【Valorant】 感想 SZ vs FL Pearlのみ (VCJ Split 1 - Playoff SemiFinal) #VCT #VCJ

はじめに


まず、こちらのnoteにはデータ等が一切無いです。
そのため、内容の正確さや信憑性は皆無です。
記載内容は全て私の感想です。
当然のことも記述していきますので、当たり前なことを書くな等のコメントはお控えください。
また、私はScarzのファンです。内容に偏りがあったり贔屓が多いnoteとなります。ご了承ください。
(選手名は敬称略させていただきます。コメント頂けると嬉しいです。)

選んだ理由

理由としては、試合序盤ではScarzが優勢かと思いきや、最終的な結果は2-3。惜しくもFennelに敗れ、ScarzはGrand Finalに出場ができなかった。
何故Fennelに敗れたのか?この敗因を私自身で明確にしたい。そこで、この試合のみ稚拙な文章、見解だとは思うが試行としてnoteに述べさせていただきたい。


Pearl

構成

画像1:Pearlの構成・スタッツ

どちらも以前の試合と比べ、構成を変えていた。

Scarzは2デュエリストを採用した構成だったが、前回(
2023/2/20)Pearlをpickして挑んだCrazy Raccoonとの試合では2デュエリストをやめ、Killjoy(Yoshiii),Jett(Jemkin),Sova(Kristal),KAY/O(Zenakukinn),Astra(TORANECO)だったのに対し、この試合はエージェント構成は変えずに、YoshiiiとZenakukinnが入れ替わる形で勝負に挑んだ。

Fennelの構成は大きく変わった。
2イニシエーターなのは変わらないが、センチネル採用をやめ、Astra,Viperの2コントローラーに変更。
今までの試合だと、JoxjoはBreachが固定、もう片方のイニシエーター枠をXdllが担当していた。(FadeやSkye)
だが、JoxjoはBreachをやめKAY/Oを、XdllはSovaを、hiroronnはViperをpickした。

この構成を見て私は「FennelはScarzの得意マップのPearlに対し、万全な対策、準備をしてきている」と感じ取った。
その理由を3つ述べたい。

  • ScarzはPearlではSovaを採用し続けているので、Killjoyのロックダウンは基本的にハンターズフューリーで無効化される。
    それが理由かは定かではないが、Killjoyを採用するのではなく、同じロールを努めることができるViperに変更している。(カバーやセットアップ時のエリア潰し等)

  • Viperを採用することに伴って、有利に撃ち合いができるKAY/OとSovaの採用。
    こちらはトキシックスクリーン越しのフラッシュが可能なKAY/O、リコンボルトやオウルドローンでスモーク抜きができるSovaをpickしている。

  • 遅延アビリティがあるエージェントが多いので、無理に勝負をしなくても良い。(Viperのスネークバイト、Sovaのショックダーツ、KAY/Oのフラグメント、Astraのグラビティウェル)
    例:attackerでスパイクを設置後、Scarzのリテイクの際にJemkinやYoshiiiに破壊されることが少なくなった。

ただ、試合観戦中はこのエージェント構成はメリットは勿論感じたが、その分デメリットも多く感じた。
結局Pearlの正解構成はViper,Harborの2コントローラーなのでは?????

前半の試合内容

前半はScarzがdefender、Fennelがattackerで試合はスタート。

画像2:Round3

Fennelの構成でデメリットだと感じた部分がこのラウンド。
結果的にはFennelはこのバイラウンドを勝利した。では何がいけなかったのか?
まず、こちらの画像2を見ていただくとわかるが、Scarzは安全に勝負ができるように配置している。
例えば、JettとKAY/Oの2人で1pickを取れるように動き、AstraのTORANECOはfrenzyを活かせる距離で勝負ができるDD(中央ドア)。

逆にFennelはどうだろうか?
広くマップコントロールを狙うような動きだ。
初動でAメインにゼロポイントをもらい、KAY/OとAstraでAメインを取る。その後KAY/Oはmidに、AstraはAメインを一人でキープ。こちらは安全にAメインを取れた。
では、Bメインはどうだろうか?BメインはViperのhiroronnが一人でキープしている。オフアングルという強いポジションでScarz側の詰めを警戒していたが、詰めてきた相手が悪かった。
ここからは結果論になってしまうが、hiroronnはJemkinとの撃ち合いに負け、Vandalを落としてしまう。更に、Bメインを取り返すためにSovaのオウルドローンまで使ってしまった。

画像3:Killjoyを構成に入れていた場合の例

これがViperではなく以前の試合と同様Killjoyだった場合はタレットを使った疑似的な2vs1ができた。こちらの方がVandalを落とす可能性は低い。(画像3)
或いはmidにいるSovaのXdllのカバーを貰う等。

画像4:Round5

このroundもそうだ。Killjoyなどのセンチネルがいないため、裏から来るKAY/OとKilljoyに気付けないままリテイクがされた。
勿論1pickに続いてJettのCLZを落としたJemkinが優秀だ。
ただ、Fennelはアンチエコをもっと練ることができるとは思う。
例を挙げるならば、Bロングを体で取ろうと試みてからトキシックスクリーンを使う等。
この動きの利点としては、今回起こった事故を修正することができる。

画像4:トキシックスクリーンの例

Jett,Astraが落とされ、3vs4の状態になってから柔軟にこういったトキシックスクリーンを使用することができればアンチエコを落とさなかったのではないかと思う。(このトキシックスクリーンだとホールのリコンボルトが活かせないが。)

画像5:Round11

JemkinがDDで1pick、BロングでViperを落としてからスタート。
このラウンドはSyouTa,Joxjoの活躍によりScarzが落としてしまうが、Scarzの綺麗な布陣を見ていただきたい。
すんごい甘えない配置。
下水抜けをしっかり確認し、事故を完全に無くすYoshiii。AメインとAリンクをクロスで見れる位置にいるTORANECOとKr1stal。人数有利を活かそうとしているのが目に見える。
競技シーンで活躍している選手や高ランク帯のプレイヤーからしたら当たり前なことかもしれない。だが、私がいる低ランク帯のコンペティティブだとこの状況で甘えてラウンドを落としてしまうのが日常だ。
射線管理やカバーの意識がとても重要だと思えてもらえたら嬉しい限りだ。

後半の試合内容

後半はFennelがdefender、Scarzがattackerだ。

画像6:Round13

初動、両チームのJettが欠けたが、このラウンドの重点は広いエリアをキープしつつ、Scarzが得意とするカバープレイができる配置となっている点だ。
ほとんどのチームやコンペティティブのattackerはピストルラウンドを5人でのラッシュやセットアップを用いて取りに行くことが多い。だが、ここでFennelにはないKilljoyの強みがあった。
midをタレットで、Aメインをアラームボットで見ている。Killjoy1人でキープできるのでScarz側は安全にローテートすることや攻めるタイミングをずらすことが可能だ。
Zenakukinnはエリアをキープすることが大事で、無鉄砲に動いているわけではない。キルを稼ごう、自分の力だけでエリアを広げようと1人でラークしているわけではない。これを理解していただけたら幸いだ。

画像7:Round14

と書いたそばからZenakukinnが1人で動いてしまい、Bulldogを落としてしまう。また、CLZの神MarshalによってYoshiiiのSpectreも落としてしまう。皆さんはバイラウンド時にラークをするのは控えた方がいい。事故になりかねない。

画像8:Round19

このラウンドはZenakukinnのラークがMVPだった。
midをキープするラウンドがRound13,15,16の計3回。
midラークでDDに向かうラウンドがRound14の1回のみ。
5人でのセットアップで攻めるラウンドがRound17,18の計2回となっている。
つまり、Fennel側からするとラークの警戒は薄まっており、Round19ではFennelは早い寄りを見せた。しかし、スパイク設置が終わるころにはZenakukinnは下水にいた。コズミックディバイドを使った設置だったため遅延アビリティを駆使した戦術だと考えるはずだ。
Scarzはトレードキルを得意としているチームなため、CLZやJoxjoはAメインやラークでアートにいると読んでいただろう。しかしフラワーから顔を出してきた。Zenakukinnのお手本のようなラークだった。

まとめ

  • Fennelの構成はScarz対策にはなっていたと思うが、立ち回り的には2コントローラーではなくKilljoy等のセンチネルの採用でもいい

  • どちらももう少しアンチエコができると思う

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。誤字脱字や文法のミス、誤ったデータがあれば教えていただけると幸いです。すぐに修正します。
Scarzで一番好きな選手はTORANECOさんです。是非彼のYoutube動画をご覧ください。

最後にTwitterのフォローをお願いします。
また、コーチやマネージャーを募集しているチーム様、企業様がいらっしゃればTwitterのDMをくださると嬉しいです。
初めて自分の考えを言語化するにあたって、データの収集を試みたのですが自分は苦手な作業でした。脳死で試合観戦するのが好きなようです。

↓サブ垢です。


この記事が参加している募集

VALORANTを熱く語る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?