一歩踏み出すことで広がる世界➀|新規事業室が推進していく3つのこと!!🐄
●「始動Next Innovator 2022」にエントリー
今までも取組を紹介してきた試行錯誤の真っただ中の、少ない水で洗髪の爽快感を提供する『YUAGARI』ですが、
実は昨年の9月下旬〜12月上旬の間、経済産業省・JETRO主催「始動Next Innovator 2022」の事業に採択されプログラムに参加していました。
「始動 Next Innovator」は、「シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」の一環として次世代のイノベーションの担い手を育成することを目的に2015年度に立ち上がりました。
新規事業を推進する中で、同じ立場の企業担当者や起業家の方とお会いする機会が増えてきたのですが、「始動」に参加した経験者が多く、いつかは自分も参加したいプログラムだなと感じていました。
今の取組『YUAGARI』をもっといろんな方の意見を聞いて事業としての価値を磨き上げたいと思っていたところ昨年の8月頃から「始動Next Innovator 2022」の応募が始まりました。
『自分もいつかは参加したい』『事業をもっと良くしたい!』『社会変革する仲間が欲しい!』と思っていたのでとても良いタイミングでした。しかし、いざエントリーとなると悩んでしまいました。
何故悩んでいたか。。。
3人目の子供が生まれる直前だったので、土日のプログラムに参加すると、妻に負担をかけてしまうかも、、、とか事業もまだアイデアベースで自分なんかがエントリーする時期ではないなど色々考えてしまいました。
このままエントリーせずにいようか。。。
それでいいのか?でも、
エントリーする事すらやらないと必ず後悔する!
オンラインでの参加という事で妻にも理解してもらい、また部内でも申し込む事への後押しがあり、結果〆切ギリギリにエントリーしました。
全国から369名の応募の中、100名の事業案に採択いただき、起業家や新規事業担当者の方々と共に3か月の国内プログラムに参加しました。行動や思考、ネットワーキングや専門家のアドバイスを受ける機会など成長する機会を多く頂きました。学びや事業を磨くとても良い経験になりました。
●シリコンバレー選抜メンバー20名に選出
3か月全13回のプログラムを受講し、専門家のメンタリングや同期との壁打ちをしていく中で事業の顧客と課題が明確になってきました。
解決策はプロトタイプを作成し現在も試行錯誤中です!自社で取組む意味や社会的意義についてもヒアリングやプレゼンなど何度も繰り返し言語化していくうちに以前よりも『YUAGARI』を実現したい気持ちが強くなっていきました。
国内プログラムの最終日の二次選抜の審査会のプレゼンでシリコンバレー・プログラム選抜メンバー20名に選出いただくことができました。
多くの方からアドバイス頂いたり、応援いただいた結果だったので嬉しかったと同時に子供生まれたばかりなのに妻に10日も家空けるなんてどう説明しようか。。。『選んでもらえたならいってらっしゃい!』と快諾頂きました。(多分笑)家族の理解があってこその挑戦。感謝!
●シリコンバレー・プログラムでの学び
2023年2月6日〜10日間のプログラム期間中はたくさんの予定が立てられていていました。企業や施設訪問だけでなく事業案をメンターにアドバイスいただいたり、ピッチ(5分間のプレゼン)する機会があり、何度も事業案や資料を更新しました。視座が上がるアドバイスもたくさん頂きました。
どんな意見やアイデアも受け入れて肯定される空間。社内に浸透させたい考え方だと思いました。
他にも語りつくせないほど色んな経験をさせてもらい、とても刺激的で感情が揺さぶられる10日間でした。また一緒に参加した仲間からも本当にたくさんの学ぶ機会がありました。
この経験は自分や部内でとどめておいてはダメだなと。社内の皆が興味あるか分からないけど社内横断コミュニティの『いのべや』でオンラインのシェア会やってみようと思いすぐやる事にしました。
社内横断コミュニティ『おしゃべり処いのべや・ははすべや』
↓ ↓ ↓
●シェア会やってみた!(オンライン)
集まるか不安。。。業務と直接関係ない社内の人達がどれだけ関心をもって時間を割いて見に来てくれるか。。。
もっと普段から話しかけやすい雰囲気出しとけばよかったぁとか、仕事中口角下がって機嫌悪そうにしてたかなぁとか、色々考えている内に画面上に人がどんどん増えていき、なんと40名近く集まってくれました!
いつも参加してくれる方、初めての方もいました。僕たちの活動に少しでも関心を持ってくれているだけで嬉しかった。
思い起こすとシリコンバレー・プログラム選抜に選ばれた時もたくさんの方から声を掛けてもらったり、温かい言葉をいただきました。
手探りで新規事業を進めているうえで本当に励みになりました。
感じた事をそのまま共有したい。
一歩踏み出す事で想定もしていなかった世界が広がる事を伝えたいと思いました。
●プログラムに参加した時の心境
内容の詳細はもとより始動プログラムに参加した学びやシリコンバレーでどんな心境だったかを正直に伝える事にしました。
楽しかったことや刺激的だっだ事だけでなく、
参加した時の心境の変化についてもすべてお話しました。気がつくと一時間近く話していました。スライドの画面共有を外した時、社長も入室されている事に気がつきました。
●牛乳石鹸の社員と参加者との違い
シェア会である質問が来ました。
『牛乳石鹸の社員と参加者との違いを感じたか?』
その質問に僕はすぐに答えられなかった。。。
どこが違う?うーん。。。どこも違わない。
企業の新規事業担当や起業家の方と接していて、仕事に対する姿勢や資料作成の精度など社外の人と比べて特に大きな差はない様に感じていた。むしろ社内に優秀な人が多い事に気付く事が多かった。
違いというより参加した仲間達に感じたのは、
おそらくはじめからそうだったわけでなく、一歩踏み出す経験を積み重ねていくうちに『やってみる人』になったんだろうなと感じました。
分かっていても難しい、考える前に行動する事や失敗を許容する文化、挑戦を面白がる風土。。。今の会社にあるだろうか。。。
●伸びしろしかない
シェア会を通じて自社の商品が大好きな社員や、成長意欲のある若手、挑戦のフィールドを作りたいと考えているマネージャー、普段はあまりこんな話する機会はないけど、課題・問題意識持っている人はたくさんいるんだなと感じました。この会社にはまだまだやれる事がたくさんある。
これからも僕たち新規事業室の取組むプロセスを発信し続けよう、カッコ悪いところ、もがき苦しんでいるところも包み隠さず、すべてさらけ出していこうと思いました。
それを見た社員のなかであらたな取組を少しでも『やってみる』人が増えるきっかけになれば会社で働く事がもっと面白くなるはず!そう考えるとワクワクしてきました。僕たちがやればやるだけ失敗も成功も糧となり、また新しい『牛乳石鹸らしさ』を発見する機会に繋がる!!
今出来てない事は、これから成長する為の『伸びしろ』である事に気付いちゃいました。もっと感動体験あふれる会社にしたい。
そこで勝手ながら私達がこれからやっていく事をここに宣言させてください。公言しないとやれないタイプなのでご容赦下さい。
●新規事業室が推進していく3つの事
以上3つの事を新規事業の活動を通じて推進していく事を誓います!
始動プログラムへの参加、シェア会を『やってみて』牛乳石鹸は決して大企業でなく創業の想いと起動力を活かせる規模感をあわせもつ企業だと改めて感じる事ができました。
これからも牛乳石鹸新規事業室の赤裸々活動投稿してまいります!お楽しみに!!!🐄🧼長文お付き合いいただきありがとうございました!!