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ChatGPTのコンタクトセンターでの使い方 - あまり難しく考えない -

事情がありまして、書くことになりました。
何人かの方とお話しをさせていただいたのですが、コンタクトセンターでChatGPTは使えるのではないか。
SalesforceのEinstein GPTはMS/OpenAI ChatGPT系なのでイコールと思ってください。
Trailheadにコースは出てきたのでそれを学んでからにさせてください。

今回はあくまでも概念的なもので詳細の実装は省きます。
前提はスクラッチの問い合わせシステムです。

最初にできることは分類。
この場合、緊急、重要、通常、カスハラは区別ができます。
具体的にプロンプトは、
「以下の問い合わせを緊急、重要、通常、カスハラのどれかに区分して要約してください」
メールサーバで受信してシステムの一覧にChatGPTからの回答を整形すればメールの対応プライオリティを整理しやすくなります。

次に返信。
一番、ストレスフルなのがカスハラ。
これを受信したメッセージをそのまま謝罪することができます。
具体的には以下のプロンプト。
「以下のメールへの謝罪文を書いてください」
これは絶対、自動ではやらず、手動で文章が誤っているかを確認してください。

あとのメールの下敷きとかは、プロンプトは謝罪文を作るのと同じようにする感じです。

基本的にはコンタクトセンターで自動返信をすると倫理的に人間性を失うでやめた方がいいです。

ちょっとアプリの作りをしますが、Webの画面でChatGPTの結果をテキストフィールドに出力させて、修正させる。
送信は人間の判断。送信したメッセージはRDBMSに収納する。
こんな感じことはできます。」

ここの実装はいろいろな提案がありますが、ここまではできます。
これで1時間に1通メール対応を増やせて、ストレスから解消されるなら、有用でシステム投資を考えるべきです。

SaaS ChatGPT対応のGPT4対応APIもありますし、情報管理次第です。

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