🔰タイヤ、一歩踏み込んでみる？ vol.2

どうも！COBのジャックナイフ、283です！
（スルーして）
始めたからにはちゃんと更新して完結させるで！

修正したホイールへタイヤを接着したところまでやった前回の続きです。

接着に使用したセメダインスーパーX2、取扱説明書では完全硬化に24〜48時間とありますが初期硬化が早いのでハミ出た余分な接着剤を指でツンツンしてくっついてこなければ大丈夫です、ハミ出たぶんを剥がしましょう。
説明にはPPへの接着は不向きとありますが実際使用した感じだとタイヤの加工にも耐えたし走行中に外れたりもしなかったので大丈夫でしょう！
（不具合あったらゴメンやで）

ペリッと、

気持ちいいぐらい綺麗に剥がれます。

再びワークマシンへセットして次はタイヤの真円を修正していきましょう。

タイヤを装着した状態での修正が最終的な仕上がりになるのでホイールの修正の時点ではタイヤほど神経つかわなくてもよかったのかもしれませんね、結局はどのレベルを求めるかだと思います。
オークションなどで売られているランナー付きのホイールにはめられたペラタイヤ、そういうことです（加工ベースとしてはラクできそう）

使用するホイールの径と狙うタイヤの径によっては最初からキッチリやっておいて損はないと思います。
（ホイールのブレのぶんタイヤの厚みがバラバラになりタイヤが極薄な場合バーストしたり真円精度が高くても重量のバランスが悪くなって振動を生んだり、このへんは今後別の記事で触れるかもしれないので今回はスルー）

真円精度だけを求めて4輪の径がバラバラだと意味がないのでできるだけ揃えるようにします。
そこで前回の記事で用意していたノギス（DAISO）を使います。
精度は期待したらダメです、ほなどないすんねん？ですが、径を図るために使うのではなくゲージとして、目安として使います。
流れ的にはこう、

とりあえず4輪の真円修正をする
↓
適当に1輪をノギスで挟む（測るではなく挟む）
ギュッと力を入れて挟むとタイヤの弾力ぶん小さくなっちゃうから優しく
↓
残りの3輪をノギスの幅に当てて通るか通らないかを見る
↓
4輪の中で径が一番小さいものを見つけ、それをノギスで挟む
↓
目標の径のゲージの出来上がり
ローハイトタイヤなら25〜26mmの間になると思います。

、、、いける？伝わる？ついてきてくれてる？

ようは残りの3輪をゲージに当てて様子を見ながら一番小さい径のタイヤの径に揃えようってことです（伝わる？）

いきなり◯◯mmのタイヤを〜、ではなくてまずは4輪で径が揃ってて真円度の高いタイヤに加工しようぜってことです。

では前置きが長くなりましたが削りましょ！

ホイールのときと同様にこの方向でタイヤが回るように持つと作業しやすいと思います。
（サウスポーさんは画像を反転させて）

脇を締めて両手はこんな感じでくっつけると手がブレにくくて作業しやすいと思います。
あと削りカスがばちばちに飛んでくるので保護メガネ推奨。奥様への配慮、推奨。一人暮らし、フリーダム。親と同居、孝行して。

ヤスリの当て方もホイールのときと同じように力を入れすぎず少しずつ削っていくほうが時間はかかるけど綺麗に削れると思います。
タイヤが熱を持ちだすと表面が溶けてベタついて削れにくくなってきたり（タイヤの種類によるかと思います、個人的に硬いタイヤのほうが削りやすい）

少し脱線しますが面タイヤ？なんて呼んだらええのかイマイチわかりませんがトレッド面が全て接地するタイヤ、ダミータイヤを使ってないタイヤ。
これって作るの凄く難しいですよね。
走らせた後にタイヤの汚れの付きかたが4輪でバラバラなんてよくあると思います。
時間をかけて頑張ったら今回使っている道具でも不可能ではないと思いますがまず無理、気持ち的に（僕は）
なので見た目は面タイヤやけど意図的にイン側かアウト側の好きなほうを接地させるように意識して削っていきましょう。
今回はイン側を目標径でアウト側はそれより少し小さく、な感じでいきます。
って思ってたら何も考えず使ったタイヤがオフセットトレッドタイヤでした、、、ま、まぁやることは同じよ、径揃えてブレを無くす、コレコレ。

ひたすら、

心を無に、

全然削れていかへんやんけ、、、
ヤスリの角とか色んな当て方模索して頑張る、、、
スライドさせながら当てたり、、、

少しずつ削れてる。

ヤスリと眼鏡の削りカス、削れてる、ゴール遠いけど削れてる

これコーヒーとか飲みながらやるとカスめっちゃ入りよるから気をつけて。

もぅ、、ええか、、、？

開封してポン付けと違ってパーティングラインが無くてカツい雰囲気、出てます？愛着湧きました？
僕は二度とやりたくないです、しんどい、、、

削った面にペーパーを当てて磨いたりしても良いかもしれませんね。（当て方ミスると線傷つくよ、優しく撫でる感じから始めて）
表面の仕上げ方でグリップコントロールしたり狙った径に削ったり好きな色でファッションしたり基本をおさえて徐々にステップアップしていきましょ！

僕は削り上がったらパーツクリーナーとかユニクリーナーで拭いて仕上げて終わりのパターンが多いです。
表面がちょっと溶けるから意外とキレイになってコレでええか、ってなりません？

結論！今回みたいに道具が限られた最低限な感じの環境でもタイヤ加工はできないこともない、ただ苦行！

・ワークマシンはギャリギャリうるさい、晩に作業するのは厳しそう
・100均ダイヤモンドヤスリはサクサク削れない（粒度にもよるやろうけど僕はいつもタイヤ加工でダイヤモンド系のは使ってないです）
・時間めっちゃかかる

最初にワークマシンいかがでしょう！とか言うといて気まずいけど自分にあったヤスリ、リューターぐらいは思いきって買ってみたほうがミニ四駆の加工作業が華やかに穏やかになると思います。
ほら、タイヤ以外にシャーシとか板の加工にもあったら便利だし、、、さ？
ノギスも色々なシーンで使うから後々買うなら思いきってみてもよろしいかと。
予算に限りがあるなら優先順位をつけて徐々に揃えていってもええやろうし。
個人的にタイヤ加工だけでいうならまずヤスリを優先させます、ええのがありますねん、そのうち紹介します。

以上、無人島でタイヤを削らないといけないサバイバルを想定したら、、のコーナーでした！

お付き合いありがとうございました！
ガッカリさせたかもしれないけど次で挽回するわ。
次は何の話題にしましょうかね〜（リクエストコメントとかくれたら助かります）