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ブライアン・イーノのアンビエント京都は盛況だった

2022年6月3日から京都駅の近くでやっている Brian Eno Ambient Kyoto に行ってきた。なかなか行くタイミングがなくて遅くなってしまったけれど、8月21日までやってるからまだ大丈夫だろうと思っていたら、9月3日まで2週間会期延長していた。

ブライアン・イーノの展覧会って、会期延長するほどそんなに人が来るのか。実際現場に行ってみたら、めっちゃ人来ていた。平日昼間なのに。席が足りないタイミングでは立ち見も多かった。

年齢層も性別も幅広い。若い女性から、おそらく往年のファンと思われる人まで、入り乱れるというわけではないんだけど、混在している様子は謎空間だった。

会場そのものは、思ったより小規模だった。基本的に音楽家のイベントだから(ブライアン・イーノはノン・ミュージャンを自称しているらしいけど)、主な内容は音楽を聴くこと。それにコンセプトの重なるインスタレーションがあったりなかったり。

行ってみた感想としては、これは寺かな、寺に近い。京都では観光寺で庭園を見たり、座禅体験をしたりというコースがあり、その一環として Ambient Kyoto があっても違和感ない。

来ている人たちは、ただ座って音楽を聴いている。いつ終わるともしれない音楽を、イスに座って聞き続けている。洞窟で瞑想しているよう。

行ったついでにグッズを買った。Tシャツとトートバッグ。トートバッグの柄は一点物で、売り切れては再入荷を繰り返しているようだ。

レコードも買った。展示で流れていたものではないけれど、ブライアン・イーノの展覧会に来ておきながらレコードを1枚も持っていなかったので。

僕は1時間半滞在した。人によっては3時間いたり、リピートする人も多いようだ。日本では16年ぶりという滅多にないこの機会(おそらく京都は最初で最後だろう)、足を運んでおいてよかった。

夜は比較的空いているらしい。21時までやっている。

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