愛し続けるには、僕の手はもう届かなくて。

形はどうあっても
君に一番近い場所で
君を見ていた
想いが通り過ぎ
いつしか僕ら
背中合わせになってしまっていた

それでも走り続ける気持ちは
君の求めるものとかけ離れて

愛し続けるには、
僕の手はもう届かなくて
壊れて散った破片が
胸の深くに突き刺さる
愛しいその姿は
僕の目にはもう映らない

せめて 祈らせてくれ
君の幸せを

涙は似合わない
睨むように 空 見上げていた
瞳に誓った
あの日の想いは変わることなく
今も胸に咲き続けている

迷いが君に訪れ
目隠しされてしまっていると
気が付けずに

愛し続けるには、
僕の手はもう届かなくて
伸ばした 指 掠めて
君の幻 消えてゆく
守りたい笑顔は
僕の目にはもう映らない

せめて 信じさせてくれ
君の幸せを

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