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エリーの配信後記#17「編集者/バリューブックス所属 飯田光平さん」

「もったいない」ってとてもいい言葉だなぁ。

食べものを余らせてしまうという意味などで使われる「もったいない」という意味ではなくて、「もっと良くなるのに!」という意味でのもったいない。
さらに、もったいないと「気にかかってしまうこと」ってとても個人の能力を引き出すものだよね。

飯田さんの場合は「最適化されていなくてもったいない」「知りたい人がいたら伝わっていないのはもったいない」ということが、気にかかってしまうことに当たるのかな。
私の場合はなにかなぁ。「小難しくなってて、伝わりにくいのもったいない」とかが、気にかかることかな。

あと、今回好きだったフレーズが「◯◯という肩書をもったほうが、自分の力がより発揮されるだろう」という部分。
今のポジションや、与えられた肩書ではなく、「自分の力がより発揮される」という視点からの肩書ってとってもステキ。
ちょうどいま、肩書悩みのタイミングなのでビビビときました。

とにかく全体的に、ご自身のことや考えがとても分析・整頓されているなぁって。
普段から思考しているんだろうなぁ。

「その人にとって良ければいい。手に取るかどうかはその人次第。」という押し付けがましくない、そのスタンスが、飯田さんのスルッと受け入れやすい印象をつくっているんだと、話していてめっちゃ伝わりました。

自分の感じる「もったいない」気づいた時にストックしていこう。

ゲスト紹介

第2シーズンの最後の4組は「編集」というキーワードでお送りします。トップバッターは、株式会社バリューブックスに所属する編集者、飯田光平(いいだこうへい)さんです。

飯田さんは、神奈川県藤沢市生まれ、2017年に長野県上田市に移住され、およそ120万冊、国内最大級の古本を扱う、ネット古書店バリューブックスさんに入社されました。
もともと、子どものころから本を読むことが好きで、書店員をしたり、本のある空間をつくったり、文章を書いたり、編集したりと、気がつけば本にまつわる仕事ばかり手がけていらっしゃったそうです。

Youtubeでは巷にあふれる本の中から気になる1冊を拾い上げる「ブックラジオ」を配信。また、もしかしたら、本に関わっている方にとっては普通なのかもしれないのですが……私が特にすごいなぁと感じたのは、noteやtwitterで発信されている「気になる新刊」。すごい週だと1週間なのに100冊を超える新刊を紹介されていて、本当に本や文章の中で生きてきた方なんだなぁとストレートに感じました。

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