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OEDO「地球防衛隊」法案

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あたらしい国防のカタチを全28章で発案しています。改憲派、軍拡派に対抗できる対案になると自負しています! 平和を望む皆さん、ご賛同ください。まずは出版化を目指したいと思います。
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#安全保障

OEDO[3-2] お花畑の逆襲

もうひとつSNSなどで繰り返される言説があります。「プーチンに言ってこい」「正恩に言ってこい」「近平に言ってこい」というアレです。護憲派の平和主義者が「戦争反対」や「軍縮」などを訴えるたびに繰り返される馬鹿の一つ覚えです。 彼らも直接言えるなら、声を大にして訴えるところでしょう。そんな無理を言う輩には、「よろしい、ならばその独裁者をここに連れて来なさい」と、一休さんよろしく返しても良いところです。独裁者に謁見することも、屏風の虎を引き出すことも、不可能なのは子どもだって知っ

OEDO[3-3] 侵攻のインバウンド

これは反論というより、質問なのですが──日本が非武装になった時、外敵が攻めてくるとしたら、どのような事態が起こるのでしょう。自衛隊が交戦するシミュレーションは、軍事専門家がさんざん分析されているでしょうけど、非武装の場合はまったく予想が立ちません。 そもそも近年においてその先例がありません。まずはきっかけです。防衛費を増額して周辺諸国との緊張を高めればどうなるかは想像に難くなく、参考となる先例もあります。今のウクライナです。NATOの東方拡大やウクライナの軍備増強がその原因

OEDO[3-4] 非暴力主義の破壊力

非武装国家が相手では、敵国は戦争を始める口実も、きっかけも作れません。さらに相手が「地球防衛隊」なら、無理やりでっち上げることもできません。攻撃も爆撃もできず、具体的な占領政策を展開することもできません。俄かには信じられない人も多いかもしれませんが。 しかし前回は、そんな実際をシミュレーションしてみました。少々悪ふざけが過ぎた感もありますが、あながち絵空事のホラ話でもないことはご理解頂けたと思います。しかもこれは実例まであるのです。武器を持たない民衆を前にした時、現代の軍隊