愛し続けるには、君は花のように儚くて

僕が
君を見つけてしまったから
出会って
傷つけ合うことも知らずに
僕ら 微笑んだ

明ける空
金色に染まる光で目覚めて
隣に眠る君の髪を
そっと 撫でて

愛し続けるには、
君は花のように儚くて
醒めてしまう夢だから
燃え尽きるまで求めて

君が
僕に触れると
世界は色付いてゆく
永久を望めるなら
引き寄せ 抱きしめるのに

まるで子供のように
はしゃぐ君 愛しくて
重ねた手 冷たくて
辛くて くちづけた

愛し続けるには、
君は雪のように儚くて
溶けて 髪濡らしても
払うことなど出来なくて

僕が
君に出来ることは
ほんの僅かでも
君が望む限り
この手は君に捧げよう

君が
僕と過ごした
短い季節の中で
愛を教えたから
僕は明日を生きてゆく

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