レースに出てみよう!

涼しくなってきましたね、あきゆきです。

今回で4回目、何とかここまで書いてこられました。
シリーズ1は今回がラスト、全裸正座で刮目してください。

レースの勉強、レースの準備、コースも確認した。
あとは当日レースに出るだけ。
それでは身だしなみを整えてレース会場に行ってみましょう、、、、


会場のドアを開けると、すでにコースの壁にローラーを切りつけながらマシンのシャドウが踊っています。
わくわくが止まりません。
レース受付に向かいます、きれいな受付のお姉さまがニコッと微笑みかけてくれます。
わくわくが止まりません。
受付を済ませ、エントリーフィーを支払い、自分のピットと充電用の電源を確保します。会場によって違いますが、机と椅子が用意されているところ、地べたでピットを広げるところなど色々あります。

第3回と同じで今回も10/14のジーペックのレースでお話を進めていきます。

それではまず実際のコースを見てみましょう。
60人オーバー規模のレース、コースもまあまあデカい。
YouTubeで見た人がいる!公式チャンピオンがいる!すげええええ!
テンションがあがりますよね、でも落ち着け。

話を戻します。
レース会場に着いて電源を確保し電池を充電している間に
みんながどんな走りをしているのか観察してみましょう。
そのお供がストップウォッチ、めっちゃガチ勢を装えます。
観察するポイントは、コースアウト(CO)ポイントと、ジャンプの姿勢(どちらに飛んでいるかや車体の傾き方と量)、そして速度域です。
練習走行を見ていると、前回触れたCOリスクのあるセクションでみんな飛んでいます。いろんなセッティングのマシンがいることが伺えます。
タイムとしては、最速29秒後半 遅い完走車で33秒程度。
このタイムを踏まえてぼくは予選は完走優先で31秒のセットで走ることを決めました。もちろん決めたからと言ってそのタイムで走れるとは限らないんですけど、気分の問題です気分。
前日セットしてきたセットが
モーター:ハイパーダッシュPRO(26000)
ギヤ:超速(3.5:1)
ブレーキ:前後青 20度バンクスルー30度バンク当て2枚TTは上乗せ
タイヤ:径23.8 マルーンハーフ

では、出走。

タイムは、33秒、、、oh
これでは勝てないということで試行錯誤の末、20度バンクスルー30度バンク当て2枚TT飛び越えを狙い、
モーターをマッハダッシュ(32000)に変更
ブレーキはそのままで前のブレーキを効かせる量をマスキングテープで調整で、31秒台程度のタイムで完走率もそこそこになったのでこのセットで予選を戦うことに。
あと練習走行で、高い電圧と後ろのブレーキ無でのセットも出しておきました。決勝トーナメント用です。これで30秒中盤。

結果は、見事予選突破!やったぜ!さすがだぜオレ!
(ほんまは、ギリギリ まじギリギリ)
でも、通過は通過です。決勝トーナメントに備えコンセントレーションを高めていきます。

決勝トーナメント準々決勝の相手は、元チャンピオンズとすでにジーペックの年間チャンピオン決定戦の出場資格を有する猛者との戦い。
迷いました、二人とも強いし速い、悩んだ末勝負の電圧とリアブレーキ無、フロントブレーキ限界隠しで30秒前半のセットを敢行。

勝ちました。無理やりです、ハラハラドキドキの勝利です!疲れた、、、

で、準決勝の相手は、現役チャンピオンズ。
準々決勝はホンマに賭けのセット、無理やりコースにねじ込む走りでギリッギリ。何度もあんな走りは続かない、、、で、ブレーキのセットはそのままで、電圧を若干落として完走させることを優先。
レースの展開としては、速い!さすがチャンピオンズ!ボクのマシンは置いて行かれます、でも想定内、レースは最後まで分からない!

勝ちました。相手が3週目でCOしてくれて、ボクが完走勝ち!疲れた、、、

いよいよ決勝戦!予選を見ていると決勝の相手二人も当然速い。
でも、準決勝のセットのままでいきます。

負けました。飛びました、3週目入る時点でインコースの1周が残っているボクのマシンが頭一つリード!3週目も終盤に差し掛かり、勝った、、、そう頭によぎりました、、、でも結果は1PDBで飛びました一度も飛んでいなかった1PDBで。そしてボクは崩れ落ちました カメラのアングルを確認しながら。
その場のみんながボクの勝利を疑ってなかったところで、みごとなCO!みごとな負けっぷり!場内大歓声! いいんですみんなが喜んでくれたら、盛り上がってくれたら、、、

いかがでしたでしょうか。
レースは長丁場です。
自分のマシンの限界を知ることと、勝負どころの見極め、相手との駆け引きなどはやはりレースの醍醐味です。
どのレースに行っても魔人クラスはいます、語彙力を奪われるほどの速さです。でもいきなりそんな速度で走らせることも完走させることも無理ってもんです。運要素やコースの設営なども影響はしますが、ミニ四駆は物理法則に則った動きしかできませんし走りません。
今は色んなマシンの情報が容易に手に入る時代、なんでも試してみましょう。近所のコースに行って走らせて検証してみましょう。そこでいろんな人と交流をもって楽しくミニ四駆をしましょう。相手に迷惑が掛からないタイミングでステッカーなんかもおねだりしてみましょう。喜んでステッカーをくれますよきっと。COBメンはみんな喜びます、うれションモンです。

長々と書きました、お付き合いありがとうございました。
また、COBメンだれかがこのnoteを書いていってくれると思います。
今後もごひいきに。

ばいばーい。

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