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ベアリング慣らしてます?

2日連続更新!すごい!ムラがすごい!
関西は寒波がきてるとかなんとかでめちゃめちゃ寒いです。
インフルエンザとか流行ってるみたいなのでみなさんお身体に気をつけてくださいね。

今回はベアリングのお話を。
その前に毎回記事を作ってて思うのがなんか自分が一段上に上がって偉そうな感じになってないかなぁってちょっと不安になります。
ご存知の通り特別ミニ四駆が上手いわけでもないですしあくまでも「こんなことしたよ、こんなの作ったよ」みたいなスタンスなのでご理解くだせぇ。

話を戻して去年の12月にblack listさんが開催されていた大会に姫路までお邪魔してきました。
そのときに景品で巷で話題のゆとりオイルっていうものをいただいたんです。
で、節分が過ぎバレンタインが迫る今、ちょっとどんなもんか触ってみました。

とりあえず現状目についたベアリングオイル、メタルオイルを並べてみました(比較とかはしないよ)

左から、
【ゆとりオイルYC-003】
今回初めて使うやつです。
容器を振った感じ凄くサラサラしていて低粘度ですね。
【商品名不明(ベアリングオイル)】
以前岡山大会で@sianxo2oxさんから頂いたものです。
熱で金属表面と反応して皮膜を形成する感じなのかな?
粘度はそこそこありますが熱処理した後にクリーナーで洗ってもドライとは違ったスムーズな回転を維持している感じでした。
【タミヤ・メタルオイルOP508】
とりあえずコレ持ってたらOKみたいなスタンダードな感じかなと。
【バナナルブ?】
むかーし頂いたものでどんなものか調べたけどバナナの香りがするという情報だけ得たものです。全然使わずディスプレイになってます。
バナナの匂い欲しいときに活躍しそうですね。
【ナスカルブ】
これは電動ガンのベアリングに使ってます。
粘度はそこそこ硬い印象。
極圧って表記されている通り耐焼き付き性能がかなりいかついみたいですがそんな極限状態で使うことがないのでいまいち実感できてません。
あくまでエアガン用。

っとまぁご紹介しましたがコイツ人に貰ってばっかやんけ!ぐらいしか伝わりませんねw

いくらケミカルが優れていてもそれを使うもののコンディションが悪ければ意味がないと思うのでそのへんに少し触れます。

みなさんベアリングの慣らしってやってます?
僕は最近やってません。
軸受けに使うものはやってますがローラーの520は開封した状態でそのまま使っています。
横着してるのも理由の一つですが錆びさせたくなかったり。
めちゃめちゃ回るほうが抵抗が減って良いのは感覚的に理解できるんですが実感がいまいち無いのも理由です。

でもローラーがめっちゃ回ったら気持ちいいですよね。
マシンをキャッチしたときにローラーがシャーーー・・・て空転してたらなんかかっこいいですし、「こいつ、まだ走ってる、、!」てなりそうです。

ベアリングの回転が渋い原因として思いついたものを並べてみます。
・開封時のグリスが充填されたまま
・錆
・着磁している
・衝撃などで変形
・内圧が高く締め付けられている
こんなもんですかね?

オールアルミやプラリングみたいに520を圧入しているものはそのままの状態だとベアリングへかかる内圧が結構高いです。


(こんなイメージ、画伯ですまん)

520が圧入されている孔を拡げたらええだけのはなしですが方法を2つ紹介します。

【真鍮ピニオンをリーマー代わりに】
モーターピンとピンバイスなどを使ってリーマー代わりにしています。
少し径が小さくなったピニオンが良いのかな?
僕が使っているものは4.98mmでした。
ただ真っ直ぐ挿さないと必要以上に拡がるのであんまりお勧めしません。
精密リーマーみたいなちゃんとしたリーマーも同じ理由で扱いが難しいのかなと思っています。

【丸めたペーパーぶっ刺し】
たぶんこれが一番失敗しないと思います。
もちろん様子を見ながら慎重にやるので手間はかかりますが、、、

実際拡張してみて「スカスカちゃうけどなんかユルい気がするな〜不安だな〜やだな〜怖いな〜」ってなったら、

【アウターレースに油性サインペン塗り塗り】
インクの厚みぶん締め付けが強くなります。
意外と効果あります。
接着剤はベアリングの内部に入ってしまう恐れがあるので使用しないほうがよろしいかと。

他にもベアリングの脱着で注意しているのはインナーレースではなくアウターレースを押すようにすることです。
インナーレースを押して脱着すると変形してガタつきが大きくなる恐れがあります。

頻繁にやる作業でしょうし専用のツールを持っていて損はないかなと思います。

ということでゆとりオイルを試してみました。

キャップを外すとニードルが付いていて使いやすいです。ちょっと太いかな?と思ったけどこんなもんかな?
いざ差してみると粘度が低いのでよく浸透していきます。
ベアリングをローラーへ装着した状態で回してみた感じクリーナーでグリスを落としただけのドライの状態より回る!
回転が停止するとき僅かに逆方向へ回ります。
思ってた以上でした。すっげ!

モーターへの注油でコースを汚すみたいな話をよく目にしますがベアリングの注油も同じようにというか使い方が悪いとモーター以上に似たようなトラブルが起こりそうですね。
ジャブシャブ塗っても効果が上がるわけではないので余剰ぶんはウエスで吸わせるなり拭き取るなりして飛散させないようにしましょう。
せっかく良いものなので管理や認識不足で使用を制限されないように気をつけたいと思います。
それでは今回はこのへんで、へばな!

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