何故noteを書くのか
前回、何となく今一番言いたいこと×一番ライトに書けるテーマとして、「ポジションを取る」という話をしたが、そもそも、僕が何故noteを書くかについても言及すべきだなと思い直して今日は書く。
何故書くのかと言われれば一言で答えるのは難しいが、ぐるっと考えてこの結論に至った。
「時間を節約したいから」
時間とは誰の時間か?
自分の時間もそう(キャリア面談において、何度も同じ話をすることが多いので)だが、従業員、クライアント、ひいては人類の時間を節約したいと、強く思う。
大げさな表現になったが、僕はいわゆる「車輪の再発明」を防ぎたいと思っている。
世の中、というか一定のインターネットが発達した社会・国家では、近年オープンソース化が爆速で加速した。また、「情報をオープンにする人の下にどんどん情報が集まるから、あなたはドンドン自分のノウハウを世の中に提供すべきだ!」という論調のビジネス本や識者も増えたように思うし、実際に多くの知識・情報がすんなりと手に入る幸福でひらけた時代になったと思う。
しかしながら、
「(人生を含む)キャリアというチャプターについては、その詳細をつまびらかにした体系的で包括的な情報は、いまだにどこを見ても全く見当たらない」
「そして、決して少なくない割合の日本人が、このキャリアという闇の深淵に潜む魔物に囚われ、ひとりで頭を抱え、無駄な(ミクロで見れば無駄ではないが、人類の進歩という観点では無駄な)時間を過ごしている」
という現状が、僕には我慢ならない。
何故なら「そのキャリアという、誰もが説明しきれない存在・疑問・質問に対して、自分はほとんど全てロジカルに解答が出来るから」だ。
これが、僕が世の中に発信を始めた動機だ。
一人でも多くの、キャリアや人生で悩める人の一助になれば、これ以上嬉しいことはない。
多くのクライアントに「早く本を書いてください」と言われ続けてきた、といのもある。そう言ってくださったクライアントの皆様、きっかけをありがとうございました!本を出版することが目的ではないけれど、このnoteをベースにして、人類の、そして日本の進歩に、少しでも貢献したいと思います。
現代日本に蔓延する
「やりたいことが見つからない」という病
「やりたいことがありません。どうしたらいいでしょうか?」
これは、僕が日々お会いするクライアントの最も多い悩みの一つだ。
また、リクルート時代に新卒採用担当として、年間延べ数千人の学生とリアルに対面して会話した際にも、99.9%の人が口を揃えてこう言った。
だから、その時の経験と、約10年に渡るキャリアコンサルタントとしての実体験を踏まえ
「みんなそうなんで安心してください」
といつも伝えている。
新卒採用担当だった当時は、自分にそこまでのノウハウや経験値がなく、学生と一緒に頭をひねって考えたりしたが、しっくりする回答が出来なかった。何故ならば、
「自分自身もやりたいことが見つかっていなかったから」だ。
人事だからといって、この間まで学生だった若造である。
しかも、大学6年間、徹夜でプレステするか64するかスーファミするか、深夜にラーメン食いにいくかバイトするか「人は何故生きるのか?」という深淵かつ絶対的な解など存在するハズもない壮大なテーマについて自問自するか、それしかしてこなかった僕にそんなことが分かるハズもなかった。
しかし、今は違う。
僕は明確に自分なりの回答を持っている。
「やりたいことが見つからない病」
次回は、その発生原因と解決方法についてお話したい。
次回予告というか結論:
全ては「原体験」に起因する
少し長くなってしまったので、続きは次回に書きたいと思います!
ここまで読んでくださった奇特な方wありがとうございました!
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