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東南アジア就職ログ 5 | Linkedin活用のメリット

前回は日本の採用市場がうらやましいという話を書きました。

大手採用媒体をほぼ使用しないので、
採用コストがかなり安いというものでした。
そこで取り入れられているのがLinkedinです。
なので今回は、気軽に始められるLinkedin活用術を
お話したいと思います。

日本でこそ最近有名になってきていますが、
2003年にアメリカで開始されたので
その歴史は20年近くにもなります。
ミーハーなわたしは気になるSNSはとりあえず登録するので
社会人になって数年で登録した記憶があります。
それでも6-7年はくらいだと思います。

それでも、比較的外資系や英語に興味のある
ちょっとミーハーな人たちが登録している
という印象がまだ強いです。

なぜ流行らないのか


日本であまりLinkedinが流行らないのは
✔個人情報がバレる
✔英語がめんどくさそう
という点が挙げられると思います。

しかし、これらは改善できます。

その1 個人情報の開示は自分で設定ができる
”誰でも見れる” や ”つながった人が見れる”など
管理画面で設定が可能です。
また実は足跡機能があるLinkedinですが、
これはリクルーターにとってはかなりメリットがありますが
一般の人にはmixiを彷彿させるので
気が乗らない人もいると思います。
でもこちらも設定で”匿名”にすることができるので
だれが見たかはわからなくなります。

そのため意外と個人情報を開示する人を
選べるようになっているのです。


その2 英語で書かなくてもいい
Linkeinはアメリカ発祥のアプリですし、
日本での普及率は高くないので
「外資向けでしょ」と思われるのですが、
日本語のみの表記でも可能です。

ただ、外資系を目指されるのであれば
すべての項目を頑張って
英語で書いたほうが”英語を話せる人”と
取り扱ってもらえるので頑張って書きましょう。

最近では日系企業の求人も増えてきたので
日系の仕事を探すこともできますし
(ただし、それほど数は多くない)
Linkedin経由でそのまま応募することもできます。

そのため結構気軽に始められるSNSでもあるんです。
登録方法は簡単で、Webからでもアプリからでも始められます。

とはいえ、日本においてはまだ媒体市場が強いのもあり
別にこれに登録していなくても転職活動はできます。
なので、転職を前向きに検討している人でないと
別に必要ないかなーと思うアプリなのです。

登録していてよかったこと

数年間使用していてデメリットは感じたことはありません。
むしろよかったことは、採用担当目線とユーザー目線でも
感じることがあります。

採用担当目線で言うと
✔自分自身が媒体になれる
✔ほぼ無料で人を採用できる

ユーザー目線では
✔名刺代わりになる
✔会社の人とドライにつながれる

という点です。

採用目線のほうは、先ほどからも説明したように
ほかのSNSと同じようにつながればつながるだけ
フォロワーが増えていくので
1000人つながれば1000人が登録している
採用媒体になれるのです。

残念ながら無料でできることは限られていますが、
記事をポストすることはできるので
それだけで無料の媒体になりうるのです。

さてユーザー目線ですが、
簡単に”ビジネス上で”つながりたい人と
つながることができます。
特にそこまで仲が良くもない会社の人から
「Twitterやってるの?IGやってるの?教えて!」
いい気持ちがする人はあまりいないでしょう…
しかし、ビジネスのネタが大半のLinkedinを交換すれば
プライベートののぞき見は、
こちら側が発信しない限りないのです。

また、退職してしまうけれど
この人とはずっと連絡を取りたい、でも
Facebookでプライベートをのぞかれるまでしたくない…
という人にもおすすめです。

Linkedin経由のほうが採用されやすい

両者の目線で見たときのLinkedinの大きなメリットは
Linkedin経由のほうが採用されやすいです。
先ほどから述べているように
基本的に無料での採用になるので、
採用担当者側として極力採用フィーをおさえたいので
たとえ紹介会社から候補者があがってきても
同等の能力であればLinkedin経由を選ぶでしょう。

海外就職も同じで、優先されるのは
紹介(リファーラル)やLinkedin経由、
またはJobstereetからの格安採用、
その次に紹介会社という感じです。

そのため、将来的に海外で働きたいなら
登録しておいたほうが優位になると思います。
もちろん、学生でも登録可能です。
学生の登録者数も少ないのですが
Linkedin経由でも新卒採用をしているところはあります。

ただ、やはりSNSなので変な人はいます。
後日Linkedinであった変な人についても書きたいと思います…

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