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東南アジア就職ログ 1 | やさしい電話応対

暗い記事が続いたので明るい話も書こうかなと思います!(がんばる)

現在東南アジアでリクルーターをしています。人事の中でも採用だけを担当しているイメージです。
ロックダウンの影響もありましたが、徐々に緩和されてきているのでオフィスに出社する人も出て街にも活気が戻ってきているようにも感じますが、残念ながら日本と同じように失業者は出ています。

すると、職を探している人たちはLinkedinのプロフィールに”仕事を探しているよ!”と書いたり、自分からリクルーターに直接連絡を取りにくるのです。

こちらに来てわかったことは、日本は待ちの採用、海外は攻めの採用ということです。
日本はまだリクナビ・マイナビ…など媒体が優位なので、これまで当たり前に感じていましたが候補者も人事も待ちの姿勢が多かったと思います。
(応募が来たら連絡を取る、ある程度限られた求人の中から応募したいものを探す)
ダイレクトリクルーティングはどちらかというと役職が上の人に有効でした。

かたや海外はダイレクトリクルーティングが主流で、主にLinkedinともうひとつ現地で有名な媒体(でもダイレクトリクルーティングの機能あり)、そしてエージェントを使用(お金がかかるのでそこまで好まれない&微妙な候補者が送られてくることが多い…)しています。
なのでそこまで役職が高くなくても、”いい条件であれば転職する”人が多いです。なので、いきなり電話をかけても結構話を聞いてくれるんです。いわゆるコールドコールに優しい、これには驚きました。

正直電話対応が好きではない(むしろできることならやりたくない)のですが、上の指示もありとりあえず頑張って英語で電話をしてみると、最後まで聞いてくれたり、興味がなければ興味がない理由もきちんと話してくれるんです。しかも平日の日中。もう本当知らない番号からごめんなさい、わたしだったら出ません。

基本的に日本語スピーカーの採用なのである程度日本語が話せる方にしか電話しないのですが、やっぱり英語の発音がおかしいんでしょうね…たまに発音がそうだと思いましたー!と言われてちょっとショックを受けます笑

さらに、だいぶ緩和されましたがロックダウンの影響で人と話すことが減ったので、ちょっとノリのいい候補者だとかなり話を続けたくなります笑
これが日本だと「かなり楽しくお話できたので通過したと思いました」なんて言われることがあったので基本的に笑いなるべく起こさず一本調子で落ち着いて話すことにしているのですが、おそらく日本語にはそこまで抑揚がないのでちょっとトーンが上がると、かなり良く聞こえてしまうんでしょうね…

おかげでお店に電話するくらいであれば怖くはなくなりました。
ただし、これがコールセンターだと対応するのが日本人になるので、電話応対で優しい人が多いというのは立場が変わるので参考になりません。
もちろん日本に戻ったらまたやりたくないのですが、これまで苦手だったことが少し減って、案外えいやあ!で挑戦してみるって大事なんだなと思います。

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