マガジンのカバー画像

OEDO「地球防衛隊」法案

28
あたらしい国防のカタチを全28章で発案しています。改憲派、軍拡派に対抗できる対案になると自負しています! 平和を望む皆さん、ご賛同ください。まずは出版化を目指したいと思います。
運営しているクリエイター

#サミット

OEDO[3-6] 防人の憂鬱

1991年、リトアニアの血の日曜日。侵攻するソ連軍を相手に市民たちは、非武装で抵抗。代わりにソ連軍の非道ぶりを世界に配信。わずか14名の犠牲者で母国の独立を死守しました。この歴史的事実が「地球防衛隊」法案のバックボーンになります。 「わずか」とは書きましたが、14名はかけがえのない命。しかし彼らがもし武力による反撃攻勢に転じていたら、犠牲者はその数では済まなかったことでしょう。当然リトアニアもその領土を失い、独立は果たせなかったと思われます。戦車に空手で抵抗すれば、兵士とい

OEDO[3-7] 経済安保の罠

ここ最近の報道を見ているとどうも、我が国の防衛は短期的な視野でしか議論されてないように感じます。「敵基地攻撃能力」とか、「専守防衛見直し」とか、「先制攻撃能力」とか、「必要最小限度の実力」とか──素人目にも、一度始まった戦争がそんな短期で終わるはずないと思うのですが。 具体的な兵器にしても、PAC-3配備とか、トマホーク導入とか、イージス・アショア断念とか──興味がないので詳細は知りませんが、ドンっとなった花火が綺麗だなレベルの、瞬間的な戦略しか講じてないような気がしてなり