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茶会通信 第二号  2019.8.25開催


 ざおです。北部九州はいきなり涼しくなりました。でもだからって、このまま秋になるとは思えない、妙な気候の8月です。

 さて、哲学茶会フラット、二回目も無事に終了いたしました。参加者のみなさんのおかげです。本当に、頼りなーい主宰を助けてくださって、ありがとうございます。

 今回は、12名もご参加いただきました。そのうち、7名のかたが初めてのご参加でした。

 テーマは「私たちはなにが怖いのか、恐怖とはなにか」でした。8月だしね、みたいな軽い感じで決めたのですが、今回もまた、興味深いお話が色々と聞けました。

 参加者のお話の中では「怖いと嫌いの間にはなにがあるのか」とか「恐怖の対象を理解したら克服できるのか」とか「そもそも克服しなくていい恐怖もあるんじゃないのか」など、実に様々な意見が出ました。確かに、克服しないなら、しないで大丈夫そうな恐怖もありますね。あと、克服したいと思う恐怖の対象は、理解したら怖くなくなるのかとか。

 制御ができないことが怖いのかもしれないという話も出て、自分の感情が制御できなくなりそうな状況が、怖いと言われた方もいました。あとは、他人が怖いっていう人や、人間の残酷さが怖いといった意見もでました。

 この対話は、なにか結論を得たくてするわけではないのですが、参加されたみなさんの話を伺っていると、「未知のもの、理解できないもの、制御不能のもの」などに、人は恐怖をいだくのではないか、と、あたしは思いました。そう、経験したことがあっても「制御不能」だとしたら、やはり怖いのではないか。では、制御できるようになれば、怖くなくなるのか?

 会の終わりに、参加いただいた方たちに、現時点の見解を聞くのですが、その中で「克服しなくてもいい恐怖もある」という言葉にカルチャーショックを受けました。と言われた方がいました。こういう言葉を聞くとニヤニヤしちゃいます。茶会やってよかった!って思います。

 さて、次回の開催予定は、9/29(日)の13:00からです。場所は、いつもの北九州文学サロン。300円と飲み物もっていらしてください。テーマは

「私たちは一体どのくらい、ありのままだろうか」

です。大人になるとね、かぶる仮面の数も増えるのよ~ アナ雪の歌が流行ったのって、みんながありのままじゃないから? 

てか「ありのまま」ってどんなこと?


 

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