お店に迷い込んできた捨て犬の話を小説風に書いてみた(昔の話です)
昔、雑貨屋さんをやってた頃、捨て犬がお店に迷い込んできたときのことを書きます。ちょっと小説っぽい文体にしてみました。
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ある雨の日。お店の中でお客さんに商品の説明をした後、レジに戻るとそこに犬がいた。
毛が雨にぬれてすっかり衰弱した様子だ。頭を体に埋めて小刻みに震えている。
「おい、どうやって入ってきた?」優しく手を出したが、ウーッとうなり声をあげられ手を引く。レジのところだけカーペットが引いてあるため暖かいのだろう、おな