8/4 オリンピック韓国戦 所感

終盤は山田のタイムリーが出るまで寝てしまっていたので、試合が動き出した中盤までのシーンで気になった点をいくつか。


5回裏 JAPANの攻撃
→日韓両サイドのミスが重なった得点

・山田ツーベースの後に、坂本送りバントの采配
→成功すれば1アウト3塁で三振の少ない吉田正尚。一見すると得点期待値は高いが、続く鈴木(絶不調)・浅村が韓国の先発コ・ヨンピョに全くタイミングが合っていなかった。韓国サイドが吉田と無理に勝負をしてこなければ、無失点で凌がれた可能性が高かった。
韓国バッテリーが素直に勝負してくれたおかげで、結果として得点はできたが、ここは状態の良い坂本に最低進塁打の意識でフリーに打たせる方が最善策だっただろう。韓国サイドからすれば、2失点目は避けられる目のある失点のように感じた。


6回表 KOREAの攻撃

・韓国左打者の狙いに鈍感だったバッテリー
一人目のカン・ベクホにレフト前に転がされたタイムリーはまだ仕方ないとして、続くイ・ジョンフへのスプリット連投の攻め方は疑問だった。落ちる球を狙ってきているのは明白であったため、決め球にはバックドアの"スラーブorカッター"を用いていれば見逃し三振、当てられてもセカンドゴロになる公算が大きかったように感じた。レフトの守備も再三×。

・使い所が難しい左投手の編成
岩崎の4シームは魅力的だがスライダーの軌道は緩く、対左打者という視点ではあまり安心感を感じられない。
(データ的には対左の方が成績は良いが、大舞台・短期決戦ならではという視点で、感覚的なところも大きい。)
左打者の内2シームも用いて左右のコースを広く使える、巨人の変速サイド(高梨、大江)あたりを一枚入れておいて欲しかったところが本音だ。

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