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【Craftmanの本音トーク】とある元外資系IT営業マンKさんからのアドバイス


Craftmanです。

10月度最後の記事として、とある元外資系IT営業マンの方にインタビューをしたので、その記事を展開しようと思います。

出来るだけ毎月の記事の最後にはインタビュー記事を差し込んでいければと思います。それは本稿で論じた理論と共に、現場の方の生の意見をお伝えすることも重要と考えているからです。

なお、これらの記事に関しては通常だと踏み込みにくい給料等の内容にも踏み込んでいます。このほうがより皆さんの役になるかと思いまして、できる限り共有していただいています。

インタビュー記事は何度読んでも「参考になるなあ」と思うような内容が含まれているもの。どのような立場の方にも参考になる記事かと思いますので、よろしければご覧くださいませ。

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■目次
①大学時代やっていたこと
②就職活動(受けたとこ、なぜ決めたのか)
③仕事内容(どうだったか、ギャップは?)
④給料(給与制度、先輩はいくらぐらい、他の競合IT)
⑤なぜ転職しようと思ったのか
⑥転職して給料はどうなったか、仕事はどうか
⑦就活生へのアドバイス
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では、始めます。

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① 大学時代やっていたこと

広告代理店のウェブライターや新聞社、及び通信社などのマスコミ系が多かったですが、外食の接客とかもやりましたし、暇なときは派遣とかもやっていました。あとは人材会社の飛び込み営業ですね

おかげで知識面は同期に負けるものの、様々な経験を積むことができました。と同時に痛感したのは

「給料の高いところは、成長できるし、オフィスもきれいだし、良さそう」
「給料の安いところは、満足度も低いし、搾取する傾向が高くて、詰みそう」


ということでした。



② 就職活動(受けたとこ、なぜ決めたのか)

就職活動はアルバイトの経験から、軸は「高給、職場の立地、会社ブランド」に決めて動きました。

結果としては合計で100社程度エントリーシートを出して、そこそこ進めて、合計3社内定をもらった感じです。職種は広告代理店(企画)、外資系IT(営業)、外資系不動産(営業)という感じですね。(当時は氷河期だったので、死ぬほど内定が出ませんでした。)

その中から外資ITにいくことになりました。理由は職場の立地(六本木)と給料(初任給+ボーナス)とブランド(業界世界一)です。

とりあえず大学時代にアルバイトで常時30-40万もらえていたし、Max 80万とかいったことがあるので、新卒時点でそれ以下の給料になりそうなところ(ベンチャーとか)は全部切りました。もちろん就職活動の練習台としてはめちゃくちゃ受けましたが途中辞退です。

本命の職種はコンサル、商社、外資系でしたね。

受けたのは上記に記載した軸の通りで、「高給、立地、会社のブランド」です。初任給40万(額面)をベースに受けていった感じです。これだと商社は外れそうですが、商社は3年目までの上り幅と海外手当があるのでそこを見込んでた低くてもOKと考えてました。

でもここで弱点が出るんですね。

勉強してこなかったツケです。基本的なSPIとかはいいですけど、あまりにも勉学面が足りないので商社の試験とか速攻落ちるんですよ。これはつらかった。本気で勉強しないとつぶされるなあと自戒しました。同時に「もっと勉強しとけばよかった」と後悔しました。

その反面、面接は仕事しまくっていたので問題なかったですね。ベンチャー社長と飛び込み営業とかでペラペラ話していたので、なんとなく勘所もわかり、調子もあったんです。もちろん薄いところもあったのでそこは学生として許してもらっていましたと今なら思いますが。

③ 仕事内容(どうだったか、ギャップは?)

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