贋物であふれかえるインターネット

こんにちはスナッチです。
僕はものづくりが好きです。小さい頃から落書きしたり工作したり、diyを楽しんだり、大人になったいまも家具をつくることを仕事としています。
要するに実態のあるものをつくるのが自分の人生において喜びであると痛感します。
料理を作ったりお菓子を作ったり、結局はそれに尽きると思うようになりました。

最近、とあるイラストレーターの仕事がすべて盗作であることがバレて槍玉に上げられていますね。正直僕は名前も知らなかったし、作品を見てもなんの魅力も感じなかったです。しかも僕がファンになったとあるグラビアアイドルがそのイラストレーターにグッズで絵を描いてもらってたみたいで、その絵を見たときに(似てないし可愛くないし何だこの絵)と思ったぐらいでした。後で知ったんですけどね。

僕も趣味で絵は書きますが、やはりペンタブで液晶に描くのと紙に描くのって別物っていうくらい違うんです。どちらが優れてるか、という話になると出来上がったもの次第と思うんですけど。
でもペイントソフトで綺麗に描く人はすごいと思うし、もちろんキャンバスに直接描くのも本当にすごいと思う。
だからこそ贋物が本当にくだらないと思う。
まああの加工された絵に魅力を感じた人や企業も悪いと思うんですけど。

今って、モノづくりによって作品でなく過程や情報の方がお金を稼げる時代じゃないですか。
家具もそう、時間をかけて細かい作業をした椅子が売れるとは限らないし、それがたくさん作れるわけじゃない。料理だってそう。でもその作業工程を動画で撮影してアップロードすれば再生数でお金が入る。座り心地や味は関係ない。
実際に何万と再生数持ってる家具屋のチャンネル知ってますし。
まあ一握りかもしれませんが、これも一つのお金の稼ぎ方だし、その人の技術だから素晴らしいと思う。だけどその技術がないのにお金を稼ごうとしたり、ズルしたり、そんなのが今溢れかえっているんでしょうね。

何者でもない。本当にくだらない存在だと思います。氷山の一角だと思います。

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