けるとか、党員とかに。
松井:それは聞かれたら、俺はこう思うということは言いますよ。
それこそ黙ってるほうが無責任じゃないの、それ。
例えば自民党の総裁選挙でも派閥を挙げてやるじゃない、みんな。
だから安倍総理2期目のときでも、党員投票は石破さんだったけど、それはもう派閥の、国会議員の数の論理で、決選投票は安倍さんが逆転するんでしょう。
それはなんかもう、その中では血みどろの争いしてますよ。
僕も自民党にいたからね、よく分かってるけど。
それはもう、自民党って小さな議会でも、みんな血みどろの争いしてるよ、党内役選で。
ただ、それを乗り越えて、終われば一枚岩で固まってくるから、この70年近い戦後の、戦後77年のほとんどの間、自民党が政権を担う、その原動力にもなってるわけ。
だから維新の会がこれから、この先、結党から11年は、これは僕と橋下さんとでまずはつくってきたっていうその中で、土台づくりは、創業的な土台づくりをやってきたけど、これからあとは、やっぱりもうそういう党内の多数決で血みどろの争いしながらものを決めて、決まれば従うと。
それを従わないのが民主党だったんで。
多数決でもの決めないから。
で、結局、最後ばらばらになるわけでしょう。
佐渡金山、23年の世界遺産登録は困難に。受け止めを
自民党はやっぱり勝っても負けても、えげつない戦いの中で、そこでやっぱり最終的には、決まれば、冷や飯を食おうが何しようが、そこは、負けは負けと認めると。
そういう文化があるから自民党が強くなったんで。
そういうふうにならないと、ままごとみたいな政治ごっこをやってたんでは、それは自民党と対峙できるような組織にはなりません。
読売新聞:分かりました。
ありがとうございます。
それと、ちょっと話が変わってしまうんですけれども、新潟の佐渡金山に関して、ユネスコに登録を申請していたんですけれども、当初目指していた2023年の登録について難しい状況だということで末松文部科学大臣が本日ちょっと表明したんですけれども、それで今後、再提出することを表明されたんですが、この件に関して代表としての受け止めというのをお願いできますか。
松井:いや、だからそれ末松さん、何が難しかったんか、ちゃんとはっきり言ってあげないと。
あれもともとは、延期延期になる中で、これは安倍総理を中心に自民党の人たちがやっぱり佐渡金山を、世界遺産登録目指す、登録すべきだということで議論なされてきた経過があると思います。
だからもう末松さん、まさに自民党の文科大臣なんだし、萩生田大臣のときに、これはもう早くユネスコに登録すべきだっていうことに、あれ、なったんじゃなかったのかな。
読売新聞:本日の説明では、ユネスコ側から十分でない点があるという指摘を受けたということだけ説明されているようなんですけれども。
松井:だから十分じゃないって言った、それは何かを言わないと、それ改善できないじゃない。
だから、もうそこはやっぱりちょっとはっきりすべきだと。
でないと、これまで登録のために尽力してきた大勢の人たちが納得しないと思いますよ。
読売新聞:分かりました。
ありがとうございます。
代表選を行う意義を確認したい
共同通信:共同通信の河添です。
先ほどの代表選のことについてお伺いしたいんですけども、代表選をなぜやるかという意義について確認させてもらいたいんですけども、それは先ほどおっしゃっていた血みどろの争いをする中で自民党のように勝っても負けてもそのあとは従うっていうことをやることによって、党が強くなっていくからということなんでしょうか。
松井:うん。
そうですよ。
さっき、後継指名の話あるけど、後継指名では納得しない人が出てくるんじゃないかと。
それで決まったとしても。
それは選挙を経てないから。
維新の会の身を切る改革で、われわれ府議会報酬カットからスタートしましたよ。
あのときは僕は橋下さんっていう圧倒的な代表がいて、大阪維新の創業者も僕と橋下さんだったの。
橋下さんっていう圧倒的な代表者がいて、いろんな党内の運営を、これをやっぱりちょっと強引っていうか強硬って言われながらも運営してきた。
僕が幹事長でもね。
身分に関わる報酬カットは僕らが一任で決めたわけではありません。
あれ、君ら全然、今の記者の人は知らんと思うけど、2010年の話で、維新の会ができてすぐね。
だからそれはいくら橋下さんや僕らでも報酬3割カットは、これは俺らが言っているんだから黙って付いてこいということで決めませんでした。
俺はやっぱり反対やったという人があとから出てくる
最後、党へは今の維新の会の本部に、あのときはまだ2階の一部しかなかったけどね。
そこへみんな集まって、最後もう手挙げて決めた。
それで結果どうやったか分かる?
1票差よ。
数えてんだから、俺が。
反対の人は反対の理由はあったのよ。
やっぱり政治家の身分をそうやって削ることでいい人材が集まらないという、そういう意見もあるし。
それで賛成の人は僕を含めて、政治家、これだけやっぱり世の中厳しい状況の中で政治家はそもそも恵まれ過ぎてるという。
だからそこはやっぱり雇用者所得の平均とかそういうことを考えても3割程度は当然と。
そのときだいたい、もう1つは橋下さんがもう3割カットしてたから、知事として。
知事と議会が車の両輪っていうなら、やっぱり知事のカット率に合わせるべきっていうのが僕の理論ね。
僕の考え。
でもやっぱり反対派の人は、そこはいい人材を集めるためにやっぱり報酬カットっていうものについては慎重であるべき。
だから両方、もう白熱しましたよ。
賛否両論ですよ。
最後僕が言ったのは多数決。
1票差で勝っただけだからね。
でも1票差でも多数決で決まったことはみんなで従おうねっていうことで、そのすぐの議会に3割カットを出したのかな。
議案で。
結局そういうことですよ。
いくら代表・幹事長でそういう支持する声が多くても、やっぱり賛否拮抗することはあるんです。
それは最後は選挙で。
やっぱりみんなでもう目に見える形で決まったんだから。
で、決まったこと従わないんだったらもう出ていくしかない。
自民党はこれ、逆をやられたから僕が出ていったわけでね。
だから、代表選挙っていうのはそういう意味です。
これからやっぱり僕が後継指名したらたぶんみんな、うん、まあ松井が言うんだからそれでいいじゃないって言うかもしれないけど、でもそれは意思表明してないから、俺はやっぱり反対やったっていう人があとから出てくるんで。
俺は反対やったっていう人は、ちゃんと反対は反対で声を上げて、でもその反対より賛成の人のほうが多かったらそれに従うと。
それを乗り越えていって、要は政党組織として少しずつ成熟するんじゃないの。
だから維新の会も全部が僕の思うとおりに全部決めたわけではないです。
そういう賛否のときは最後は多数決やってるんで。
それも手挙げてやってるんでね。
今は大阪市議会とか役選ももうだいたいみんな、これも100%合意の下で団長、幹事長決めてるけど、大阪府議会はたまにやっぱり役員選挙を記名投票でやってるからね。
代表選挙。
これも記名投票で代表っていうのはそれもみんな、もう僕が府議会幹事長のときから、浅田さんが代表のときから、そのときはもう手挙げてやってたんで。
政府コロナ分科会がコロナの感染症法の位置付け見直しへ。受け止めを
あれ、11年の選挙がすぐ終わって5月議会前に新執行部決めるのに、われわれ選挙で過半数取ったけど、11年府議会のね。
57議席取ったけど、浅田さん人気悪かったんよ。
浅田代表は代わるべきっていう声が結構あって、で、選挙やろうとなって、で、浅田さんが何票差かな。
5票差ぐらいで勝ったんじゃないの。
だから浅田先輩が、普通は無投票でそんなの再任やけど、やっぱり、いや、浅田嫌というのが半分ぐらいいたから。
だから最初はもうみんな人を選ぶのに手挙げるって、やっぱりみんな気になるよね。
浅田に手挙げる人と違う人に手挙げる人、目の前でみんな見てるんだから。
それは無投票にしてくれとかなんかいう声あったけど、そのときは僕はもう、それはもう駄目と。
やっぱりそれは自分が推薦するこの人っていうのは、やっぱりこれはもう堂々と自分の名前もちゃんと挙げて、で、手挙げて決めるっていうのをやりましたよ、2011年。
そのやった瞬間はやっぱり、なんであいつがあっち、なんであいつがあっちという、いろんな話になったけど、でもあれから10年、大阪維新の会の府議団、割れてないじゃない。
そこはそれとして、ちゃんと乗り越えてきてるから。
だから強くなってるんじゃないの。
共同通信:ありがとうございます。
あとちょっと別件で、先ほども触れられてましたコロナの分類のお話で、今日、一部報道で、政府のコロナ分科会がコロナの感染症法の位置付けの見直しを提案するという方向で調整に入ったっていう報道があったんですけれども、先ほども市長、代表おっしゃっていたように見直すべきだっていうことを前々からずっと主張されてらっしゃいましたけれども、受け止めをお願いします。
松井:早く決めてと思うだけです。
だから、分類は見直すけども、今はワクチン接種は無料ですし、それから治療費も無料なんでね。
だから、それを一挙に全部、インフルエンザと同等に有料にするっていうことは、これは施策でできる話だから。
だから分類はきちっと見直して、でもやっぱりコロナっていうのは初めての体験なんで、ワクチン接種とか、それから医療費については、当面の間やっぱり税負担をするという、そういう方向でいいと思います。
共同通信:ありがとうございます。
次の代表は党内をまとめられることが大前提か
読売テレビ:すいません、読売テレビ、質問させていただきます。
先ほどの代表選にまた関してのご質問になるんですけれども、今週の囲みのあとにさまざまな方が立候補の意思を表明しているというところで、その意見は戦わないと。
ただ、党をやっぱまとめれる力がないとというところをおっしゃってた中で、その文脈でそのときに梅村みずほさんの話になって、女性というところを生かしてといったところで。
ただ、男性、女性は関係ないよと松井さんがおっしゃってて、そこで争うんじゃなくて、もっと政策とか党をまとめれるかっていうところの話でおっしゃってたんですけど、その辺り、梅村みずほさんのことを指してという意味ではないとは思うんですけど、あらためて次の代表になる人っていうのは、大阪も東京も含めて、その辺りまとめれる人が、まず大前提としてなってくるのか。
ちょっとその辺り伺えますか。
松井:いや、それは当然ですけど、あれ、質問したのどこやったか、朝日か。
どこがさっき質問したんかな。
男性:【*************00:59:11】。
松井:質問が、梅村みずほさんが、女性の視点を持って代表にチャレンジをするかということに対して、コメントを求めたよな、俺に。
だからジェンダーは関係ないでしょと言ったの。
女性だろうが男性だろうが、組織のトップは組織をまとめて、組織を大きくして、で、政党の場合は数の力を増やして、政策を実現することが目的なんだから。
だから、男性の視点、女性の視点って関係ないんじゃないの。
次期代表の選び方についてどう考えているのか
これが、例えば政調の中で、政調の中で女性の活躍をどういう施策を作るかというと、女性の視点で、勉強会のトップになりたいというのはありやと思うけど。
これ、今、維新の会って、女性も男性も、そりゃ男性のほうが多いけど、いっぱいいるじゃない。
それは女性も男性も関係なく、組織を一元化、一体化でまとめて、政策実現できる、そういう強力な体制つくっていくんが代表の役割なんじゃないの。
それ以外に代表の役割ってあるかね。
僕はずっと代表の間、とにかく組織をまとめて、やっぱり政治は数ですから、議員数を増やして、政策を実現させると。
この1点で、代表やってきましたけどね。
だからそれが、組織をまとめ役がどうのこうの、それはあかんとか言うと、そもそも代表になることが、もうやめといたほうがいいと思いますよ。
まとめる気ないんなら。
読売テレビ:その上でなんですけど、今まで松井さんやってこられて、かなり、もちろん、党の創設のときから関わってこられた方なんで、力も、影響力もあったと思うんですけど、次の後継ってなった場合に、もちろん維新は全国政党でありながらも、本拠地は大阪というところもあって、これ、必ずしも大阪の議員だけじゃなくて、誰にも資格はあるとは思うんですけど、その辺り、要は国会議員団も含めた日本維新の会の代表を決めるに当たって、とはいえ、やっぱり大阪の人を選ばないといけないとか、もしくは国会議員で大阪にルーツのない方とかだと、そこを狙いたいってたぶんあると思うんですけど、その辺りって、まさに代表やってこられた身として、どのように考えてらっしゃいますか。
松井:だから、それを説得する力を持たないと。
だから、それは僕は、私は東京だから、私は大阪以外だから支援されないんだろう、票集まらないとかね。
もうそんなやつは最初からやめといたらええの。
どこでの選挙区だろうと大阪が一番、党員多いんだから。
自分とこの党員増やせばいいじゃない、もっと。
党員1票なんだから。
自分で党員増やして、圧倒的な数持てば、それはそこで、たぶん支持されるし。
でも、そこが例えば、大阪以外で党員のほうが多かって、もし僕がその候補者、今なるんなら、それはもうそこへも行って、皆さんはそりゃ大阪じゃないけど、そやけどこういう形で党をまとめていきたいと。
だから応援してくれってやりますよ。
そのためには、なんて言うかな、表の街頭での活動とか、そういうのだけじゃなくて、やっぱりそれも、そこの党の支部長なり、そこの組織の幹部ともう毎晩のように酒飲みながらでも、とにかく支援要請やるけどね。
馬場共同代表をどう見ているのか
だから、そのぐらいやらないと、もう何度も言うように、自民党は毎晩そうやっていっぱい飲みながら、自分を支持してくれる仲間を広げてんのよ。
今日はAさんと、この人ええ人やな思って、またBさんとも酒飲んで、あ、こっちもええなとか、そうやりながら、みんなやってんのよ。
そのぐらいのタフさがないと、胆力ないと、だんだん組織が大きくなってきたら無理やと思います。
読売テレビ:最後に1点だけですけど、後継指名はもちろんしないというところで、そこは自由に競い合うって話の中なんですけど、共同代表に指名したとき、馬場さんを直接指名されたと思うんですけど、やってもらうというところで。
そのときも含めて、今もなんですけど、馬場さんに対しての評価といったらあれなんですけども、その辺りはどういうふうに、馬場さんのことを見てらっしゃるかだけ、最後に教えていただけますか。
松井:だから評価低かったら幹事長やってもらってないし、共同代表お願いしませんよ。
僕は国会議員じゃないんだから。
だから組織全体をまとめるために、適材適所の人事をやってきたと思います。
これは馬場さんだけじゃないよ。
浅田さんも政調会長やってもらってたし、音喜多さんは今、政調会長やってくれてるし。
藤田くんも、今もう2期だけど幹事長と、これは藤田くんのこれからのスキルアップのためにも、やっぱりやるべきだと思ったしね。
東徹議員にも総務会長やってもらったし。
僕は自分の中で適材適所という人事をやってきたと思ってます。
それは、維新の議員の全員が100点満点を出すとは、これはそうは思いません。
それはやっぱり僕の中での、より、ましな適材適所人事だから、違う人から見れば、いや、あの幹事長、嫌だな、あの政調会長、違うよねっていう意見もあるけど。
もうそんなん、100点は取れないから。
そういう中でも、まとめる力が代表には必要ということです。
読売テレビ:ありがとうございます。
代表選を勝ち抜けなければ、与党にも勝てないということか
関西テレビ放送:すいません。
関西テレビの松浦です。
何度も申し訳ないですけど、足立議員に関してなんですけど、この代表選については徹底的な公平性とか効率性を求めている中で、今、代表の、たぶん、お話をまとめると、選挙という民主主義の形は取るけど、そのルールの中であれば、どのように活動するのかというのが政治家の資質だったりとか、そういうのに関わってくるから、そこを勝ち抜けなかったら、与党との戦いにも勝てないっていう話ですか。
松井:そうそう。
うん。
なんて言うかな。
SNSでええ格好だけ言ってて、それから新聞記事とか、他党のいろんな発言を批評して、自己満足してるだけでは、それはトップ、リーダーにはなれません。
だから、まずは党内の多数決なんだから、がむしゃらに1票取りにいかないと。
そのときに、誰々は誰を応援するからずるいとか、それはもう負け惜しみよ。
結局、応援してくれない、彼も2012年から、もう国会議員やってるんだから、仲間をこの10年間つくれなかった自分の責任でしょ。
でも10年間、何がなんでも足立っていうのを、時間はあったんだから、つくればよかった。
でもそれができてないというのは、自分のふがいなさやと思います、僕は。
関西テレビ放送:ありがとうございます。
読売テレビ:ほか、いらっしゃいますでしょうか。
ではこれで終了させていただきます。
ありがとうございました。
(完)