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LanScopeCat9.3.3バージョンアップ作業

9.3.3.0バージョンから他力本願で実施が可能そうなので(個人的感想)事前準備をせずに作業したNOTEです。

まず、ヘビーUserの”hiko365”さんが1/27リリース当日に作業した情報がスクリーンショット付きであるから個人的に作業の敷居が低くなりました。ありがとうございます!
https://note.com/hiko365/n/n9e43878107bd

さらに、保険として、2021/1/29、LanScope Cat バージョンアップ改版内容 オンラインセミナーを受講しました。当社環境はすんなり行きそうな予感しかしない、Motexさんありがとうございます!
https://www.lanscope.jp/cat/seminar/introduced_user_verup/

最後に、うちは”HACONEKO”だから大丈夫。5年間の安心をアプライアンスという響きで購入しているから安全、安心!たぶん

準備するもの

① アップデートプログラム
② ライセンスキー
③Microsoft OLE DB Driver for SQL Server
④KB2919355とKB2999226のパッチ
⑤MicrosoftR SQL ServerR 2012 Service Pack 4 (SP4) Express

hiko365-sanの準備に比べて③~⑤の準備が増えてます。
9.3.3.0は事前チェック作業を自動化されているため、面倒な
調査は不要でしたが、いざサポートページ手順確認時、③が必要と分かり
また、事前調査チェックでは”天啓”いや”情報”として④と⑤をいただきました。3年間手つかず環境だからしょうがないですね。

作業1

バージョンアップ手順に従い、事前にMicrosoft OLE DB Driver for SQL Server のインストール。LanScope Cat Ver.9.3.0.0未満をご利用の場合は必須作業のようです。
実行ファイル:msoledbsql.msi
(下記のURLよりダウンロード)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/connect/oledb/download-oledb-driver-for-sql-server?view=sql-server-ver15
このソフトは問題なく導入、順調な兆しあり

作業2

8.3.2.3から9.3.3.0へ、いざ、ダウンロードしたcat9330_UPDATE.zipファイルを解凍し、”CatUpdater.exe”を実行。事前調査でなんとメッセージ表示

画像1

作業3

当社環境は、Windows Server2012R2のため、KB2919355とKB2999226のパッチ適用が必要なため、CAT事前調査を中断して、パッチ適用作業に移る
サーバ上適用一覧になさそうだったので、WindowsUpdate実行しちゃえば入るのではと思い実施しましたが、手動じゃないと適用されませんでした。
自動で実行して導入されたKBはこちら
KB4598285(2021/1/12分)
KB4578962(2021/1/14分)
KB4578953(2020/10/14分)

Windows8.1-KB2919355-x64.msu
(下記のURLよりダウンロード)※691MB
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=42334
作業を進めて1時間以上かかり導入済みメッセージ表示。
ま、エラーではなく私の確認漏れなので次のパッチ適用へ進む

Windows8.1-KB2999226-x64.msu
(下記のURLよりダウンロード)
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=49063
こちらはすんなりと導入

作業4

当社環境は、MicrosoftR SQL Server 2012( Express版) Service Pack 3のためSP4導入作業に進む

(MOTEXサポートページにはsp3までしかない~んです)
https://tryweb2.motex.co.jp/users/jp/dl/all/?category=sql

なのでMSページより SQLEXPR_x64_JPN.exe をダウンロード
(下記のURLよりダウンロード)
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=56042&WT.mc_id=rss_alldownloads_all

【注意】
SQLのSP適用は1時間以上かかりました。元に機器がないとフリーズしているようにしか見えないです。SqlEngineConfigAction_remove_validation_Cpu64ステップで1時間分以上進まないのですが、じっとがまんしてください。
怖くなり、サポートに電話したら半日かかる場合もあるとのことです。

導入後再起動は必ず実施してください!

【確認】
SQL Server 2012SP3 11.0.6607.3
SQL Server 2012SP4 11.0.7001.0

re作業2

前回の動作環境チェックでのメッセージはスルーすることができ、その流れでバージョンアップ作業続行!9時過ぎに作業始めてこの時点で17時過ぎてます・・・

バージョンアップ前にDBのバックアップをCドライブ(199GB)に取りましたが、163GBあり、あわててDドライブ(3.4TB)に移動しました。ライセンス350で3年使用していて、バックアップ時間は1時間ちょっとかかりました。

定期バックアップ取得している場合、飛ばしてよい作業になります。

バージョンアップは1時間かかりました。途中9.0.1.0→9.1.0.0、9.1.0.0→9.2.0.0・・・細かなバージョンアップ作業をしているのでしょう

画像2

やっと終わりました。19時頃

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後処理作業

環境に応じて後処理ありますが、当社の場合Ver.8.3.0.0以上からバージョンアップした場合なので、Webコンソールの設定でIISフォルダの権限設定確認、変更が必要になります。

当社はプロキシー使ってないのですが、プロキシー利用企業はiniファイル
修正があります。

製品マニュアルをバージョンアップすることで各コンソールのhelpが充実します。そのためローカルでファイル上書き作業があります。

WSUS連携やCylance連携している場合、連携部分の作業がちょっとあります。WSUS連携はしたいのでそのうち作業する予定。

システム設定関係も、資産情報更新の設定や、勤怠ログの設定も設定確認が必要ですね。

バージョンアップ後、バックアップを取得してます。バージョンアップ前のバックアップと同じ容量の保存場所が必要です。

管理者PCのCATコンソールバージョンアップ作業は、8系からなので
手動で作業が必要、且つmsoledbsqlの導入も必要です。

最後に

サポートページのバージョンアップに関する情報およびバージョンアップソフト自動化のおかげで事前に資料を読み込む必要が本当にありませんでした。当社の場合、2日かかり作業しましたが、定期的にバージョンアップ作業をされている会社の場合、1日で済む作業と思います。

後は、クライアントのバージョンアップは配布機能使って、これから作業実施しなくちゃ。

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