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【C-POP和訳②】周深《化身孤岛的鲸》

創造営でのリュウユチームによる美しい舞台を覚えている方も多いのではないでしょうか。


メンターの周深さんの美しい歌声に心を奪われました。歌詞が描出する物語も素敵です。

我是只化身孤岛的蓝鲸
(僕は孤島になった青い鯨)
有着最巨大的身影
(大きな体を持ち)
鱼虾在身侧穿行
(魚や海老たちがそばを泳いだり)
也有飞鸟在背上停
(鳥たちが背中で休んだりする)
我路过太多太美的奇景
(これまでたくさんの美しい景色の中を泳いできたよ)
如同伊甸般的仙境
(エデンの園みたいに幻想的なところもあった)
而大海太平太静
(でも海はあまりにも穏やかで静かで)
多少故事无人倾听
(たくさんのお話を誰も聞いてくれないの)

我爱地中海的天晴
(地中海の晴れた日も)
爱西伯利亚的雪景
(シベリアの雪も)
爱万丈高空的鹰
(空高く飛び回る鷹も)
爱肚皮下的藻荇
(お腹の下に揺れる海藻も すべてを愛していた)
我在尽心尽力地多情
(多くのことに感動しようとしていた)
直到那一天
(あの日までは)

※你的衣衫破旧
(君の服は古くてほつれても)
而歌声却温柔
(歌声はあたたかく優しい)
陪我漫无目的地四处漂流
(僕があてもなく漂っているのに付き合ってくれたね)
我的背脊如荒丘
(僕の背中は荒れ地のようだけど)
而你却微笑摆首
(君は微笑んで首を振った)
把它当成整个宇宙
(君にとってそれ(鯨の体)は宇宙そのものだったね)
你与太阳挥手
(君は太陽に手を振り)
也同海鸥问候
(カモメにあいさつした)
陪我爱天爱地的四处风流
(一緒に空と大地に感謝しながらいろんな場所へ泳いだね)
只是遗憾你终究
(ただ、最後まで君が)
无法躺在我胸口
(僕の胸に寝転んで)
欣赏夜空最辽阔的不朽
(広い夜空に永遠に輝く)
把星子放入眸
(星たちを眺められなかったことだけが心残りだ)

我是只化身孤岛的蓝鲸
(僕は孤島になった青い鯨)
有着最巨大的身影
(大きな体を持ち)
鱼虾在身侧穿行
(魚や海老たちがそばを泳いだり)
也有飞鸟在背上停
(鳥たちが背中で休んだりする)
我有着太冷太清的天性
(たぶん冷静すぎる性格のせいだ)
对天上的她动过情
(天の雲を好きになったこともあるけど)
而云朵太远太轻
(雲は遠すぎて軽すぎて)
辗转之后各安天命
(翻っては去り それぞれの運命に従うの)

我未入过繁华之境
(今までにぎやかな所にも行ったことなくて)
未听过喧嚣的声音
(うるさい音も聞いたことない)
未见过太多生灵
(たくさんの生き物にも会ったことないし)
未有过滚烫心情
(燃えるような情熱も抱いたことがない)
所以也未觉大洋正中
(だから海の真ん中がこんなに)
有多么安静
(静かだったなんて気づいてなかった)

※繰り返し

你的指尖轻柔
(君の小さな指先は柔らかくて)
抚摸过我所有
(僕の体をすべて撫でていった)
风浪冲撞出的丑陋疮口
(波に打たれてできた醜い傷口も全部)
你眼中有春与秋
(君の眼の中には季節があり光があり)
胜过我见过爱过
(これまで見てきた)
的一切山川与河流
(どんな景色よりも美しい)
曾以为我肩头
(僕の肩は)
是那么的宽厚
(じゅうぶん大きくて)
足够撑起海底那座琼楼
(海底の宮殿も支えられると思っていたけど)
而在你到来之后
(君が来てからは)
它显得如此轻瘦
(すごく痩せて小さく見える)
我想给你能奔跑的岸头
(君に走り回れる岸辺をあげたいんだ)
让你如同王后
(王妃になれるように)

孤独な鯨はある日女の子に出会いました。女の子は歌を歌い、鯨の背中に乗りどこへでもついていきました。歌声を聞きながら鯨はとても幸せでした。自分のすべてを愛する女の子に捧げようとする物語です。

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