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学振DCに2回挑戦してみて思ったこと


はじめに

このたび、幸運にもDC2に採用内定となりました。
ちなみに、昨年度申請したDC1は不採用B、評価はど真ん中でした。
苦汁を嘗めたぶん、喜びもひとしおです。

採用内定した直後に記事を書くというのは、なんとも調子に乗っているような気がして、執筆を迷っていたのですが……
一度不採用を経験したうえで採用内定に至ったことで、学びが多かった気もします。
ということで、自分用の忘備録も兼ねまして、未来の自分へのしくじり先生として、申請書作成にあたって思ったことを書き散らしておきます。

記憶が風化しないうちに、この2年間で思ったあれこれをこのnoteにまとめて吐き出して、スッキリしてしまおう!というのが本記事の趣旨です。

本記事は生存者バイアスの塊です。
私が今回たまたま上手くいっただけかもしれないですし、当然「こうすれば受かる、それ以外はダメ」みたいな趣旨の記事ではないのでご了承ください。
思ったことを書き散らしているので、どちらかといえばエッセイ集に近いかもしれません。

本記事を読むと、論文1本くらいの業績でDC2に受かった、特にビッグラボ所属でもない博士学生の考えていたことが分かった気になれるかもしれません(し、そうでないかもしれません)。
学振申請書を書いて悩んだことがある人には、少なからず共感してもらえる内容なのではないかな、とは思います。

……とはいえ、ネット上に記事をアップロードしておいてアレですが、極めて個人的な気持ちとしてそのまま衆目に晒すのは恥ずかしいので、本記事は有料とします。
ちょっとふっかけ過ぎかとも思いますが、あんまり簡単に広まってしまうのもなぁと思ったので、このようにしました(小心者)。
この記事を金払ってでも見たがる変な人にしか見られないくらいがちょうどいいのかもしれません。

つらつら書いていたらだいぶ分量が多くなってしまいました。
このまえがき部分を含めて10,000文字を超える記事になっています。
申請書並みの分量なので、ある意味キリがいいですねw

目次を見て興味ありましたら、購入して読んでみてください。

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