コトトバ#43「佐久穂町地域おこし協力隊 副島優輔さん」

配信日時/2021年3月27日(土)7:00-8:00
ゲスト/副島優輔(佐久穂町地域おこし協力隊/公立大学法人長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター 地域コーディネーター)
モデレーター/瀧内貫(株式会社コトト 代表取締役/ミリグラム株式会社 取締役 など)
アシスタント/草野エリ(クサノスタイル代表/塩尻大門マルシェ実行委員長)
サポート/内川奈津子、小口真奈実、菊地徹、塚原諒、間藤まりの、宮坂詩織 他

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<モデレーターからのメッセージ>

クリエイティブの方向性は新しいことをつくり出すことだけではないように思う。ネガティブな要素も含め、土地のさまざまを記録し編集して、そこにある光を見出せるようにする。そうやって、土地の有り様をを明らかにすることが新しい何かのための立脚点となっていく。わかりやすく新しいことを産み出すことに加担していない分、周辺から見てわかりにくいかもしれないけど、彼がしていることは、必要な、腰の座った行動だと思うし、移住者とその土地にいる人たちをつなぐような結節点を生む行動にも見えている。副島くんを含むこれまでの3人との対話のきっかけとなった、3月の頭に登壇した企画で「すべてはここにある」という言葉に出会った。その「ここにある」光を集めるような彼の行動から見える景色を聞いてみたいと思う。

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<ゲストプロフィール>

副島優輔  
1983年生まれ。埼玉県川口市出身。2006年よりTV番組制作に従事。育児を機に、2014年より地元川口の企業に移り、映像制作を通じたメディアリテラシー学習プログラムの企画、運営を行う。2017年、ミャンマーと日本の国際共同製作ドキュメンタリー「Dream Over Monsoon」をプロデュース。2018年より長野県佐久穂町へ移住し、同町の地域おこし協力隊となる。移住支援、集落運営支援、映像制作、復興支援等幅広く活動中。2018年、同町CM「さくほっ手?」がふるさとCM大賞NAGANOにて大賞受賞。2019年より長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター東信地域コーディネーター兼任。佐久穂町地方創生推進会議委員。

<モデレータープロフィール>

瀧内貫
デザインディレクター/ローカルコーディネーター/企画家。1978年大阪生まれ長野育ち。株式会社コトト 代表取締役、ミリグラム株式会社 取締役。地域に根ざし、ブランドデザインや各種広告などのデザインディレクションを手がけるほか、ソーシャルグッドのための活動やプロジェクトをコーディネートするなど、様々な分野の「橋を架ける仕事」として、グラフィックデザイン、コミュニティデザインを基軸としながら活動。単一の仕事に携わるだけでなく、多様なコミュニケーションや複数のプロジェクト企画などを組み合わせた、立体的なディレクションを得意とする。公立大学法人 長野県立大学ソーシャルイノベーション創出センター 地域コーディネーターとしても活動中。公私混同、仕事とプライベートの境目なく、長野県とその周辺をぐるぐる。関係人口的に通い続けている地域として、長野県木島平村、長野県根羽村などがある。


<アシスタントプロフィール>

草野エリ
長年の飲食サービス業で培った、人とのコミュニケーションを得意とし、コミュニティ運営や企画運営を手掛ける。
運営チームにも入っている「シビックイノベーション拠点スナバ」を中心に活動。
2020年10月から「塩尻大門マルシェ」をスタート。
ひとりひとりの「たのしい」を真ん中に、人から思わず出てしまうエネルギーについてや、新しい経済活動を探っています。

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