Day05 : 昔はどんな子どもだったのか
おませさん
昔はどんな子どもだったのかを一言で返すと、「おませさん」です
「おませさん」とは、年のわりに大人びている思考や様子の子を言います
よく親戚には「おしゃまさんやな」「おませ」「しっかりした子や」と言われていました
子どもの頃の写真を見ると、澄ましている顔をしています
子ども扱いが嫌い
子どものくせに子ども扱いをされるのが嫌いでした
2歳頃に大阪にあった中座へ行き、祖父母と叔母が三重県から来て舞台を観ました
私が面白くて笑ったら「小さいのに舞台がわかるの?」って言われたんです
子ども心にかなり傷つきました
「子どもだから飲めない」、「子どもだから食べられない」と言われることも嫌でした
小さい頃からキリンレモン、スプライト、紅茶を飲んでいました
大人と同じように、ワサビやカラシも付けていました
あと、かっぱえびせんやカールが好きでした
神社参りやお祭りに行くと、ニッキ水を買ってもらってました
なぜか家ではコーヒーは中学生からと言われて、親戚宅や祖父母の家に行ったときは小学5年くらいから飲んでいました(当時は砂糖やミルクも入れてました)
叔母やイトコと一緒に
私には2歳年下の弟がいます
母が妊娠してから弟の手がかかる間は、祖父母宅によく預けられていました
三重県の父方と兵庫県の母方の両方ともの祖父母の家にです
小学生のとき、夏休みや春休みといった長期間の休みも預けられました
祖父母も数日経つと疲れてしまうのか、私が飽きてしまうのか、おばに預けられることも多かったです
独身の叔母や叔父、年上のイトコと出かけることも多く、ときにはデートのお邪魔をすることもありました
だから、誰よりも婚約者と早く会う機会がありました
また、祖父母の兄弟姉妹宅へ一緒に行く機会もありました
新幹線で横浜まで祖母の兄弟姉妹に会うために祖母と一緒に行ったこともあります
私の幼少期、母は長女で叔母叔父は独身、父は六男で多くのイトコとは年が離れていて(今はさほど感じないけど)子どもと遊ぶより大人といる方が多かったです
外遊びが多い
弟が中心の我が家でした
テレビ番組も男の子が見る番組が多かったです
ウルトラマンシリーズ、仮面ライダーシリーズ、ロボコン、ケンちゃんチャコちゃんシリーズなど
アニメはキャプテン、巨人の星、明日のジョー、キン肉マン、未来少年コナン、銀河鉄道999、宇宙戦艦ヤマト、ムーミン、ドラえもんなど
女の子が見ていたアニメでは、キャンディキャンディ、アタックNo.1エースをねらえを見てました
弟と外で遊んだり、近所の友達と外で遊ぶことが多かったです
小学生になると、弟と同じ部屋で弟が友達を連れてくるから私が友達の家へ行くか、外で遊ぶことが増えました
イトコも年下で男の子が多かったです
テレビ番組とか話の合う男の子と遊ぶことが増えました
姉妹に憧れて、姉妹がいる友達の家に遊びに行くことも多かったです
家にはない少女漫画も読ませてもらっていました
大阪府枚方市で育ちました
当時、大阪府枚方市に住んでました
今のように住宅が建ち並ぶ前だから、田んぼが多く、池や里山もありました
当時から自然観察が好きでした
ザリガニ釣りや昆虫採取もしました
小学校高学年からはかなり離れた枚方市駅や樟葉駅まで自転車で行くようになり、行動範囲も広くなりました
ヒラヒラは嫌い
母は和裁と洋裁ともに師範をしていて得意でした
女の子にワンピースやドレスを作りたかったみたいです
エレクトーン発表会、入学式、叔父叔母の結婚式など何かあると、ワンピースやドレスを作ってもらっていました
でも、「ヒラヒラは嫌い」と言ってレースを嫌いました
シンプルなデザインで、赤や緑といったはっきりした色のものを選んでいたようです
髪の毛は三つ編み
幼児期は、髪を切ることなく育ちました
幼稚園のときは、三つ編みでした
幼稚園からスイミングスクールへ通うときも母がついてきて、プールの後も髪の毛を結んでいました
なぜかというと、かなり癖毛なんです髪の毛に腰がなく細いんです
それだけでなく、赤毛っぽかったです
すごく嫌で子ども心に悩んでいました
皆にワカメや海藻を食べたらなおると言われて、食べることを頑張っていました
小学生になり、髪の毛をショートにしました
その後、社会人になるまでずっとショートカットでした
ショートカットにすると、赤毛や癖毛が目立たなくなり、髪の手入れも自分でできるし、楽になりました
負けず嫌い
できないことを言われるが嫌でした
よく母に他の子と比べられて「あんたは何にもできひん」とよく言われてました
他の子がズルをしていても、正義感が強くてきちんとこなそうとしてました
その分、時間がかかりました
努力はできない分していました
小さいことをコツコツとやってました
子どもの頃は、体が小さく細かったので、体力面も劣っていました
また、よく熱を出して学校を休んでました
コンプレックスを感じていた子どもでした
今、考えると、大人に囲まれて育ち、子どもだからできなくても当然なんです
当時は、不満が多くコンプレックスを感じていた子どもでした
食べ物の好き嫌いが多い
熱をすぐに出す
体が小さく細かったこと
体力がなかったこと
母親に「何にもできひん」といつも言われたこと
両親による男の子と女の子との育て方の違い
親戚に預けられることが多い
.etc
時折「何か不満があるのか」と両親から聞かれてもありすぎて、何から話せば良いか分からずによく泣いてました
学校では、友達もたくさんいて、楽しく過ごしていました
外にいる方が自分らしくいることができました
自然の中にいると、気持ちが楽でした
子どもらしくない子どもだったかもしれませんね
皆様は、どのような子どもでしたか?
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